あなたを愛しただけなのに・第12話のネタバレと感想｜めちゃコミック

めちゃコミックで掲載されている羽田伊吹先生の「あなたを愛しただけなのに」第12話のネタバレと感想です。

※めっちゃコミックでは第12話と言う表記ですが、単行本ではAct.4(1)という表記になります。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

あなたを愛しただけなのに・第12話のネタバレ

和穂に内緒で、密会をする航と未耶…。

私鉄を乗り継ぎやってきたのは、こじんまりとしたレトロな喫茶店です。

ここなら知り合いに会うこともありません。

 

 

航は席について早々、和穂に黙っていてほしいと頭を下げます。

そんな航を見て、未耶は情けないと呆れ顔です。

あの時はあんなに夢中になっていたくせに…そう言う未耶の口元には僅かに笑みがこぼれています。

それを聞いて航は割り切った関係の約束だったのに、なぜ和穂に近づいたんだと抗議しますが、未耶は聞く耳を持ちません。

こともあろうか、本当にあれっきりだと割り切ってたのかと試すような質問をしてきました。

言葉を失う航。

 

 

2人はただの行きずりの相手とは違い自分達は同級生です。

なので未耶は航がちょっとくらいは後ろ髪を引かれるような思いをしてくれたのではないか…などと考えているのです。

でも、もしそうならば…帰ってからすぐに彼女と仲良くしている写真をSNSにアップしたのが、腹が立って仕方のない未耶…。

未耶は不適に笑い、関係をバラすつもりはない…ただ裏切られた事実を知らずに笑っている彼女を、横で眺めていたいだけだと言い放ちました。

未耶は航の手を握り、自分にもいい思いをさせ続けてくたなら、絶対にバラすことはないと約束すると持ちかけます。

提案のようでこれは脅迫ですね…。バラされたくなければ関係を続けろという意味だと思います…。

しかし、航は未耶の手を振りほどきます。

そして自らの本当の気持ちを語りだしました。

 

 

あの日、航は確かに未耶に気持ちが揺らいでいたのは事実です。

しかしその思いもあくまで「あの時っきり」の刹那的な感情。

今となってはこんな脅迫まがいなことをする相手に触れることすらしたくないとまで告げました。

そうは言いつつ航は頭を抱えて悩んでいます。

自分が隠し通せばよかったはずなのに…。 そうすればすべてなかったことにできたはずなのに…。

なぜ…。 どうして…。

未耶はそんな航を見据えて、おもむろにスマホを取り出しました。

航が止める前に、未耶はカシャッと写真をとってしまいます。

あなたを愛しただけなのに・第12話の感想

未耶…こっわい！怖すぎです！ 航のことが好きすぎて凶行に走るとかならまだわかるんですけど…未耶の場合そうではありませんからね…。 彼女は"愛する彼女がいる男を、自らの魅力で強引に奪い、彼女を裏切らせる"というシチュエーションが好きなだけなのです…やっかいにも程があります…。 略奪愛に溺れるタイプですね。 それによって自らの存在意義や価値を確かめる…ちょっと可哀想な性格だとは思います。

ですがそんなのに目を付けられた男の彼女はたまったもんじゃありませんよ！ まぁ、これでなびいてしまうのならば男も男でちょっとだらしなすぎですからね～文句は言えません。

"自分でまいた種"

ほんとにその通りですよ～航～。

「あなたを愛しただけなのに」はめちゃコミックで読むことが出来ます！ 是非チェックしてみてくださいね！！