ふれるかおる・第34話のネタバレと感想｜ Love Jossie

「Love Jossie」に掲載されている「ふれるかおる」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

九条は父親の会社で働き始めていました。
さすが社長の息子ということだけあって、九条は優秀そのものです。
なんでも九条がいることで、心なしか女性社員たちのやる気にも変化が出ているようで……。

九条なら、求める企業はいくらでもあるだろうと話す九条の上司。
九条の父親は、真剣な表情でその報告を聞いているのでした。

一方で九条は陽気な先輩と話しています。
この陽気な先輩は、どうやら調香師レイ・モリヤの大ファンなのだとか。

あそこまで有名になると、本人がメディア露出をしていなくてもネット上でいくらでもプライベートの情報が手に入ってしまうらしく、先輩はまさにレイ・モリヤオタクと化していました。

実は今度この先輩が担当している展覧会には、老舗シェルメの新作を手がけた話題の調香師がゲスト出演するのだそうです。
名前も顔も未発表でしたが、先輩はこのスペシャルゲストがレイ・モリヤではないかと予想し、興奮しています。

イベント当日。

九条は、先輩の話をにわかには信じられませんでした。
メディアに突然顔を出すなんて、レイのポリシーに反します。
彼がそんなことをするわけがない……。

そう思いつつも心のどこかで何かがひっかかる九条。

帰りのタクシーの中でぼんやりとそのことを考える九条ですが、つい"もしまたレイに会えたら……。"と考えてしまいます。

そしていよいよ謎のベールに包まれた調香師の登場です。
会場に現れたのは、ドミニク・ブランという名の調香師でした。

時を同じくして、九条のもとを訪れる一台の車がありました。
中から出てきたのはアナイスです。

アナイスの登場に、やっぱりレイは日本に来ているのかと驚く九条。

しかしその後、アイナスから知らされるのは衝撃の事実でした。

レイは、来日するつもりだった。 日本に行くのも最後の機会かもしれないと言って。

しかし彼は容体が急変し、すでに亡くなった。

アイナスは、残念そうにそう語るのです……。

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結局九条はレイについてあまり知ることができないまま、再会も叶いませんでした。 無念でしょうね……。このままお別れなんてちょっと納得できません。

しかしレイのことですから、なんとなく九条に対して何か香水に紐づけてメッセージを残している気がします。 新作の香水を九条が嗅ぐことができればメッセージに気付けるかも……。でも今の九条は嗅覚が…。 とにかく今は九条の鼻が元に戻ることを祈るしかなさそうです。

なんとももどかしい展開になってきました。

レイのお葬式とかのシーン…あんまり見たくないかも。 見てしまったら死を実感してしまうし。 九条も同じ気持ちなんじゃないかな。