の、ような。第20話のネタバレと感想｜ラバココミックス

「ラバココミックス」に掲載されている「の、ような。」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

の、ような。・第20話のネタバレ

少しだけ気持ちが楽になった冬真は昔のことを思い出します。雨の中両親が迎えにきてくれるのを急かしたことがずっと気がかりだったのです。冬真は寝れなくなってしまいました。

一方で仕事が終わらない希奈帆。トイレの電気が切れてしまったため近所のコンビニに買いに行くことにします。

冬真はベッドから起き上がり、外で圭に電話をかけることにしました。出てくれた圭でしたが、圭も同様寝れなかったようです。

爽太から聞かされた話を元に、圭は冬真に謝りました。その後ろに電球を買った帰りの希奈帆が冬真に声をかけそびれています。

言わなかったらわからなかった。と言った冬真にそれはできなかった。と答える圭。そして冬真は自分も両親を急かしたことを後悔している。と涙を流すのです。

冬真のせいじゃない。と言う圭に、圭のせいではない。と言いたい冬真ですが言葉が出ません。それを悟ってか圭は自分のせいだ。と続けるのです。

しかし心から思っていなかったとしても、圭のせいではない。と言った冬真と圭は2人で涙を流します。

明日2人は会う約束をしたあと、電話を切りました。そして希奈帆は冬真に早く帰ろう。と声をかけるのでした。

正しい判断をできたのか。と悩んでいる冬真にわからない。と返した希奈帆。人が選択するものに正解なんてない。と続けます。

春陽は自分のせいだと思うのかな。とも尋ねる冬真にそれもわからないけど、1番悪いのは飲酒をしたやつだ。と答える希奈帆。

そして今自分に出来ることは春陽に不幸ではない。と思ってもらうことではないか。と言います。もちろん冬真に手伝って貰うこともあるが、その対象に冬真も入っている。と続ける希奈帆。

もう思っているよ。と言いたかった冬真でしたが、タイミングがなく冬真の声は空に消えていきました…。

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の、ような。・第20話の感想

めちゃくちゃにいい！！！！ 冬真ってあんまり感情を表に出さなかったり、何を考えているか案外わからないキャラだったんですよ。そんな冬真が感情をむき出しにして、泣いたり、主張しようとしたり、最強に素晴らしい回でした。

間違っているかのどうかの判断を希奈帆にするあたり、きっと冬真は今1番信用しているのは愁人じゃないのかな。と思ってしまったり。

でもきっとここで言葉を選ばないのは希奈帆だとわかっていたからだと思います。 希奈帆の言う言葉に嘘はないからです。

飲酒した親父が1番悪いけど、ほんとに圭も冬真も、圭のお母さんも冬真の両親も間違いなく被害者です。

やるせない回だったけど、冬真にとって少しでも歩めるきっかけになったらいいな。と思いました。