乙女椿は笑わない・第46話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜ココハナ 2024年8月号

「ココハナ」2024年8月号に掲載されている「乙女椿は笑わない」第46話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

竹子の本心がついに明らかになる

椿と斗真は、命がけで火災から竹子を救出しました。その際に脱水症状で気を失った椿でしたが、無事に病院のベッドで目を覚まします。

目覚めた椿の第一声は、竹子の安否についてでした。自分の身体よりも、斗真や竹子たちのことを心配する椿。

湊はそんな椿の様子を見て、ある質問を投げかけてきます……。

数日後。いよいよ竹子も退院する日がやってきました。病院へ竹子を迎えに行く椿と斗真でしたが、どういうわけか病室に竹子の姿はありませんでした！

看護師いわく、竹子はしばらく1人になりたいと言って1人で退院してしまったのだとか……！果たして竹子はたった1人で何処に行ってしまったのでしょうか！

実は、椿たちには竹子の居場所に心当たりがあって……。

竹子が向かったのは……。

竹子はあっという間に見つかりました。彼女がいたのは、鎌倉の別荘にほど近い海岸です。すぐに見つかりそうな場所にいたことを考えると、竹子はもしかしたら迎えが来ることを想定していたのかもしれません。

斗真の嬉しそうな顔が好きだった竹子

最初は椿たちにつっけんどんな態度をとる竹子。しかし、2人がいざ帰ろうとすると、竹子は2人を唐突に散歩に誘ってきました。そしてあれこれ買い食いを勧めてくるのです。椿も斗真も一生懸命になってそれらをたいらげます。竹子はそれを見ながら、ずっと微笑んでいました。その表情は、母親が我が子を愛でる表情そのものです。

結局、竹子は子供たちを愛していた

後に、竹子は斗真が一心不乱に笑顔で食事をしている姿を見ると、昔から心が癒されていたというエピソードが明らかになります。最初は夫への復讐の為に養子をもらった竹子でしたが、次第に斗真や湊を愛しいと思うようになっていった竹子。子供たちを愛する気持ちと利用する気持ちが常に葛藤しており、長い苦しみを味わったと竹子は話していました。あの強情な竹子にも、きちんと母親としての一面があったということですね。

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竹子の母としての一面がしっかり感じられる神回でした。竹子編はクライマックスとありましたので、竹子にまつわるストーリーは一旦落ち着きそうです。

その一方で、ますます親密になっていく椿と斗真。2人の仲睦まじい姿は、屋敷のメイドたちにも筒抜けの様子です。2人が大々的に交際する日も遠くはないかもしれません！

「乙女椿は笑わない」コミックス11巻は2024年7月25日に発売予定ですが、コミックシーモアでは2024年6月30日に先行配信されています！