【第5話更新】『おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中！』のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中！」第2話,3話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ニコルとの関係修復を図るケイオスに、邪魔者登場！？

ニコルは完全にケイオスに愛想を尽かし、書類上のみの結婚関係を望んでいました。今更になって事の重大さを実感するケイオスです。

すべてはニコルの勘違いから始まったことですが、そもそもニコルのことを放置していたケイオスには全面的に落ち度があります。

キャロライン王女を始めとした生徒会メンバーは、何とかしてケイオスとニコルが仲を取り戻すように策を練りますが……。

なんとここで、ケイオスがニコルと関係を再構築しようとするのを、邪魔する輩が現れたのです！

恋人同士が仲を取り戻すことに反対するなんて、一体どんな人物なのか？

実は、ケイオスがキャロライン王女に心酔するがあまり婚約者のニコルを放置しているという盛大な勘違いをしているのは、ニコルだけではなかったらしく……？

責任を感じるキャロライン王女

キャロライン王女は、ケイオスが婚約者を蔑ろにしていた原因の一端が自分にあると考えていました。

学園の恋人同士は昼食を一緒に食べるのが通例だったのですが、ケイオスはいつもキャロライン王女と一緒に食べていたのです。

キャロライン王女は、ケイオスが自分に尽くしすぎるのを咎めることができなかったと、今更ながら悔いています。

この様子から、キャロライン王女はケイオスに対して恋愛感情を抱いているわけではないことがハッキリ伝わってきました。

悪名が広がってしまうケイオス

おひとり様を楽しむようになったニコルですが、恋人同士の絆を重んじる学園で、常に単独行動をするニコルの存在はかなり目立っていました。

周りの生徒たちは、なぜニコルとケイオスが行動を一緒にしないのか不思議に思い始めていたのです。

ここでニコルが現状をありのまま生徒たちに説明したせいで、なんと生徒たちは、ニコル動揺に「ケイオスが本命のキャロライン王女にばかり執心してニコルを放置している」と勘違いしてしまったらしくて……。

どうやら今のケイオスは、学園の生徒たちを敵に回している状況のようです。

必死にニコルとの関係を修復しようとするケイオスですが、どうやら学園の生徒全体を敵に回しているようで、想像以上に道のりは厳しくなりそうです。

当のニコルは現状の学園の様子も、ケイオスの本心も、まったく気づく様子はありません。マイペースでおひとり様をエンジョイしているニコルです。

そんなニコルに、友人ができそうな兆しがあります。おそらくケイオスとニコルの不仲を勘違いしている学友たちが、ニコルに同情して構うようになってくれているのでしょう。

おひとり様とはまた違って、友人たちとの時間も楽しむようになったニコル。ますます、ニコルの中からケイオスの重要性が消えて行ってしまいます。

婚約者に冷められていることにようやく気づいたケイオス！

キャロライン王女がニコルに探りを入れてくれたおかげで、ニコルが婚約者のケイオスのことを本気でどうでもいいと思っていることが明らかになりました。

これにようやく危機感を覚えたケイオスと、キャロラインを始めとした生徒会メンバーは、すぐに対策を練り始めます。

まずはケイオスに、ニコルをデートに誘うように促すのですが……女の子の扱いがまだよくわかっていないケイオスの誘い方は、どこか威圧的。

本心では「ニコルと親睦を深めたい」と考えているケイオスですが、ニコルの方はケイオスがなぜキャロライン王女ではなく自分を誘うのか、本気で理解ができないようです。

2人は気持ちがすれ違ったままお茶へ行くことになるのですが、そこでも一波乱起きそうで……？

ニコルが自由奔放におひとり様を楽しんでいることを知ったケイオスは、ニコルが1人で街へ出かけることを禁止してしまったのでした。

そもそもニコルがおひとり様を楽しむようになった理由

最初はニコルも、婚約者のケイオスに恋心をしっかりと抱いていました。

しかし、あまりにもケイオスがキャロライン王女のことばかり優先するため、ニコルはおひとり様を楽しむことによって婚約者から放置される寂しさを紛らわせようとしたのです。

せっかくおひとり様をエンジョイできるようになってきた最中、ケイオスから干渉を受けては、行動が制限されてケイオスに対して更なる苦手意識が生じかねません。

ケイオスの愛はニコルに伝わらない

ケイオスが街へ1人で出かけることを禁止したのは、ニコルに悪い男が寄り付かないようにするためであり、街へ行くときは婚約者の自分も連れていけという意味合いだったのですが……勘違いしたままのニコルがケイオスの本心を読み取ることはありませんでした。

