大正の花嫁～夫婦から恋をはじめます～・第14話のあらすじ（ネタバレあり）｜ブックライブ

「ブックライブ」に掲載されている「大正の花嫁～夫婦から恋をはじめます～」第14話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

母親になることに躊躇いを感じている雪

第13話と14話は、第12話で最終回を迎えた本作の番外編として描かれています。

これまで雪は、母親の記憶がほとんどなく、自分は愛されていない子供だったという劣等感を抱きながら生きてきました。

そんな雪が大人になって愛する人と結ばれ、あらゆる劣等感から解放されたわけですが、ここで雪を襲ったのは、もし自分に子供ができたとき、きちんと愛することができるかという新たな不安です。

今話はそんな不安を抱える雪に、宗一郎が言葉をかけます！

そして宗一郎に励まされた雪は、母と自分の関係の真意を確かめるべく、母の日記を読んでみる決意をして……！？

今話は、雪と母親の本当の関係が明らかになる重要な回でした！涙なしでは読めない、絶対に見逃せない回になっているので、ぜひマンガを確認してほしいです！

雪にとっては「母」という存在が未知すぎた

確かに、母親から愛情を注がれた記憶がない雪が、子供の愛し方がわからないとういうのは当然のことかもしれません。

時代的に映像技術などもまだ発達していませんし、他の媒体から母とはどういうものなのかを知ることもあまりできないでしょう。

雪にとっては、母という存在も、子供という存在も、想像ができない未知の領域だったようです。

嫁としての責務

嫁が跡継ぎを産むことに大きな意味があった時代、子を成すことができない嫁の肩身は狭く、場合によってはそれが理由で離婚に至るケースも多かったでしょう。 そんな時代背景もあり、雪は、子供を望むことに抵抗感を抱いている自分は、嫁として失格なのではないかと自己嫌悪に陥ってしまいます。

しかし、どうやら子供を持つことに不安を抱えているのは、宗一郎も同じだった模様で……？宗一郎は自分の気持ちを打ち明けた上で、雪に寄り添った言葉をかけてくれます。

母の日記

宗一郎の言葉に励まされた雪は、勇気を出して母親の残した日記に目を通してみることにしました。

この日記の内容こそが、今話で最も重要です！日記には、「雪が幼少期に本当に母親からの愛を受けられていなかったのか」という真実が記されています！

日記を読んだことにより、雪はおそらく人生観がガラリと変わっていくことでしょう。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

待望の番外編の第2話目でした。

特に今話は、番外編のほうが内容が濃いと思えてしまうほど、重要な内容が描かれていました。

作者コメントによると、番外編はまだもう少しだけ続くのだそうです。フィナーレを迎えた2人のその後を知ることができるのはなかなか嬉しいですよね。

母親や子供の話がメインで登場していることから、番外編の最後には雪と宗一郎の子供の顔まで拝むことができるのではないかと期待してしまいます。なんだか2人の親になった気分……。