嘘婚ロマン 契約結婚のはずなのに、クールな旦那様に溺愛されています・第15話のあらすじ（ネタバレあり）｜ブックライブ

「ブックライブ」に掲載されている「嘘婚ロマン 契約結婚のはずなのに、クールな旦那様に溺愛されています」第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

紗耶と晃人を離縁させたい義母

晃人（あきと）の恩人だと名乗る千種（ちぐさ）を巡って、ストーリーが次第に不穏な展開を迎えていきます。

千種の登場によって、紗耶は自分が晃人から離縁されるかもしれないと不安に陥っていました。

確かに晃人が恩人の女性を半生をかけて探し続けていたのは事実です。しかし、晃人は今となっては自分の想い人は紗耶（さや）であるという確信があり、離縁なんて毛頭するつもりはありませんでした。

そんな中、紗耶は思わぬところで千種に遭遇。しかし、以前と違ってどことなく遊び人のような雰囲気を漂わせている彼女に、紗耶は不信感を覚えます。

今回は大工の啓太（けいた）の活躍もあり、千種の本性が明らかに！？実は、千種は、紗耶と晃人を離縁させるために、ある人が放った詐欺師だったのです……。

義母の策略

義母は紗耶と晃人を離縁させるために汚い手を行使してきました。晃人の純粋な気持ちまで裏切ることを厭わない義母は、最早、病的なまでに紗耶を目の仇にしています。

おそらく義母は、晃人を千種に心移りさせるつもりなのでしょう。もっとも晃人の紗耶に対する気持ちが揺るぐはずはありませんが……。

しかし、腹黒い本性を丸出しにしてくる義母に、紗耶の心は打ち砕かれる寸前です。

責任転嫁

義母は、晃人が反抗的になったのは紗耶と一緒になったからだと思っています。とんだ言いがかりですよね。晃人と義母の関係が良くないのは、義母本人に問題があるとしか思えません。

それを認めたくない義母は、紗耶を悪者にすることで自分の正統性を主張しようとしているのでしょう。

離縁させるためだけに雇った女

義母が雇った千種は、お千代という名前で通っている有名な女でした。名が知れているのは男遊びがひどいからという不名誉な理由です、お千代は男をその気にさせて貢だけ貢がせる悪い女なのだそう。

晃人を溺愛する義母が、そんなふしだらな女を息子の伴侶に選ぶわけはありませんよね。おそらく義母は、紗耶と晃人の離縁が成功したら、お千代とも縁を切らせるつもりだったのだと思います。

どこまでも晃人の気持ちを無視していますよね……。

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紗耶はどうやら騙されていたという現実を受け入れられないようです。青ざめる紗耶の表情……あらゆる出来事が押し寄せてきて、紗耶の精神はキャパ越えしてしまっています。

しかも、追い打ちをかけるかのように、義母は残酷な脅しをかけてきて、紗耶に自ら離縁を申し出るように仕向けてくるのです。

ここで期待したいのは、傍にいる啓太が何らかの方法で紗耶を守るか、晃人にこの事実を伝えてくれることですね。

傍にいて何もしないということは、啓太に鍵ってないとは思いたいのですが……。