【第27話更新】暴夜の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ｜最新話から結末まで

「めちゃコミック」に掲載されている「暴夜」第6話,7話,8話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

誌勲と英花が恋仲に……！？

芙蓉館の妓主に英花（ヨンファ）の解放を求めた徐智鶴（ソ・ジハク）。妓主が思わぬ口答えをしたことで場は一瞬凍りかけましたが、誌勲（シフン）の父親がこれを納めました。ですが、誌勲の父親には何か思惑がある様子。

明らかに徐智鶴に下手に出る誌勲の父親。彼は、徐智鶴の要望通り英花を妓籍から抜くと約束します。また、ちょうど英花を自分の側女に迎えるつもりであることを明かしてきました。

誌勲の父親は、穏花（ウンファ）と英花が今後も気兼ねなく会えるように取り計らうと約束してくれるのですが……真意のほどは定かではありません。

さらに父親は、英花を側女に迎える理由は、誌勲と英花が実は恋仲だからだと言い出して……！？

誌勲と英花が恋人同士は本当？

誌勲がずっと思いつづけているのは穏花です。それは今も変わらないはず。確かに英花とは性欲処理的な意味で一度身体を重ねてはいるものの、2人が恋仲であるはずがありません。もしかしたら誌勲の父親は何か勘違いをしているのではないでしょうか……。それとも別の思惑が？

誌勲の父親の思惑とは

もしかしたら誌勲の父親は、息子の誌勲と英花に関係を持たせることによって、穏花との繋がりを持ちたいのかもしれません。その真の目的は、穏花を利用して徐智鶴の動向を探ることでしょう。誌勲の父親や辺境の有力者たちにとっては、徐智鶴は脅威の存在なのです。

誌勲に嫉妬する徐智鶴

穏花が徐智鶴の屋敷に住むことになったのは、誌勲にとっては歯がゆい状況でした。本格的に穏花が手の届かない場所へ行ってしまうことに焦りを感じたのか、誌勲は穏やか花に数々の贈り物をします。そして事もあろうに、その贈り物の品は徐智鶴にみつかってしまうのです……。他の男の影をチラつかせるような品を、徐智鶴が許すはずはないでしょう。

徐智鶴と誌勲の直接対決が見たいですね。しかし、誌勲のことなので、もしそうなっても割とあっさり引き下がってしまいそうです。これまでもいまいち男気が足りない誌勲なので、最終的に誌勲が穏花を略奪する可能性はほぼ0に近いです。

一方で徐智鶴は、穏花に対する独占欲を爆発させつつも、どこか穏花に甘いところがあります。奪うような強引な愛し方をする徐智鶴ですが、本人にもその自覚はあるのでしょう。

穏花と英花が気兼ねなくいつでも会ってお喋りできる未来が本当に来るのだとしたら、素晴らしいことですね。現実はそううまくはいかなそうですが……。いっそ英花も徐智鶴の屋敷に招いてしまえばいいのに、と思ったり。

もしくは誌勲と英花が本当に恋仲になれば、それはそれで丸く収まるのかも？英花が幸せになれば、穏花も後ろめたさが薄れることでしょう。

徐智鶴が芙蓉館へ！英花の解放を求める

見ごたえたっぷりの熱い濡れ場を経て。徐智鶴と穏花は身体は繋がったものの、心は未だにお互いが一方通行のような状況でした。事後、徐智鶴は穏花との約束を果たすために、芙蓉館へと出向きます。

そこで徐智鶴が求めたのは、穏花の姉・英花の解放でした。果たして芙蓉館の妓生は、徐智鶴にどう反論するつもりなのか……。もしここで妓生が対応を間違えれば、再び血の雨が降る事態になり兼ねません。

