墜落JKと廃人教師・第82話のネタバレと感想｜花とゆめ9号

2022年4月5日発売の「花とゆめ」9号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第82話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

灰仁との海デートの最中に、同級生と遭遇してしまった扇言は大ピンチです！
しかも灰仁はカモフラージュのために被っていた紙袋が雨でしっとりし始めてきてしまい、更なるピンチに陥っています！

同級生たちは扇言に、"社会人とデートをしているなんて隅に置けないね。"と茶化してきました。
"一体何歳差なの？"と興味津々で尋ねてくる同級生たち。

するとふと扇言も、灰仁が一体何歳なのか気になりだしてしまいます。

しだいに雨はガッツリめに振りだしてしまいます。
それにつれて灰仁が被っていた紙袋もパックリと破れてきてしまいました。

同級生たちは、扇言の彼氏の素顔が見たいと迫ってきます。
追い込まれる扇言ですが、灰仁はあまり焦っているようには見せませんでした。

直後、一馬がやってきます。
彼は瞬時に状況を把握し、扇言に助け舟をだしてきてくれました。

一馬は扇言の同級生たちに対して、"自分はこれから海の家でバイトだから、良かったら遊びに来ませんか？"と誘います。
学園の王子に誘われた扇言の同級生たちは、キャピキャピ騒ぎながらこの誘いに乗り、一馬と共に海の家へ行ってしまいました。

一馬が海の家に到着すると、入れ違うようにして、扇言の兄・詞が飛び出すようにして海の家を出ていきます。彼は何やら焦った様子でしたが……？

その後、浜辺でパラソルを盾にしながら2人きりの時間を過ごす扇言と灰仁。
灰仁の紙袋は完全にボロボロになってしまったため、彼はサングラスでカモフラージュを始めます。
そして自分ではなく扇言のほうを隠せばいいと言い出し、彼女を思い切り自分の懐に引き寄せてきました。

まんざらでもない扇言はじっとしたままです。

灰仁は、二人きりでずっといるともし誰かに目撃されたとき言い訳ができないから、一応島袋（詞）を呼んであると言い出します。

しかし紙袋を被れない詞が、素顔でこの場にやってくるわけがありません。

しかしそんな読みとは裏腹に、直後慌てた様子の詞がやってきました！
思い切り素顔を晒しています！

どうやら詞は灰仁から、「扇言がピンチ」だとメッセージで呼び出されたようです。

もとから島袋の正体が自分の兄であることを知っていた扇言は、気まずいながらも兄が自分のピンチだと聞いてなりふり構わず駆けつけてくれたことを嬉しく感じるのでした。

兄に疎まれていると勘違いしていた扇言ですが、灰仁のおかげでその誤解が少しずつ溶け始めています。

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灰仁って恐ろしいくらい自己犠牲の塊ですよね。本当なら扇言と二人きりでデートを続行したいはずなのに、扇言と詞の兄妹仲の修復を優先させてくれたんですよね。

学園ものの作品って数多くありますが、灰仁のようなタイプの先生ってなかなかいないよなぁとしみじみ思ってしまいました。

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