「これは政略結婚だ」と言った王太子殿下からなぜか溺愛されています（単話版）・第2話,第3話のあらすじ（ネタバレあり）｜ブックライブ

「ブックライブ」に掲載されている「「これは政略結婚だ」と言った王太子殿下からなぜか溺愛されています（単話版）」第2話と第3話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【第2話】王太子からの求婚を受けて

第1話は、見ず知らずのはずの隣国の王太子・アレクシスから、フローラが突然求婚を受けるシーンで終わりました。

アレクシスの反応を見る限り、どうやら2人は初対面ではない様子。アレクシスは以前からずっとフローラに想いを寄せ続けていた可能性があります。

しかし、フローラのほうはアレクシスのことを微塵も覚えていません。そこでアレクシスは、政略結婚の申し出をしてとりあえずフローラを繋ぎとめておこうと考えて……。

【第3話】激昂する義理の妹

フローラが隣国の王太子殿下から求婚されたことに激昂したのは、フローラの義理の妹のエミリアでした。

今までフローラを虐げることで自分の価値を確かめ続けてきたエミリアにとって、自分よりもフローラが幸せな人生を歩むことは、絶対的なタブーだったのです。

フローラとアレクシスが結ばれることが許せないエミリアの嫌がらせは、度が過ぎるほどに激化していき……！？

フローラは記憶がない？

アレクシスの反応を見る限り、どうも2人は初対面ではない様子？アレクシスはリベルム国に留学経験があるので、その時にフローラとすでに知り合っていたのかも……なんて思っていましたが、やはりアレクシスは以前からフローラのことを知っており、ずっと想いを寄せ続けていたことが判明します。

第3話では、フローラのほうにもアレクシスと過ごした記憶の断片がほんの一瞬だけ蘇るシーンもありました。

やはり2人は以前からの知り合いなのでしょう。しかし、なぜフローラはそのことをすっかり忘れてしまっているのでしょうか？

幸薄少女と王子の接点とは？

もし、フローラとアレクシスが以前からの知り合いなのだとしたら、10歳の頃から虐げられて生きてきた少女と、隣国の王太子という2人は、一体どのようにして知り合ったというのでしょうか。

キーポイントは、フローラが実は王家の血を継いでいるという点でしょう。もしかしたらフローラは、本当はエミリアが手だししてはいけないほどにかなり高貴な身分の令嬢なのかもしれません！

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アレクシスと側近のイエレの掛け合いが面白くて笑えてしまいました。まるで恋バナをする男子高校生みたいのように見えます。

アレクシスは普段は気丈に振舞っていますが、フローラのことになると気持ちの浮き沈みが激しくなるようです。それほどフローラに夢中ということですね！

今のところ、フローラとアレクシスがどのようにして知り合ったのかは謎のまま。おそらくストーリーの鍵となるポイントなので、しばらくは伏せられたままでしょう。

そのまえに、義理の妹のエミリアからの嫌がらせが激化する予感がします。果たしてアレクシスはエミリアからフローラを守ることができるのでしょうか！？

リベルム国
フローラ……10歳の時に両親を失い、叔父と叔母に育てられるが、召使のような扱いを受ける幸薄い少女。

エミリア……叔父と叔母の実の娘。我儘し放題でフローラを虐げることに生き甲斐を感じている。

サムエル……フローラの婚約者でありベルマン公爵家の跡継ぎ。フローラではなくエミリアに惚れている？

ラルト国
アレクシス……ラルト国の王太子。リベルム国に留学経験あり。

イエレ……アレクシスの側近の1人であり、よき相談相手。

ユリウス……同じくアレクシスの側近の一人である、アレクシスが身を固めることを強く望んでいる。