妓生は自分の立場を理解しつつも、徐智鶴に不満を表さずにはいられませんでした。そこで明らかになったのは、穏花と英花の父親の死にまつわる“ある秘密”です。

女としての自分を自覚する穏花

これまで狩猟や武芸に勤しんで男のような振舞いをしてきた穏花でしたが、今回の交わりで徐智鶴に一瞬にして女としての自分を曝け出されてしまいました。

穏花本人の戸惑いはもちろんですが、徐智鶴も穏花の予想以上の色気に驚き、また満足している様子です。おそらく今後も2人の濡れ場は増えていくことでしょう。

父親の死の現場に徐智鶴がいた？

芙蓉館の妓生の発言から察するに、穏花と英花の父親の死の現場に徐智鶴が同席していた可能性がでてきました。

もしこの事実を穏花が知れば、ムチ撃たれて絶命していく父親を間近で見ているだけだった徐智鶴のことをどう思うでしょうか。事態が収まるまでは、この事実は穏花にはなるべく伏せておきたいところですが……。

盲目を偽っているはずの徐智鶴に変化

徐智鶴は盲目を偽っていると考えられていますが、穏花とつながった後の徐智鶴は、盲目を装う素振りをしていないように思えます。

女中たちも徐智鶴の様子の変化にはすでに気が付いている様子です。単純に穏花のことで装う余裕がなくなったのか、それとも近いうちに何かを企んでいて装う必要がなくなったかの2択だと考えられます。

果たして今の徐智鶴は、何を思っているのでしょう。

相変わらず芙蓉館の妓生が命知らずな態度を続けていてハラハラします。英花は芙蓉館で一番の売れっ子だから渡すわけにはいかないというのが妓生の主張ですが、今現在、英花が強いられているのは客をとる仕事よりも罰として与えられている雑用です。

息を吐くようにして嘘をつく妓生。これではこの場で徐智鶴に切り捨てられてしまっても、誰も同情できませんね。

それは妓生も理解しているのか、彼女がここで穏花の父親の死と徐智鶴の関係を話題に出したのは、おそらく「自分に危害を加えれば、穏花たちの父親の死の秘密を本人たちにバラす」という脅し言葉で自分の身を守っているのだと考えられます。やはり、なかなか侮れない妓生です。保身に関しては頭がきれますね。

徐智鶴に力強く抱かれる穏花

冒頭から、濃密で官能的なベッドシーンが繰り広げられています。

穏花は不本意ながらも徐智鶴からもたらされる快楽に、感じ始めてしまっているようでした。

徐智鶴の行動や発言から察するに、どう考えても徐智鶴は穏花に想いを寄せています。しかし穏花がそれを確認しようと口を開いても、突き動かされる衝動に全てをかき消されてしまいました。

ただ必死で耐えるしかない穏花。つくづく不憫な様子ではありますが、読者からしてみたら待ってました！の展開です。

第25話についてはこれ以上語ることはありません。美麗なイラストで表現される穏花と徐智鶴のラブシーンを、皆さんにもぜひ漫画で楽しんでいただきたいと願うばかりです！

徐智鶴はようやく穏花を抱けて本望

徐智鶴の言葉の節々から、穏花に対する愛を感じます。普段はあんなに冷徹そうなのに、いざ穏花の体に触れると、徐智鶴は若干うっとりした顔をするんですよね。

素直に好意を伝えればいいのに、徐智鶴の性格上、絶対にそれはしないでしょう。穏花も徐智鶴に振り回されてばかりで不憫に思えてしまいます。

穏花は徐智鶴の本心に気づき始めている？

どうやら穏花は、徐智鶴が本当は目が見えるのではないかと確信しているようです。また、徐智鶴が自分に対して特別な感情をいだいていることもなんとなく理解しているようですね。

だからといって背景が複雑すぎるため、素直に徐智鶴に心を委ねることはできない穏花です。

もし政略的にも立場的にも何の障壁もなければ、2人はあっという間に恋に落ちていたのではないか？そんな気さえするほど、ラブシーンはかなり濃密な内容でした。

徐智鶴のギャップが萌える！

本作は掲載サイトのタグに「ギャップ男子」というワードが入っているのですが、今話の徐智鶴はまさにそれでした。

また、惹かれ合っているのに素直に徐智鶴の女になることを承諾できない穏花の葛藤が、感じている泣き顔に表現されていて、胸に刺さる表情でした。穏花はやっぱり泣き顔が似合う女性なのかも。徐智鶴がやたらと徐智鶴を泣かせるのも頷けてしまいました。

