花野井くんと恋の病・最新36話のネタバレと感想｜デザート9月号

2021年7月26日発売の「デザート」9月号に掲載されている「花野井くんと恋の病」第36話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

花野井くんと恋の病・第36話のネタバレ

文化祭の最終日、今夜は後夜祭がある。 花野井は、大切なピアスをなくしたことに気づく。

それは、花野井がずっと心の支えにしていた友達からもらったもの。 一人でピアスを探すことにした花野井は、ほたるには後夜祭は出ないで帰ると嘘をつく。 ほたるが柴村たちとも過ごしたいかと思い、気を遣ってしまったのもある。

ついに後夜祭が始まったが、ピアスは一向に見つからない。

花野井が一人で途方に暮れていると、後ろから目隠しをしてくる人が。 それはほたるだった。 しかも文化祭のコスプレによって、ほたるはロングヘアのウィッグをつけている。

花野井は驚くが、ほたるは花野井がまだ学校にいると思って探しにきてくれたのだ。 柴村たちとは別日で遊ぶ約束をしたので、後夜祭は花野井と回れるらしい。

ふと花野井の耳にピアスがないことに気づくほたる。 ほたるも一緒に探してくれることになったが、どれだけ探しても見つからないままだった。

ピアスについての思い出を花野井から聞いたほたるは、それがかなり大切なものであると気づき、クラスメイトにも探してもらうことに！

みんなで探したおかげで、ピアスに関する情報をまとめていく。 すると、落とし物として届けられていたことが判明し、ピアスは無事に花野井の手元に戻ってきた。 喜ぶ花野井は感謝の気持ちを伝え、クラスのみんなはそんな花野井の態度に驚き喜ぶのだった。

後夜祭の終盤で打ち上げ花火が上がる中、花野井はほたると2人で教室から眺めていた。

今日一日、コスプレのためにロングヘアにしているほたる。 過去、嫌がらせで髪を切られてしまったトラウマを少しは克服できているのかもしれない。 過去の自分から変わろうと努力する花野井の姿を見て、ほたるも勇気がわいたのだと言う。

その言葉は、花野井にとっては心から嬉しいものだった。 ほたるはそのまま、花野井のことが好きだという気持ちを伝える。

しかし、花火の音がタイミングよくかぶさってきて、ほたるの言葉をかき消してしまう。 何度も何度もかき消える「好き」と言う言葉。

とうとう焦れったく感じたほたるが、大声で大好きだと叫ぶと、ようやく花火の音に邪魔されなくなった。 そのたったの一言は、花野井の全身に衝撃となって走る。

少し遅れて届いた花火の音。 2人はしばしの間、目を見合わせ、そして笑い合った。

お礼を言うほたるの姿が、昔のほたると重なる。 花野井の目からは涙がこぼれ落ちるのだった。

今の自分なら、きっと何にだって立ち向かえる。 花野井はそう強く感じていた。

帰り道、花野井がほたるにあることを伝えようとした瞬間。

ほたるの後ろにある女子がいることに気づいた花野井は、そのまま言葉を失ってしまうのだった・・・！

 

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花野井くんと恋の病・第36話の感想

は〜〜〜こんな高校生活が送りたかったです！！ 羨ましいですね！ピュアでまっすぐで、本当に綺麗な恋だなって思いました。 変わろうと努力する花野井くんに勇気づけられて、自分もまた変わろうと頑張るほたるを応援したくなりました。 花野井くん自身も、自分が変わろうと努力して、実際に変わっていってることを、一番大好きな人に認められて嬉しかったのではないでしょうか。 そして後夜祭での花火が打ち上がる中、花野井くんがほたるからまっすぐな告白をされるシーンが、印象的で感動します！ こんなに何回も、全力で一生懸命に好きだと伝えられて恋に落ちない人はいませんね・・・。 花火の衝撃と同じくらい、いやそれ以上にほたるの声が届いたことが分かります。 青春すぎる・・・！ よく、人は変わらないなんて言われますが、誰だって変わろうと努力しているもの。 それを簡単に変わらないとか、三つ子の魂百まで、なんて言って決めつけてしまうのは、未来の多くの可能性をつぶしてしまっていますよね。 苦しくても変わろうと頑張る、そんな花野井くんやほたるが輝いて見えました。 最後のシーンでは、花野井くんが驚きに固まってしまいましたが・・・。 この後どんな展開になるのでしょうか！？急激な波乱がくる予感がしています！