関係を修復しようとするケイオスですが、ただただ墓穴を掘っているようにしか見えません。

ケイオスとキャロライン王女の本当の関係

これほどまでに内心ではニコルのことを思っていたケイオスですが、一体なぜニコルと一緒にいるときにキャロライン王女の話ばかりしたり、事あるごとにキャロライン王女のことを優先してきたのでしょうか。

実は、第4話ではその理由の全てが明らかになります。ケイオスが本当にキャロライン王女に恋心を寄せていないことが明らかになるとともに、ケイオスとキャロライン王女が実は幼馴染のような関係であることも判明します。

ケイオスの人物像がハッキリとわかる重要な回なので、ぜひマンガでストーリーの詳細をチェックしてみてほしいです。

ケイオスとキャロライン王女の本当の関係が明らかになり、ストーリーの辻褄がピタリと合って、気持ちのいい回でした。

それだけに、ニコルがケイオスという人間を勘違いしているのが非常に口惜しく感じました。

誤解を解こうと必死になるケイオスですが、ニコルのほうはケイオスに対する信頼も愛情も完全に失っているため、素直にケイオスの言葉が耳に入ってきません。

関係修復に必死になるケイオスですが、時すでに遅しといったところです。

ケイオスとキャロライン王女の本当の関係が明らかに！

舞台は貴族が通う学園です。伯爵令嬢のニコル・ポートレットは、ケイオスという貴族の青年と婚約をしていました。

しかし、婚約者であるはずのケイオスは、常にニコルを蔑ろにし、あろうことか学園で1番の美女であるキャロライン王女に心を奪われているというのです。

と、ここまでが第1話のストーリーでした。しかし第2話では、ケイオスがニコルよりもキャロラインを優先していたことが、全てニコルの勘違いだったことが明らかになります！

実はケイオスは、キャロラインに対する忠誠心は抱いていても、彼女のことを女性として愛していたわけではなかったのです。

学園では伯爵家以上の生徒には皆、婚約者がいました。卒業と同時に結婚をすることが多かったため、学園生活の中でなるべく多く婚約者と時間を過ごすことが、この学園での習わしでもあったのです。

そんな中、ケイオスに失望しておひとり様の時間を堪能し始めたニコルの存在は、浮きに浮きまくりでした。次第にニコルとケイオスのギコチナイ関係は噂になるようになります。

ついにはその噂が、キャロライン王女の耳にも届き……。

ケイオスは生徒会の仕事をしていただけ

ニコルは、ケイオスがキャロライン王女を愛しているから常に彼女のそばにいるのだと考えていました。

しかし実際には、生徒会長のキャロラインのことを、生徒会メンバーのケイオスが補佐していただけだったのです。同じようにキャロラインを補佐している男子生徒は、ケイオスの他にもたくさんいました。

王女と騎士のような関係

わかりやすく言えば、ケイオスとキャロライン王女は、主と騎士のような関係です。あくまでもケイオスは、キャロライン王女の仕事を補佐するために奔走していただけでした。

忙しさの中でニコルからのお茶の誘いをすっぽかしたり、手紙の返事を書き忘れたことは何度もありましたが、だからといって婚約者のニコルのことを蔑ろにしているつもりは、ケイオスには毛頭なかったのです。

すでにニコルの心は離れてしまった

とはいえ、ケイオスが婚約者のニコルに対して愛情表現を欠いていたのは事実です。

おそらくケイオスの中には、婚約者のニコルの気持ちが冷めることなんてないだろうと高をくくっていた節も少なからずあったことでしょう。

ニコルはニコルで、口下手なケイオスのせいで「自分はケイオスから全く愛されていない」と思い込み、ケイオスに対する気持ちが完全に冷めてしまっている状況です。

キャロライン王女とケイオスは幼馴染なんですよね。そのため、キャロライン王女がケイオスをつい頼ってしまうのは仕方がないことだったかもしれません。

そもそもキャロライン王女には隣国に婚約者がいるので、ケイオスといい関係になる可能性はゼロに等しいのですが……それでもニコルはケイオスがキャロラインを愛していると信じて疑わない様子でした。

ひょっとしたらニコルは、ケイオスにぞんざいに扱われるあまり、心が傷付いて正常な判断ができなくなっているのかもしれません。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！