第25話は全て濡れ場でした！しかもいつもとは違って徐智鶴の心理描写も若干入っているため、2人が確実に惹かれ合っていることが伺える内容です。

あと特筆すべきは、やっぱり濡れ場のシーンがやや鮮明に描かれていることですね。特に、体位についてはリアルに伝わってくる感じです。

そして改めて、穏花のスタイルが良すぎる！下着がサラシなのもなんだかそそりますね。徐智鶴に早く解いてほしいです！

穏花が徐智鶴の慰みに……！？

姉の英花（ヨンファ）を救いたいが一心で徐智鶴（ソ・ジハク）にすがりつく穏花（ウンファ）。しかし、徐智鶴が出してきた条件は、更に穏花を徐智鶴に縛り付けるような内容でした。

不本意ながら、徐智鶴の条件を飲み込むしかない穏花。その瞳からは悲しみや絶望といった感情が読み取れます。

果たして徐智鶴はこんな形で穏花を自分のものにして満足なのでしょうか……。

その後は、徐智鶴による強引な濡れ場のシーンへ突入。描写がなかなかリアルでドキドキします。

ただ、やはり徐智鶴を心から受け入れる事の出来ない穏花は、若干反抗的な態度を示しました。そんな様子も徐智鶴の昂ぶりをただ煽るだけにすぎないようですが……。

次回は更に激しい濡れ場が予想されます。このまま果たして気持ちが通じないまま、2人は身体を重ねてしまうのでしょうか？

ついに徐智鶴のものになる穏花

徐智鶴は穏花に執着していますが、その理由を未だに穏花に明かしていません。きちんと好意を言葉にすればいいものを、やたらと穏花を脅すような言葉で彼女を追い詰めていきます。

恋愛もののヒーローとしては特殊過ぎる徐智鶴です。王子様要素は一切かんじられませんが、それがいい！というコアな層にはウケる内容だなと感じました！

がっつくように穏花を襲う徐智鶴

穏花は徐智鶴のものになることを公言しますが、誰がどう見ても不本意な穏花の態度。彼女は姉を助けるために自分を犠牲にしているだけなので、臨んで徐智鶴のものになっているわけではありません。

それでも徐智鶴にとっては穏花からのGOサインのように思えたらしく、がっつくように穏花に覆いかぶさってしまいます。

それでいいの！？と思わずツッコミを入れたくなるシーンでしたが、それだけ徐智鶴が穏花に対して執着心を抱いていることも感じ取れました。

強者に執着されるシチュエーションが好きな方には、刺さるシーンです。

徐智鶴の本性は本当に冷酷

今回は、徐智鶴が昔飼っていたペットの話がでてきます。もし徐智鶴の話が本当なら、彼は命を尊ばないタイプの人間ということになってしまうのですが……果たして真相はどうなのでしょうか。

徐智鶴が本当に冷酷な人間なのか、冷酷な人間を装っているだけなのか、わからなくなってきました。

徐智鶴に脅されて涙を堪える穏花が可哀想すぎました。こんな形で穏花を自分のものにして、徐智鶴は本当に満足なのでしょうか。

このやり方では穏花の心は一生手に入らないように思えてしまいます。

今回は濡れ場が多めの回でした。フルカラーなだけにかなり迫力がありましたし、描写も割と鮮明なのでかなりドキドキする回でした！

穏花はこのまま徐智鶴の慰み者になってしまうかもしれませんが、もしその事実を英花が知れば、今度は英花が自分を犠牲にして穏花を助けようとするかもしれません。

最近のどうもならない展開を見て、姉妹で足を引っ張り合っているように思えてきました。

姉の負傷を聞いた穏花が村へ急ぐ！

英花（ヨンファ）が怪我をしたという知らせを聞いた穏花（ウンファ）は、いてもたってもいられませんでした。穏花は徐智鶴（ソ・ジハク）の目を盗んで、夜中に村へ向かおうとしますが、徐智鶴にみつかってしまいます。

