真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！・第25話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです！」第25話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

古代語が読めるマリアベル

マリアベルは皇宮図書館を訪ねてみました。難解な古代語の本を手に取りますが、自分でも不思議なくらい、どれも難なく読むことができます。

そこへやってきたのは、レナートです。レナートは、熱心に本を読むマリアベルの姿を見て、王族と一部の人間しか入ることが許されない隠された特別書庫の鍵をマリアベルに預けてくれます。レナートがマリアベルを心底信頼しているのが伺えるシーンです。

レナートに誘われて秘密の扉を通り、特別書庫へやってきたマリアベル。そこには壁一面に古代王国の書がありました。中には迷宮に関する本もあります。

レナートの話では、この皇宮の地下には地下迷宮があり、王国の遺物はほとんどそこで発見されたものなのだそう。そんな迷宮への入り口は、この特別書庫にあるとレナートは言うのです。

マリアベルの印象が変わっていく

メイドたちは、マリアベルは頭もよく美しさも一際輝いている完璧な淑女だと噂しています。以前とはだいぶ印象が違うとも感じている様子でした。皇宮の中でも古代語が解析できる人間は限られているそうなので、マリアベルはそういった意味でも周りから特別視されているようです。

迷宮の壁に記された古代数字

古代語と迷宮には密接な関係があるようでした。レナートに誘われて迷宮の入り口に少しだけ入ったマリアベルですが、迷宮の壁には古代語で数字が書かれていたのです。迷宮はほぼ水没していて探索は困難ですが、古代語が解読できる者を同伴させれば、今でも迷宮を調査することができるかもしれません。もっとも、マリアベルが自ら迷宮の奥地へ赴く展開にはならなそうですが……。

孤児院の修繕が進む

西の孤児院では、マリアベルの計らいもあって、施設内の修繕が進んで子供たちは以前よりも快適に暮らすことができるようになっていました。子供たちが生活を安定させた上で勉強まで楽しんでいる姿を見ると、西の孤児院はようやく子供たちを独り立ちさせていくための基盤が整ったと見受けられます。ちなみに修繕の資金源は、前院長が横領した私物をオークションで売り払って捻出したそうです。

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古代語はほんの少しの違いだけで意味が全く違う文字になるようです。まさに難解な言語でした。しかし、マリアベルはそんな古代語を難なく読むことができます。

もしかしたら迷宮を探索することで、古代の遺物の発掘や古代に関する調査が進むかもしれません。古代語が読めるマリアベルは、迷宮の調査に大きく貢献できることでしょう。