マオの寄宿学校・第14話のネタバレと感想|花とゆめ2号

花とゆめ2号に掲載されている「マオの寄宿学校」の最新14話のネタバレ・感想をまとめました。

体育祭にて怒涛の活躍をみせるルイ。のし上がってくる4thが面白くないキングは、マオたちに対して絶対的な圧力をかけてきます。

それは、優勝を逃すか、もしくは“退学”するかという…究極の選択でした。

マオの寄宿學校第14話のネタバレ

定期試験の試験結果が張り出されました。

マオはなんと全校7位です。 周りでは編入生のマオが実は頭いいという事実が発覚します。

しかしマオの関心は他にありました。 なんとアイちゃんが8位で名前が自分の下にあったのです。

そしてルイに関してはなんと3位！ しかしルイが狙っていたのは1位らしく、彼はこの結果に不満が残っている様子でした。

しかしこれで来る体育祭では彼らの点数は2倍にカウントされます。 ルイは活躍して人気を一気に集め、やがて訪れる選挙での圧勝を果す！と意気込むのでした。

 

 

そして迎えた体育祭―――。

ルイは初戦から参加し大活躍です。 大縄飛び…綱引き…障害物競走…。

しかも仲間をひっぱるリーダー的存在になってゆきます。 団体競技ではいつの間にか指揮担当です。

 

ルイは確実に周りからの人気を獲得していってるようでした。 騎馬戦が終了した段階ではルイたちの4thとアスカ率いる5thが同率一位となります。

しかし大活躍のルイとは対象的に、エッグスプーンレースやサックレースなど地味な競技にばかり出場するマオ…。 しかもサックレースでは顔面からスッ転び、救護テント行きになる始末です。

落ち込んでいるマオに声をかけてくれたのはユキ先輩とカズでした。

ユキ先輩いわくここは応援合戦がよく見える特等席だといいます。

ふと目をやれば前方ではチアガール姿のアイちゃんや、女子部のナイトであるリョウの学ラン姿が見えるではありませんか。

思わずマオは赤面します。

 

カズはふと口を開き「久川先輩すげーっすね」と呟きました。

「えらそうだからもっと口だけかと思っていました、すんません」と、ルイのことを少し認めた様子です。

マオは「確かにルイはすごいけど自分は全くルイの役に立てていない」と胸の内を明かします。

ユキ先輩のように表立って先導したり、カズのように忍者みたいにサポートしたり…そういった力が自分にはないと嘆きます。

しかしユキはそんなマオに対して「もう持ってると思うけどな。マオ君にしかできないこと」と励ましの言葉をなげかけるのでした。

 

 

休憩時間。

同級生達とも打ち解けられて、なんだかいい感じのマオとルイ。

しかしそこに水を差すようにやってきのが、キングでした。

キングはマオを人気のないところに呼び出します…。

そこでキングの口から信じられないような言葉が発せられました。

ルイにエリートレースで手抜くように言えないかという話をしてきたのです。

聞き間違い…？まさかキングの口からそんなこと…と驚くマオに、追い討ちをかけるかのようにキングは続けます。

キングには6thを優勝に導く責任があること。 交際解禁も支持率あげる餌。 こういった綺麗事は政治の基本だ…と。

 

マオは「なぜ自分にそんなことを頼むのか」と尋ねました。

するとキングの答えは「だから飾り花を渡した」のだと…。

さらに「お前にしか頼めないんだ。女子寮…楽しかったろ」

そう、キングは女子寮からもどってくるマオのことを見ていたのです。

マオは瞬時に察します。これは脅しなのだと。 退学になりたくなかったらキングのコマになれという圧力です。

しかしマオは毅然とした表情で「侵入したのは僕だけです。処分は僕だけだって約束してください」と答えます。

マオは、ルイをキングにのし上げるために、自分を犠牲にしようとしているのです…。

「だめよマオくん」

それを影から見ていたのはアイちゃんです。 マオの考えを察して必死に止めようとします。

しかし、どうやらマオの決意は固まっている様子で…？

マオの寄宿學校第14話の感想

本性を表したキング…なんという性悪でかつ策士なのでしょうか！

退学か…それとも優勝を逃すか…。 ルイの役に立ちたいと願うマオの考えは明白ですね…。

そんなマオの気持ちを悟って救いの手を差し伸べるアイちゃん。 やっぱりヒロインは違いますね～こういうときにちゃんと見ててくれてるのだから…！ しかし、アイちゃんの説得ですらマオの決意はどうやら変えられないみたいで…。

果たして彼が選んだ選択とは…？ 注目の次号はカラー付きでお届けです。

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