しかし、徐智鶴は夜明けまでに戻るという条件付きで、穏花の外出を許したのです。明らかに徐智鶴が穏花に対して優しさを見せていますが、態度が威圧的なせいでその思いやりは穏花には伝わっていない様子。

村へついた穏花は、傷跡だらけの姉・英花の状態をみて驚き、涙します。自分を責める穏花。

すると英花は予想もしていなかった提案をもちかけてきて……。

もしかしたら穏花が徐智鶴の元を自らの意思で離れる選択をするかもしれません！ここがあらゆる意味で姉妹の運命の分かれ道になりそうです！

姉妹の決断

英花は芙蓉館で生きていくことに限界を感じているようです。富豪の側女に召し上げられたとしても地獄を見ることになりますし、かといって芙蓉館で生き続ければ、この先一生、楼主からの嫌がらせや暴行を受けていく可能性があります。

英花は、全てを忘れて穏花と2人で逃避行する道も考えているようでした。

誌勲の男気がなさすぎ…… 誌勲ほどの立場があれば、英花に対する暴行の数々について楼主に物申せるはずです。しかし、 英花が苦しんでいるのに、誌勲（シフン）は彼女を助けようとはしません。穏花の代わりに性欲処理に使うだけ使って、暴行の県については処理しようとしてくれないのです。

あまりにも頼りない誌勲。こんなのでよく穏花を一途に想い続けていると自負できたものです。

今後の展開は？

芙蓉館に対して徐智鶴が何かしらの圧力をかけてくれれば英花に対する待遇は変わるかもしれませんが、それも一時しのぎにしかなりません。

やはりここは、英花を芙蓉館から助けだす方向で動かなければ、根本的な解決には繋がらないでしょう。

姉妹が2人同時に逃げ出すのは現実的ではありません。英花だけでも逃げ出すことができれば、穏花の身の安全はとりあえず徐智鶴が責任をもってくれるでしょう。

姉妹が離ればなれになる未来は、近いかもしれません。

今回は穏花が徐智鶴を激怒させてしまう展開に発展します。これだけ徐智鶴が穏花に対して独占欲をむき出しにしているのに、その意図をなかなか理解しようとしない穏花に、徐智鶴が業を煮やした感じです。

ここで徐智鶴が正直に穏花に気持ちを打ち明ければいいものを、彼の性格から考えると絶対にそんなことはしなさそうですね。

ただ、英花の命に係わる問題になってきたので、唯一の肉親である穏花も、そろそろなりふり構わず行動を起こしそうです。

徐智鶴が力で穏花を縛り付けておくのもそろそろ限界な気がしました。

【第21話】英花が逆恨みに遭ってしまい……

英花（ヨンファ）を側女に欲しがっていた曹永湖（チョヨンホ）は、先日、芙蓉館で徐智鶴に痛い目にあわされあわされてから機能不全に陥っていました。

そのことで本妻が激怒し、英花に暴力を振るうため芙蓉館を訪れたのだとか……！？穏花の知らないところで、事は一大事になりつつあります。

一方で誌勲（シフン）は、穏花に対する想いが募り過ぎて、とんでもない行動に走ります。

【第22話】誌勲が血迷う！？

誌勲は穏花に対する想いの吐きどころを失っているように思えます。何を血迷ったのか、誌勲は穏花の姉・英花に口づけをし、その先を求めたのです。

おそらく誌勲は、穏花にそっくりな英花を抱くことで、自らの昂ぶりを鎮め、惨めさを誤魔化そうとしたのでしょう。

しかし2人の行為の声は、とんでもない人物に聞かれてしまい……。

看病をする徐智鶴

穏花（ウンファ）は高熱で5日も寝込んでいました。高熱がでている彼女の世話を直々に焼いていたのは、なんと徐智鶴（ソ・ジハク）だったそうです。

それを聞いた穏花は、湯殿で徐智鶴に愛撫された記憶が蘇り、それが夢だったのか現実だったのか気になり始めます。

徐智鶴の狙いが徐々に明らかに？

どうやら徐智鶴は、自分が「視力を失いつつも地方で力を蓄えて未だに王位を狙っている」と官僚たちに思わせておきたい様子。

その理由はおそらく、都に残してきた現在の世子に確実に王位を継承させるためです。敵勢力の視線を自分に集めるために、わざと視力を失ったのかどうか、王位をねらっているのかどうか、曖昧にし続けているのだと考えられます。

