私がひとりで生きてくなんて・第2話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「私がひとりで生きてくなんて」第2話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

夫から離婚を切り出された専業主婦

夫から離婚を宣告されてから、少しでも変わろうとバイトを始めた愛菜（あいな）でしたが……ブランクが長すぎるためか、思うようにいきません。

単純な作業ですらミスをしてしまう様子から察するに、専業主婦として生活していたこの6年間、そうとう日常生活のあらゆることをサボっていた背景が伺えます。

これじゃあ、夫の宏之（ひろゆき）に愛想をつかされても文句は言えませんね……。

愛菜は心を入れ替えて家事やバイトをこなそうと必死になっていますが、そんな愛菜の頑張りは、もはや宏之には届きません。宏之が愛菜を見る目は心底「どうでもいい」と言わんばかりの表情。

離婚を回避するのはどうやら不可能のようです。このままでは、専業主婦だった愛菜は路頭に迷う展開に……。

しかしここで、事態は予想外の展開へ！宏之が愛菜と離婚をしたがっていた本当の理由が発覚するのです。

それは、愛菜にとって想像もしていなかった夫の裏切りでした。

ハルノ晴先生の最新作

本作は大人気コミック「あなたがしてくれなくても」の作者であるハルノ晴先生の最新作です。

前作は不倫と純愛が複雑に絡み合う大作でしたね。そして今回もやはりテーマとなるのは……。

しょっぱなから専業主婦の読者にはドキリとするようなシーンや台詞が盛りだくさんの本作。読む人を選びそうな内容だなと思いつつも、第2巻では唐突に予想外の展開に向かっていきます。

前作同様、ついつい読み進めてしまう不思議な魅力を持つ作品です。

税理士との出会い

愛菜は専業主婦として家事をサボりすぎた自分に責任があると感じ始めていましたが、実は離婚の原因はそれだけではありませんでした。

夫側にもしっかりと落ち度があったのです。今回、愛菜がそれに気が付いたのは、税理士の助言が大きなヒントとなりました。

おそらく今後、この税理士の男は物語に頻繁に登場するキーマンになると予想されます。

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最終的にこのイケメン税理士と愛菜が恋に落ちるなんて展開も可能性としてはあります。ただその前に、裏切り行為をした夫の宏之には制裁を与えなければいけませんね。

この制裁が成功すれば、ひとまず離婚したとしても愛菜は当面の生活費を慰謝料として宏之からぶんだくることができるでしょう。

ただ、短大を出てすぐに結婚し専業主婦になった愛菜に、そこまでの行動力があるかどうかは謎なところです。

税理士の男が今後も愛菜に手を貸してくれるなら話は別ですが、正直言ってこの男性が愛菜に手を貸す義理はありません。

愛菜は一念発起して、今から人生を挽回させる流れですが、兎にも角にも職歴のない状態での就職がまず鬼門となるでしょう。