復讐の未亡人・第77話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第77話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

和代は萌愛と凛に教育に力を入れようと考えます。

萌愛はもともと高い教育費を払って塾やピアノに通わされていましたが、現在は母親のクレジットカードが引き落とせなくなり、月謝が払えなくなっていました。ピアノも塾もやめさせられてしまうと嘆く萌愛に、和代は自分が投資をすると言い出します。

萌愛は、これまで母親の期待に応えるために必死に勉強をしてきましたが、母親が望むレベルに達したことはありませんでした。母親が出て行ってしまったのは自分に失望したからだろうと萌愛は考えています。

しかし、和代はそれでよかったのだと答えました。そのまま母親と一緒にいたら、いつか萌愛は母親に命を奪われていただろうと話します。萌愛もうすうすそんな気がしていたようで……。

とある高層マンションの一室のベランダ。小学生くらいの男の子が、足に鎖をつけられて床で勉強させられていました。

どうやら母親を殴ったためお仕置きをうけているようです。

父親は息子を不憫に思い、鎖を外してやります。すると息子は唐突にベランダから飛び降りてしまい……。

ラストページで出てきた教育ママは一体誰？

唐突に出てきた謎の教育ママですが、一体誰でしょうか。もしかしたら、「萌愛も母親の元にいたらいずれはこうなっていた」という例として出てきただけの一家なのかもしれませんね。

この教育ママは息子に勉強を強要し、子供はそれを嫌々ながらやらされ、父親は傍観しているといった家庭です。父親はまだ子供に対して情があるらしく、優しく声をかけますが、子供は父親がその場しのぎで優しい言葉をかけているだけだとわかっているようでした。

少年は両親に絶望し、勉強から逃げるために自殺を図ってしまいます。なんともやるせないワンシーンでした。

和代の将来計画

和代は、自分が凛と萌愛のスポンサーになるつもりのようです。2人を有名人に仕立てて将来は倍にして金を返してもらうと話していましたが、それは和代の建前な気がしますね。

本当は、「自分の夢を2人に託したい」「成長する2人を生き甲斐にしたい」という老人ならではの願望があるのではないかと思われます。

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ラストのほうで出てきた教育ママが、萌愛の母親に似ていたので「ん！？」と思ってしまいましたが、別人でした。

親からの期待をかけられすぎた子供のストレスって想像もできないほど苦しいんでしょうね。しかもそういう親に限って、自分が成し得なかったことを子供に託そうとしがちですから、タチが悪いです。

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