姉の事態を聞いた穏花は……

英花が暴力を振るわれた件を聞いた穏花は、急いで村に戻ろうと徐智鶴の許しを得に来ました。果たして徐智鶴は穏花が村に帰ることを許してくれるのでしょうか。

また、英花が誌勲と事に及んでいた現場をある大物が見てしまったばかりに、英花に対する注目度はますます増していきます。

穏花が村に着く頃には、英花はもっと深刻な事態に陥っている可能性も高いです。

英花と誌勲が繋がってしまったのは意外でしたが、誌勲の気持ちを思うと切なくて仕方がないです。おそらく本当に抱きたいのは穏花ですが、それが叶わないために英花にあらゆる想いをぶつけているのだと考えられます。

下手に逆らえない英花。つくづく不憫な女性です。穏花に似ている英花ですが、誌勲も徐智鶴も、穏花にばかり気持ちを向けています。

英花は自分を犠牲にしてまで穏花を幸せにしてやりたいと考えていますが、徐智鶴が彼女を囲っている以上は、もう放っておいてもいつかは穏花も幸せになれる気がしますよね。

英花には自分の幸せも少しは考えてほしいものです。

【第18話】誌勲が穏花への想いを募らせる

誌勲（シフン）は、穏花（ウンファ）が語り部として雇われた先が、徐智鶴（ソ・ジハク）の屋敷であることをついに知ってしまいました。穏花と徐智鶴の仲に嫉妬する誌勲は、2人の行為を想像しながら自分を慰めています。

穏花を思うがあまり、誌勲が突拍子もない行動に出ないか心配なところです……。

【第19話】穏花が高熱で寝込む

穏花が高熱を出して寝込んでしまいます。徐智鶴は顔には出しませんが、言動の節々から穏花を心配している様子が伺えました。そんな中、徐智鶴を尋ねるある人物が。それは、先日、芙蓉館で徐智鶴の脅威について話し合いを行っている漢城の官僚の1人でした。

敵情視察に訪れた官僚に、徐智鶴の対応は……。

【第20話】湯の中で愛撫されて……

穏花を湯へつれていく徐智鶴。自らも衣服を脱いで、穏花を抱きかかえる形で湯へ入りました。穏花は高熱のため、意識が朦朧としています。それをいいことに、徐智鶴は穏花の想い人が誰なのかを探ろうとし始めます。

朦朧とする意識の中、訳も分からずに愛撫された穏花は……。

誌勲が動く？

まるで穏花は自分の所有物だと言わんばかりの口ぶりをする徐智鶴（ソ・ジハク）に、誌勲（シフン）は嫉妬心を燃やしますが、何もすることはできません。

できるのは穏花に関することを調べることぐらいです。そこで明らかになったのは、穏花が徐智鶴の屋敷に雇われたのは、穏花の姉・英花（ヨンファ）と楼主（誌勲の母親）との間で取引があったからだということが明らかになりました。

誌勲が母親に対する反抗心を募らせる展開になっていきそうです。

官僚に容赦のない徐智鶴

漢白の官僚が、徐智鶴に直接会いに来ました。ご機嫌伺いというわけではなさそうです。おそらく徐智鶴に取り入ろうとしたのか、徐智鶴が視力が本当にないのか確かめにきたのかのどちらかでしょう。

しかし、官僚はここで徐智鶴の逆鱗に触れてしまい、痛い目を見ることになります。官僚は、こともあろうに穏花に欲情したのです。

どうやら穏便花をいかがわしい目で見ただけでも、徐智鶴にとっては処罰対象になる模様。

徐智鶴はやはり自分の敵になりうる相手に関しては容赦がありません。穏花を見て欲情しただけの官僚に容赦なく制裁を加えていました。

官僚が不憫にも思えましたが、この官僚は最初から徐智鶴が盲であることをいいことに、少し小馬鹿にしたような素振りを素振りを見せていたので、そのことも徐智鶴の怒りに触れていたのかもしれません。

