恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない・第20巻のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

「マンガMee」に掲載されている「恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない 」の【単話版】第20巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

キールが牢獄に！一方でセリアは王族とお見合い！？

スコット公爵は自分の娘とグラントとの婚約に懐疑的になっていました。グラントとの婚約でスコット公爵家が大貴族へ格上げされることは間違いありませんが、あまり出過ぎた真似をすれば今度は王室に目をつけられてしまうかもしれないと懸念しているようです。

そんな消極的で保守的な父親とは対照的に、メアリーは王室さえも倒さんとしているかのような野心的な態度を露わにしています。明らかに調子に乗っているメアリーです。

そんなメアリーにより囚われの身のままのキールは、牢獄の中でまるでペットのような扱いを受けていました。そんなキールの身を案じ続けているのはセリアです。

しかし、セリア側でも大きな事態が起きようとしています。なんとセリア達はオルライン王家の避暑地へ招待されたのです。表向きは親睦会ですが、オルライン王家の本当の目的は……。

親睦会という名のお見合い

オルライン王家はセリア達を避暑地での親睦会へ招きました。しかし、その本当の目的はヴィクター王太子やユリア姫を、セリアとアランにお見合いさせることであると予想できます。しかし、新大陸事業に情熱を注ぐアランにとっては結婚は足枷でした。結婚に消極的なアランですが、今回お見合いさせられるユリア姫には果たしてどのような印象を抱くのでしょうか？

ユリア姫の人柄

ユリア姫は気立ても良く優しそうな女性でした。挨拶を交わしたアランの表情が一瞬明るくなったように感じます。結婚に興味のなかったアランでしたが、もしかしたら本当にユリア姫といい関係になってしまうかもしれませんね！今回の避暑地での旅行でアランとユリア姫がどれほど距離を縮められるのか注目したいところです！

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キールがメアリーの従者になった頃、キールはメアリーから家畜のような扱いを受けるだろうと予想していました。しかし、意外にもメアリーはキールのことをまともに扱っていたのです。キールもこの様子ならメアリーを利用してスコット家に取り入ることができるかもしれないと考えていたくらいでした。

しかし、実際にはキールの兄によってその計画は阻まれてしまいましたね。今のキールは完全い囚われの身です。それこそ牢獄で家畜のような扱いを受けています。キールの兄が正式な婚姻の書類を自国から持ち帰るまで、キールは囚われの身のままです。

今のキールの状況をもしセリアが見たら、どう思うのでしょうか……。