パンプキンナイト・第94,話95話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ LINEマンガ

「LINEマンガ」に掲載されている「パンプキンナイト・」第94話,95話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

和也に残った重すぎる後遺症

無事に精神科病棟から逃げ延びることに成功した尚子と和也は、美しい沖縄の海を訪れていました。血みどろの視線を乗り切った2人でしたが、今や穏やかな時間を過ごしています。

抱き合う2人。すると和也が突然足を挫いてしまいました。尚子は心配ですぐに和也に駈け寄ります。

それを見ている眼鏡の医者と煙草を吸う男。医者は、和也の足の麻痺が進行しているようだと呟きます。彼が言うには、和也の脳内神経は現在進行形で破壊され続けているのだとか……。

一方では例の精神科病棟に対するデモが勃発！どうやら有紀達が政府の汚職と非人道的な人体実験の内容を拡散することに成功したようです。

政府の謀略

非人道的な人体実験に政府が関与していることが世間に晒されることとなりました。しかし政府は沈黙を貫いたままで、デモは各地で暴動にまで発展しています。

事態は収拾ができない程の大事になってしまいました。

しかしこれは、ただの始まりにすぎないかもしれません。もともと政府は「従順で死を恐れないスーパーソルジャーを作る」計画を成功させるために人体実験を繰り返していました。死をも恐れない従順な兵士は、政府にとってはこの上なく都合のいい存在です。

しかしそれは兵士だけに言えたことではありません。もしかしたらスーパーソルジャー計画はただのひな形にすぎず、政府は国民全員を従順で大人しい家畜に作り替えるために、例の人体実験を進めていたのかもしれないのです。

天才ハッカー有紀が臨むのは「第三次世界大戦」？

女装して街に繰り出した有紀は、軍人らしき男・ジョージからあるものを提供されます。それは、戦車でもヘリでも破壊できるほどの能力を持つ手持ち式ミサイルです。

有紀は政府の汚職を全て暴露して群衆の怒りを煽った、いわば今回の暴動の火付け役でした。そんな彼の口から直接出てきた言葉は「第三次世界大戦」という過激すぎるワードです。有紀は今回の暴動を世界大戦にまで発展させていくつもりの模様……。

有紀はなぜそんなにも世の混乱を臨むのでしょうか。世界を巻き込む戦いともなれば、何かしらの大義があってもおかしくはありません。ただ有紀に関しては今もまだ謎な部分が多いので、彼が何を思い何を考えているのかはまだ未知数です。

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精神科病棟での激しい戦いがひと段落し、尚子や和也は心の傷を癒すための生活をスタートさせていました。一見すると微笑ましいカップルにしか見えない2人ですが、実は和也の脳内では急速に神経の破壊が進んでおり、彼は時期に言葉も発せず表情も作れない人形のような存在になってしまいます。今こうして尚子と笑顔で会話をしているのが奇跡なのだと医者は話していました……。

もし今の尚子が和也まで失ったら、其れこそ本当に心が壊れて戻ってこれなくなってしまいそうです。