わたしの幸せな結婚・第22話のネタバレと感想｜ガンガンONLINE

「ガンガンONLINE」に掲載されている「私の幸せな結婚」第22話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

清霞の仕事は、オクツキの一件のせいで多忙を極めていました。
オクツキとは成仏に至れなかった異能者の霊魂を集めた巨大な墓のことで、最近何者かによって封印が説かれてしまうという重大事件が起きた場所です。

重大任務を抱えて家で過ごす時間が確実に減っている清霞が気になっているのは、やはり美世のことでした。
彼女が根詰めて勉強していることももちろん気にはなりますが、それよりも重要なのは彼女の異常な悪夢のことです。

清霞は美世の悪夢は、彼女の母方の一族である薄刃家の異能に関係しているのではないかと予想しています。
オクツキの件と美世の体調、両方に頭を悩ませている清霞。

そんな彼の元にオクツキの件で宮内庁から派遣された男がやってきます。
なんとそれは、先程街中で倒れそうになった美世を助けてくれた紳士でした。彼の名前は鶴木 新（つるき あらた） 。

彼は帝の意向を伝えにやってきました。
オクツキから溢れ出た例の7割はすでに回収済みですが、残りの3割は攻撃的で回収に手こずっているため、清霞たちの協力を仰ぎたいとのことです。さらに帝が推奨してきたのは、それらの魂を異能による戦闘で滅却することでした。

強力な異能者の霊たちが相手となると、中には自分たちの先祖の霊も混ざっている可能性があります。しかし清霞は死んだ者よりも生きた者の命を優先するため、この命令をすんなりと受理しました。

鶴木と悪手を交わして別れる清霞ですが、その刹那、彼は鶴木の胡散臭い笑顔の中に眠る歪な雰囲気を感じ取ります。

清霞はオクツキの件の対応の傍ら、美世の悪夢の謎を解き明かすために彼女の母方の家系である薄刃家について調査をしていました。 薄刃家は秘密の多い家系で、代々伝わる異能もかなり特殊なものであるという話です。

調査書に目を通す清霞。
するとここで衝撃的な事実が判明します。

薄刃 澄美について情報屋に洗わせていた清霞でしたが、帝都内の女学校に通っていた澄美という名前の女性20人ほどの中に、先程の鶴木と同じ苗字の「鶴木澄美」という女性がいたのです。

清霞は己の予感を信じ、鶴木家について調べてみることにします。

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なんだかものすごく胡散臭い鶴木家です。もともとは貿易会社関係の一族なのだそうで、帝に直接使えているような一族ではないそうな。清霞のもとへ派遣されてきたのは「交渉人」としての意味合いが強かったようです。背景を考えるとなんだか胡散臭さが増しますよね。

美世のことを見ていたのも、彼女が薄刃家の人間であることを知っていたからなのではないでしょうか？

予想ですが、もしかしたら鶴木は澄美と一度結婚しているのかもしれません。

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