危険なフィアンセ〜皇帝と秘密の取引〜 ・第19,20話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「危険なフィアンセ〜皇帝と秘密の取引〜 」第19,20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【19話】皇帝陛下の背中を守ると誓ったマリアンヌ

マリアンヌは、陛下に対して憤りを感じていました。

しかしよくよく考えてみれば陛下からの好意は自分の利用価値によるものであって、愛情などは一切関係ありません。皇帝陛下の好意は、単純に「人質に対する配慮」に過ぎなかったのだろうとマリアンヌは納得します。

陛下はマリアンヌに心を開いていないけれど、それは間違ったことではありませんでした。その証拠に、マリアンヌは前世で人を信用したばかりに愛するものから命を奪われるという悲惨な死を遂げたのです。

マリアンヌは、陛下の本心について考えることをやめました。彼の本心がどうあれ、自分は皇帝陛下の背中を守ると誓った身であることを再確認します。彼女は、まずはこの邸宅で無事にパーティーを開くことに専念することにしました。

いよいよパーティー開催です。招待客の中には、チェスターのエリカ公爵夫人の姿もあります……。

【20話】気まずすぎるパーティーでやはりハプニングが発生

いよいよパーティーが始まりますが、一癖も二癖もある貴婦人たちが集められて、テーブルは会話が皆無でした。

そんな中ただ一人親しみやすそうに話をしているのは、フレイ5世陛下の第2皇女でありラモント公爵の妻であるカトリン公爵夫人の娘・レイン嬢です。
レイン嬢と母親のカトリン公爵夫人の姿を見て、マリアンヌは自分にも母親がいたらあんな感じだったのだろうかと胸を痛めます。

夫人たちは一緒にテーブルを囲みはしていますが、やはり犬猿の仲であることが伺えました。中でもルノー伯爵夫人は、エリカ公爵夫人に酷い嫌悪感を抱いています。

エリカ公爵夫人は、そんなルノー伯爵夫人を挑発するような言葉を発してきました。これに怒ったルノー伯爵夫人は怒りを顕わにしますが、自分の服にお茶を溢してしまいシャルロットに連れられて別室へ移ります。

そこでルノー伯爵夫人はシャルロットに、マリアンヌは条件だけで見れば皇帝の傍に居る資格は十分だが、エリカ公爵夫人に勝てるとは思えないと不安要素を露わにしました。

シャルロットはルノー伯爵夫人を安心させるために、マリアンヌについての情報を開示してしまいます。

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ルノー伯爵夫人とシャルロットの関係
2人はかつて侍女として皇后の傍に使えていました。ルノー伯爵夫人は侍女長として使えており、シャルロットは昔から彼女のことを慕っていたのです。そんなルノー伯爵夫人の心が乱されていると知ったシャルロットは、彼女を落ち着かせるためにマリアンヌに関する情報を漏らそうとしてしまいます。シャルロットはルノー伯爵夫人を信頼しているようですが、果たしてこれがこの先どう影響してくるのか……。

シャルロットは一体どこまで話すつもりなのか
ここで問題になるのは、シャルロットがマリアンヌに関してどこまで話すつもりがあるのかです。皇帝陛下に反逆者を密告した話までしてしまうつもりなのでしょうか。それを話すか話さないかによってストーリーに大きな影響を及ぼしそうですよね。

今後の展開について
エリカ公爵夫人が何かを企んでいる気がしてなりません。彼女はマリアンヌに花を贈るのですが、喜んでいるマリアンヌを見て不敵な笑みを浮かべていたんですよね……。この贈り物の花には何かが隠されていそうで怖いです。