鬼姫の契り・第4話,5話,第6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼姫の契り」第4話,5話,第6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【第4話】鬼退治の巫女が鬼と人間のハーフだった

鬼退治の最高峰の一族の長を継いだはずの薫でしたが、実は自分が鬼と人間のハーフであることを知ります。自己嫌悪が増して精神的に不安定になる薫。しかしどうやら、時雨はこの時がくることをすでに知っていたらしく、冷静な対応を……？

【第5話】幼馴染の式鬼に……

時雨から薫に出された提案は2つ。鬼として滅ぼされるか、時雨の式鬼になるかの2択です。どちらの道も、もう人としての未来は望めません。しかし時雨は、薫が選択する間もなく、式鬼化の儀式を始めてしまいます。しかもそれは、薫が経験したこともないほど官能的な行為で……。

【第6話】もう日常には戻れない

一夜明けて目覚めた薫。父親に自分の出生の秘密について尋ねようとしますが、時雨に阻まれてしまいました。もしかしたら時雨は薫の出生について何か知っているのかもしれません。いつも通り通学しようとする薫ですが、時雨からは定期的に時雨の精気を摂取しないと鬼化がまた始まるだろうと衝撃の事実を知らされて……。

鬼と陰陽師の恋愛？

本作はどうやら鬼と人間のハーフの女の子と、陰陽師の男の子のラブストーリーのようです。本人たちが望まなくても定期的にイチャイチャしなければ薫が生きながらえることができないというシチュエーションがなんともそそります。

時雨はすべての秘密を知っている？

普通なら薫が父親に自分の出生の謎を尋ねるところですが、なぜかそうなりません。意図的に時雨がそれを阻んでいるようにも思えました。

時雨は、鬼を式として従える術を習得するために、祖父・清明の元で厳しい修行に耐えてきたのだそう。

つまり、時雨は以前から「薫が鬼と人間のハーフ」であることも「いずれ薫に鬼化が訪れる」ことも知っていた可能性が高いのです。

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第4話～6話は、物語の設定を把握するためにも重要な回だったので、必見です。

ストーリー展開はややテンポが良く、冒頭から程よいラブシーンが盛り込んであるのが好印象でした。

時雨が色々と薫に隠し事をしていそうなところが気になります。どうやら時雨は、薫の事情を全て知っている上で、自分が彼女を生涯守り続けると心に決めているようです。

そうだとしたら、薫の護衛の任を任されていた幼少期から、すでに薫に気が合った可能性が高いですね。

薫が鬼と人間のハーフだと判明してまず頭に浮かんだのは、いずれ薫が自分の片親と対峙する展開は避けられないだろうという点です。

なにせ薫の一族は、鬼を滅ぼすために活動している陰陽師の最高峰の家系。この世のすべての鬼を滅ぼすことが、薫の一族の目的のはずです。

そのため、最終回はかなりシリアスな展開が予想されます。