一日千秋・第19話(5巻)のネタバレと感想

「一日千秋」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

一日千秋・第19話のネタバレ

メモリアルパークに主任が現れて驚く翔子。

死産だったと話す主任。

妊娠して重要なしごとも任されていた主任は、安定期に入っていたし自分なら乗り越えられたと思っていたのです。

しかし… もうすぐ出産って時の検診で心臓の音が聞こえなくなっていました。

普通の出産と同じように神通を起こして産声を上げないわが子を見て自分のしてきた行動を悔やんだと話します。

自分のせいで…自分の傲慢で… 夫にも愛想つかされ、この子も仕事の依頼も失ってしまったというのでした。

だからこそ翔子には同じ道を辿ってほしくなかった。

主任はもっと翔子の身体を考えてもっと強く仕事をセーフするように言っていればよかったと言います。

その言葉で翔子は今までの主任の言葉を思い出し、主任の精一杯の優しさだったのだと知るのでした―――。

働く女性に対していろんな取り組みが増えてはいるけれど、やはり世間の目はまだ記事しいのが現実。

主任は翔子の意思を尊重したいと言って去っていくのでした。

ある日、裕から久しぶりに翔子の両親と会いに行こうというのでした。

赤ちゃんの供養の予約を入れていた裕。 心の整理つけたくて入れたという裕に、翔子はいつか供養に行きたいと思っていたと話します。

供養が終わり、外に出ると父と近所の人たちがいました。

母のお墓参りを終え、近所の人たちも去っていくと裕と父と三人になります。

ベンチに座り、翔子は自分がお腹にいる時の母はどんな感じだったと聞きます。

仕事上で産気づいて小林と一緒に病院に行ったと話します。 自分を認めて自分に寄り添うのが上手い人だった母。

いろんな人を助けていろんな人に助けられて… 支えあってつながって翔子が産まれてきたと言います。

親の事情で甘えることができなかった翔子にはずいぶんと辛い思いをさせてしまったと感じていた父。

だからこそ、裕を連れてきたときすごくうれしかったと話します。 人と人がかかわることは多かれ少なかれ迷惑をかけあう。

一人でいるのと一人になってしまうのは違う。 一人では生きていけないというのは幸せなことだとこの年になって実感している父でした。

今回の件で、不妊治療のことを会社のみんなに伝えると話す翔子。

自分が伝えることでもしかしたら何かが変わるのかもしれない… それは裕も同じことを考えていたようで…

会社にて、立ち上がる翔子に茜は止めようとします。

翔子が辞めるなんて許さないという茜。 しかし翔子は退職願を一度取り下げてほしいというのでした。

そしてみんなに聞いてもらいことがあると言って―――

 

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一日千秋・第19話の感想

一人で抱えるのではなく、みんなで支えあって生きていく重要さを学ぶことができました。

私も結構人に頼らず、自分でなんとかしようとする性格なので、この話を聞いて自分の考え方を改めようと思いました。

さて、次回は最終回ですね！ みんなに不妊治療を伝える決意をした翔子はこれから、どのように過ごしていくのでしょうか。