もっともそれは、徐智鶴が視力を失ったフリをしていた場合の話です。

さて、穏花が本格的に徐智鶴にアプローチを受ける形になっています。もちろん正攻法ではないので穏花は戸惑うばかりです。

この2人が素直にお互いの気持ちを伝え合うのは、まだまだ先の話になりそうですね。

【第15話】穏花の姉を救ったのは……

穏花（ウンファ）の姉が貴族に凌辱されそうになっています！しかしそれを助けたのは徐智鶴（ソ・ジハク）。どうやら徐智鶴は、芙蓉館に集まった貴族たちに痛い目を見せる為に、自ら赴いたようなのですが……。

【第16話】穏花と虎林が2人きりで……

腹黒い貴族たちの相手に疲れている徐智鶴を癒してくれるのは、やはり穏花の存在でした。徐智鶴は次第に穏花に語り部以外の過激な要求をするようになっていきます。そんな中、穏花が自分の部下と一緒にいる現場を目撃してしまった徐智鶴は……！？

【第17話】市へ出かける徐智鶴と穏花

穏花と虎林を叱るのかと思いきや、徐智鶴はなぜか穏花を市に連れ出しました。ちなみに虎林は蝮の毒をくらっているというのに放置されている模様。市で買い物をする徐智鶴と穏花。すると穏花は、思わぬ人物と遭遇します！徐智鶴はその人物に対して、まるで穏花は自分の所有物だと言う態度を示し……。

やはり徐智鶴は目が見えている！？

穏花の姉を救った徐智鶴でしたが、その際に放った一言により、やはり徐智鶴は目が見えていないフリをしている可能性が非常に高いことがわかりました。

そのほかにも穏花たちを襲った蛇の頭部を性格に狙って切るなど、視力がある常人でも難しいことを平然とやってのけてしまう徐智鶴。

もし彼が本当は視力があるのだとしたら、なぜ視力を失ったことを理由に世子の座を退いたのか、なぜ盲のふりをして隠居のような生活をしているのか、いろいろと疑問が残ります。

徐智鶴の独占欲と愛情が増していく

一見すると冷酷な徐智鶴ですが、穏花に対して贈り物をするなど、意外な一面も多く持ち合わせています。

徐智鶴が穏花に対して好意を抱いているのは読者視点からは一目瞭然ですが、純粋すぎる穏花には徐智鶴の真意がいまいち掴めていない様子です。

徐智鶴は嫉妬心も愛情も人一倍深い男のようなので、穏花の天然さには苦労させられそうな気がします。

虎林は徐智鶴を守るための忍びのような部隊の1人です。職柄とは打って変わって陽気な性格をしており、ひとりで屋敷に連れてこられてた穏花を元気づけようと思ったのか、いろいろと気にかけてくれます。

虎林のような青年の存在が、穏花の不安な気持ちを救っているのは確かです。しかし、徐智鶴に果たしてそれが伝わるのかどうか……といったところ。

ただ、冷酷なあの徐智鶴なので、本当なら穏花と2人きりで一緒にいた虎林を罰したいところを、なんとか堪えて「放置」するという対応をとった可能性もあります。

敵に対しては冷酷な徐智鶴ですが、味方には意外と甘い一面を持ち合わせている徐智鶴なのでした。

【第12話】徐智鶴を刺客が襲う！

徐智鶴（ソ・ジハク）が毒を盛られたことにより失明した事実を聞かされた穏花（ウンファ）は、徐智鶴の過去に何があったのか気になりはじめますが、一線を越えてはいけない気がして口を紡ぐことしかできませんでした。そんな中、徐智鶴は30人以上もの刺客に命を狙われて……！？

【第13話】官能小説に衝撃を受ける穏花

穏花は、徐智鶴の屋敷での生活が始まりました。荷物整理の途中でとソンおじさんから預かった西洋の本を開いてみた穏花は、内容の過激さに衝撃を受けます。それは、いわゆる官能小説のようなものだったのです！徐智鶴に本が見つかって穏花が読まされるフラグにしか思えない展開です！

