やんごとなき一族・第48話のネタバレと感想｜Kiss4月号

2022年2月25日発売の「Kiss」4月号に掲載されている「やんごとなき一族」第48話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「母親は我が子のお宮参りに参加できない」
そんな理不尽な古いしきたりに苦しめられる佐都。

しかしついに佐都は、深山家に反撃を開始します……！

お宮参りの神社は、我が子たちの晴れ姿を祝う人々で賑わっていました。
この地域では「産後の女性は不浄」とされ、母親はお宮参りに参加しないという古いしきたりがあります。 しかしまわりを見ると、ほとんどの家族が母親も同伴している模様……。

義母は、しきたりは家によって違うからねと凛ちゃんを抱きながら答えます。
健太はやはり若干反抗的な態度で、"それは結局考え方によってはどうとでも変われるということじゃないのか？"と言い出しました。

すると、遠くから佐都が走ってきます。
やっぱり凛のお祝いを一緒にしたかったと、息を切らしながらやってくる佐都。

深山家の義父母たちははこれに大激怒です。
佐都を非常識な女だと罵ります。

しかし健太が味方をしてくれて、佐都もお宮参りに参加できることに。
それでも義父母たちを納得させられたわけではありませんでした。

その夜、事件が起きます。
なんと、聖花が市原家を出ていってしまったのです……！

男の子を生まなければいけないというプレッシャーや産み分けにうんざりしていた彼女は、深山家に反撃する佐都の姿に触発されて家出をしてしまったのだとか……。

佐都が聖花に電話をかけてみると、彼女とモエは家を飛び出して何も考えずに沖縄へ行ってしまったのだそうです。

そこで抱えていた苦悩を吐露する聖花。
聖花と佐都は境遇がとてもよく似ていましたが、たった一つ違うことがありました。 それは、夫が味方になってくれるか、そうでないかです。

健太は古いしきたりに反抗心を抱いており、いつでも佐都の味方をしてくれていました。
しかし聖花の夫・伸次郎は、基本的には両親の考えに背かないタイプで、聖花の心に寄り添ってくれることはなかったのです。

しかしこれをきっかけに伸次郎も産み分けをやめると宣言！自分が今守るべきなのは聖花とモエだと両親に告げ、自分たちに対するこれ以上の干渉を禁止します。

その上で伸次郎は、聖花たちにもう一度やり直したいと申し出てきたのです。
聖花は涙を流しながら伸次郎を受け入れるのでした。

その姿を陰から見ていた有沙は、"伸次郎さん……この前はあんなに私を可愛いと言ってくれたのになんで……？"と一人涙を流すのでした。

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スカっと爽快な回でした！が……ラストシーンでちょっと疑惑が浮上してしまいましたね。 丸く収まるということはなさそうです……。

にしても佐都がお宮参りに参加できてよかったー！
調べてみたらお宮参りは元来父方祖母が赤ちゃんを抱くものなのだそうです。
それには産後まもない母親に無理をさせないという意味もあったそうなのですが、深山家の場合は完全に違いましたよね！
命がけで出産した母親を汚れているだなんて酷い話だなと思いましたが、昔はその考えが当たり前だったのでしょうか……なんだか切ないですね。

「やんごとなき一族」は4月からフジテレビ系毎週木曜日夜10時からドラマがスタートする予定で、さらに盛り上がっています！

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