異世界で姉に名前を奪われました・第19話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「異世界で姉に名前を奪われました」第19話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

イチカの中で募るセシルに対する疑念

イチカ（華恋）はセシルを疑っているようです。理由は、異世界に来る前に聞いていたセシルの情報と、実際の情報に食い違いがあるためでした。

確かセシルは食物アレルギーがあります。ちなみにこれは、鏡を通してセシルと親睦を深めていたカレン（一花）による情報です。

一花の鏡の世界の中の話を内心ではバカにしていた華恋でしたが、実はしっかり話を聞いていたようですね……。

イチカの中でセシルに対する疑念は膨らみますが、諸々の会話の流れから、逆にセシルがイチカの正体に気づき始める展開に。イチカの立場が危ぶまれています。読者としては美味しい展開かもしれません。

そんな中、どういうわけか舞踏会の会場に、とんでもない魔物を封印した呪物が持ち込まれます。舞踏会を盛り上げようと考えた国王の計らいによるものなのですが、しっかり大失敗を犯すのです。

聖女であるカレンとイチカの2人が、協力して魔物を再封印することになるのですが……。

胡桃アレルギーのはずのセシル

イチカは、カレンから「セシルは胡桃のアレルギー持ち」だと聞かされていました。しかし、実際のセシルはどうやら違うようなのです。このまま疑念が膨らめば、鏡の中で一花が話していたセシルと、今現在イチカの目の前にいるセシルが、同一人物ではない可能性に、イチカが気づくかもしれません。

ノアと親密になるカレン

一方でノアは妙にカレンと距離を縮めていました。それを見て違和感を感じるイチカ。もしかしたら羨ましく感じているのかもしれません。元の世界にいたころから、イチカの周りには男友達がいましたよね。基本的に自分が女として一番優位にいないと、イチカは落ち着かないのかもしれません。

神殿の長レヴィエン

ヘルデバ王国の王は、余興のつもりなのか、王国の呪われた国宝をイチカに解呪してほしいと依頼してきました。しかし封印されていたのはとんでもない魔物だったのです。こんなものが国王として扱われているなんておかしな話ですよね……。今回の騒動で、カレンが神殿の長レヴィエンと繋がっていることがノアに知れることになってしまいました。もっとも、カレン自身はレヴィの正体が神殿の長だとは夢にも思っていなかったようですが……。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

呪われた国王を封印する際に、イチカの助力したカレンがが使った魔道具が、神殿の長レヴィエンの所有物だったようです。それでノアがレヴィエンとカレンが繋がっていることに気が付いたようですね。

レヴィエンは時折、幼い少女に姿を変えて散歩を楽しんでいました。おそらくその際にカレンと遭遇し、興味本位でカレンに力を貸していたのだと思われます。