【第14話】芙蓉館で波乱が起こる！？

噂を聞きつけた王朝の貴族たちが、河礼に集まっていました。中でも有力者の兵曹半書は、芙蓉館の中に専用の離れを持つほど、現地で権力を持っています。芙蓉館に集まった貴族たちの議題は、失明した徐智鶴が河礼にいるという噂が本当かどうかという点でした。しかもどうやら彼らは、徐智鶴のお気に入りの穏花を味方側に引き入れようと画策している模様で……。

徐智鶴の家臣たちはいい人ばかり

慣れない屋敷での生活は始まりますが、女中は穏花に良くしてくれますし、虎林（ホリム）という名前の気のいい青年がも穏花に気さくに話しかけてくれました。彼は徐智鶴を守るための忍びの1人のようです。

徐智鶴本人は冷徹で残忍なイメージしかありませんが、そんな彼の周りには、比較的いい人間ばかりが集まっているように思えてきた穏花なのでした。

徐智鶴は本当に失明しているのか

貴族たちの一番の懸念要素は、「徐智鶴が実は失明していない」という可能性についてでした。確かに徐智鶴が本当に失明しているのなら、戦いの腕も一切衰えていないのも不自然ですし、まわりの気配を察知するのもやたらと反応が良すぎる気がしてしまいます。

もしかしたら徐智鶴は失明しているフリをしているのかもしれません。

徐智鶴が刺客30人を薙ぎ払うシーンがあるのですが、まさに修羅のような強さでした。本当に目が見えていないのか疑わしいレベルです。

王朝がある首都からきた貴族たちは、徐智鶴の脅威について話し合っている様子。しかし、そこに思わぬ人物が現れてしまい、芙蓉館はまさに波乱の中心部になろうとしています。

しかもやっぱりそんな政治がらみの対立に巻き込まれてしまう穏花。しかし、もし貴族が側が穏花に手荒な真似をしようものなら、徐智鶴は黙っていないでしょうね……。必ず貴族たちに痛い目を見せるはずです。

次回は芙蓉館にて徐智鶴が暴れまくる可能性もあります。絶対に見逃せません！

【第9話】姉を楼から解放したい穏花

旦那様（徐智鶴）が世子の座を退き河礼で隠居のような生活をしていることは、現地の有力者に大きな衝撃を与えました。一方で穏花（ウンファ）は、姉を妓籍から抜くよう、楼主に直談判！しかし楼主は身請け金として法外な額をふっかけてきて……。

【第10話】誌勲が味方になってくれる

反抗的な態度を示す穏花に体罰を行う楼主。それを止めたのは楼主の息子・誌勲（シフン）でした。横暴な体罰を息子に目撃されて、バツが悪そうな楼主です。誌勲は全面的に穏花姉妹に協力してくれると申し出ます。その行動の裏に隠されている気持ちはやはり、穏花に対する特別な感情のようで……？

【第11話】徐智鶴の語り部になる穏花

語り部として旦那様のために文字を読む穏花。しかし、その胸中は複雑です。なぜなら穏花は、語りによって父を亡くした苦い過去があったから。しかし、そんなトラウマをよそに、旦那様は穏花が語り部として自分の傍にいることを望んでいるようで……。

誌勲の恋心は穏花に届くことはない

穏花は、誌勲と姉が相思相愛であると思い込んでいるようですが、実は誌勲が少年期よりずっと思い続けていたのは、穏花ただ1人でした。

謙虚な性格に育ってしまった穏花は、若様が自分に思いを寄せているなんて、思いつきもしないようです。

誌勲としては切ない展開になってしまいましたが、それでも誌勲が穏花に想いを伝えることはありませんでした。

楼主の姑息さ

おそらく楼主は、姉妹を互いに人質に取る形で脅して、姉には重労働を課して、高位の貴族に雇われている穏花からは金を巻き上げようとしています。あまりにも姑息すぎるやり方です。

