ふれるかおる・第33話のネタバレと感想｜LoveJossie 86号

2021年11月5日発売の「LoveJossie」86号に掲載されている「ふれるかおる」第33話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

親子3人で食事をする九条。父に嗅覚がないことがばれてしまい、"香りの仕事を少し離れてうちの会社で働いてみてはどうか。"と打診されるのでした…。

後日、一応治療に専念するという理由で休職するものの、会社の人ときちんと話し合い、体がなまらないように父の会社で研修する、という形に落ち着いたようです。

九条は出社したものの、珍しい苗字でもう全員に気付かれていることをげんなりしていました。一緒に食事した日の夜に、兄から"父親の心配している気持ちを無下にするな、距離を取ったって仕方ないだろう。"と言われた言葉を思い返しています。

夜に甘楽と電話をする九条。匂いがわからなくなってから、甘楽を遠く感じてしまう九条。一方甘楽は"今度いつ会えるのか。"と打診しました。九条はその言葉に少し動揺します。その九条の様子を感じ取り、一抹の不安をおぼえた甘楽。しかし何もなかったかの様に、"フランスは楽しかった。"と話題を変えるのでした…。

九条は"フランス婚って言うのもあって。"と言う話題を持ち出しますが、結婚を延期にされている甘楽にその言葉は中々のダメージです。

翌日頭の中でぐるぐると考えながら接客をする甘楽の元に、買取の客がやってきました。愛想よく対応する甘楽に美好は、"愛想良くしすぎて誤解されないように。"と冗談っぽく言いますが、今の甘楽にはダメージが大きく、昔のトラウマと重ねてしまうのでした。

実は過去に好きと勘違いされたことが原因で、甘楽はストーカーの被害に遭ってしまい対人関係が苦手だったのです。

一方で愛想よく過ごす九条に、"瀬戸カンナのインスタで君をみた。"と喋りかけてきた男性がいました。その彼から"レイ・モリヤがイヴォールのパーティーにいた。会ったのか？"と聞かれ驚いた九条。

レイ・モリヤが映っている記事をたまたま見つけた九条。"母の過ちを暴いてもいいのだろうか。ならいっそ母の香りも忘れてしまえ。"という絶望の渦の中に取り残されていました。

その一方でレイ・モリヤの秘書は、記事の写真を削除依頼しています。"明日から香水のPRが始まる"と告げた秘書に"最後ぐらいはね…。"と呟いていて―――！？

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相変わらずがっつりすれ違ってるなぁ。 そしてまぁこの回でなぜ九条の嗅覚が戻っていないかわかりましたね。本人が嗅覚を忘れてしまえば母の過去を暴かずにすむ。と思っているからです。

でも運命って皮肉なもんで、絶対どう頑張っても九条はレイ・モリヤと会うことになるんですよ、残念なことに。

それを廿楽に甘えることが出来たのなら、九条はきっと大人の男性としても、調香師としても成長するんじゃないですかねぇ。

ってか今廿楽の方が心配なんですよね。九条のことが好きで、嗅覚がいつ戻るのか心配して見守っている中で九条に若干の距離を置かれ、美好には愛想ふりまくな。と言われ、もうほんと可哀想です。まじで。

あの男がストーカー化しないといいですけどね。

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