ただ、あまり度が過ぎれば再び徐智鶴から痛い目に会わされそうですね。ついこの間多くの付き人を徐智鶴の従者に切られたばかりだというのに、なかなか肝が据わっている楼主なのでした。

過去の話にふける徐智鶴

徐智鶴は自分が視力を失った経緯を穏花に説明しました。長期にわたって毒を盛られて失明した徐智鶴でしたが、失明の怒りに任せて「当時愛でていた何かの首を引きちぎった」と話しています。

しかもその“何か”は穏花にとても良く似ているのだとか。徐智鶴は一体何を愛でていたというのでしょうか。

徐智鶴が過去に愛でていたものが人なのか動物なのか気になる所です。

ただ、もしそれが人間の女性であるとするならば、失明の怒りに任せて首を引きちぎるなんて、あまりにも残酷すぎますよね。もっともそれが動物だったとしても残酷には変わりありませんが……。

第11話では、徐智鶴が穏花の体に密着してリラックスしている貴重なシーンがあります。穏花からしたら心がザワつくシチュエーションですが、徐智鶴は心底安心しているような表情でした。

やはり徐智鶴は穏花に夢中なのでしょう。

楼主が旦那様の怒りを買う

穏花（ウンファ）の代わりの女を用意すると言う楼主。しかし、これに旦那様（徐智鶴）は激昂しました。近くにいた楼主の召使を切り捨て、楼主を脅す旦那様。どうやら旦那様にはどんな言い訳も嘘も通用しないようです。果たしてウンファはこのまま旦那様に連れていかれてしまうのでしょうか。

連れていかれてしまうウンファ

結局、旦那様に従わざるを得ないウンファ。自分の為に多くの血が流れたことに動揺するも、ウンファが気になっていたのは、自分のせいで姉にまで悪い影響が及ばないかという点でした。

ひとまず、連れてこられた屋敷で風呂に入ろうとするウンファでしたが、運の悪いことに旦那様と出くわしてしまい……！？

旦那様の正体はかなりの大物

旦那様の素性が徐々に明らかになります。実は彼は、かつて想像以上の権力と地位を持つ人物だったのです。そんな旦那様に執着されるウンファは、ある意味では不幸なのかもしれません。

ウンファの願いは虚しく、旦那様はますますウンファに対する執着心を強めていきます。

【第6話】ウンファの目の前で……

旦那様は目が見えていないはずですが、やはり気配でまわりの気配を察知できるようです。風呂場で遭遇した旦那様とウンファでしたが、ウンファは声も上げていないはずなのに、旦那様は彼女の気配を察知していました。

しかも、自分が気づいていないふりをしてウンファの前であまりにも大胆すぎる行動をとります……。ウブなウンファには刺激が強すぎる展開でした。

【第7話】旦那様の正体は想像以上に大物だった

旦那様の素性が次第に明らかになっていきます。実は旦那様は、視力を失ったせいで世子の座を退いて隠居生活をすることになったのだそうです。

世子というのは国王の正式な後継者のこと。おそらく旦那様は、王座を狙う輩に謀られて地位を失っていたのでした。

【第8話】強引すぎる旦那様の犠牲になる人々

旦那様の機嫌を少しでも損ねれば、周りの物は容赦なく傷つけられます。しかもそれはウンファ以外の人々ばかりで、旦那様はウンファを直接傷つけるようなことはありませんでした。

ここで懸念されるのは、いつか旦那様の刃がウンファの姉に届くのではないかという点です。

もしそうなれば、ウンファは一生癒えない心の傷を負うことになるでしょう。

旦那様があまりにも強引すぎて読んでるこちらも目を覆いたくなってしまいます。

ちなみに本作はR18版と通常版がありますので、もし刺激的な内容を好む方ならぜひR18版をチェックして頂きたいです。

さて、旦那様の素性が予想通りかなりの大物であることが明らかになりました。どうやら旦那様は、多くの権力者の命運を左右するほどの影響力があるようです。

果たして物語はどのような展開に転んでいくのか……。ウンファは渦中にどんどん巻き込まれていってしまいます。

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