明日、私は誰かのカノジョ・ネタバレ全話まとめ・最新話から最終回まで

サイコミで連載中の大人気コミック『明日、私は誰かのカノジョ』のネタバレ・感想をまとめました。

このページで『明日、私は誰かのカノジョ』のネタバレ内容が全て網羅できちゃいます！

文字のみですが、ネタバレ注意です！

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壮太から連絡が来なくなり、雪は自分が感情的になってしまったことを反省します。 そんな時、リナから恋の相談を持ち掛けられる雪。

実はリナの恋人のフミヤが実は既婚者であり、自分は浮気相手だったのだとショックを受けるリナ。

壮太と雪は群馬へ旅行に出かけます。 家族旅行で来たことがあると言う壮太に対して、家族仲があまり良くないような雰囲気をみせる雪 。しかし壮太は大好きな雪と旅行に来れてとてもよろこび、ここぞとばかりにもてなすのでした。

雰囲気のいい旅館に到着した2人ですが、壮太は現実味が帯びてきたようで顔が赤くなります。一方雪は冷静な様子。 温泉に入ると、雪はメイクを落とし、自分の顔のあざをじっと見つめます。 雪はこれが本来の自分なのだと、まじまじと顔を見つめるのでした。

雪のことが好きだと打ち明ける壮太に対し、雪は壮太に話したことは全て嘘であり、お金を稼ぐためだけにこの仕事をしていることを打ち明けます。 それでも好きなのか？私と付き合いたいのか？仕事を止めてほしいのか？と問い詰める雪に壮太は言葉が出ませんでした。

雪は夢を見ます。それは自分が大人になり、婚約者である壮太と笑っている夢です。 とても幸せな気分に包まれながら、目を覚ますと、随分都合のいいことを空想してしまったことにげんなりする雪。 そして起きた壮太に笑顔を向けると、壮太は雪が何を考えているのか悟るのでした。

壮太が出した案に対し、雪は答えを出し、一人で帰ってしまいます。 雪の姿が無いことに落胆してしまう壮太。雪は壮太をNG客リストに入れ、現実を見ます。そしてレンタルカノジョとして、新しい顧客に対応するのでした。

リナはナンパされた複数の男性と関係を持っていました。行為が終わって満足げな男性を前に、うつろ気な表情でベッドに沈むリナ。 底知れぬ孤独感を持つリナは男性を身体で繋ぎとめて寂しさを埋めることしか出来ないのでした。

男性なんて媚びを売っていれば言うことを聞いてくれると考えているリナ。最初はそう思っていても、最後に傷付いて泣くのはいつも自分なのでした。 一方、雪はお得意様の客である正之から連絡があり…。

リナはパパ活相手の飯田と会った後、お金をせびります。 手持ちがないからといつもより少なめのお金を渡す飯田。 リナは帰っていく飯田の背中を見ながら、自分は相手の言動によってしか存在価値を見いだせないと気を落とすのでした。

リナは飯田を雪に紹介すると、意気投合してしまいます。 飯田の会社の話に付いていく雪ですが、リナは難しいと感じてしまい蚊帳の外。 そんな時、リナのスマホには以前ナンパして身体の関係を持った雄大という男性から連絡があります。

雪は事務所に給料を貰いに行くとNo2のアヤナという女性に出会い、軽く嫌味を言われます。しかし、目的以外のことを気にしない雪は話の途中で去っていくのでした。 実は雪はリナの彼氏の飯田から、リナの誕生日プレゼントについて相談を受けていたのでした。

リナは雪のメール画面に表示された「レンタルカノジョ」の言葉が気になります。 今まで一番の友達だと思っている雪でしたが、雪は男嫌いだと言ったのでレンタルカノジョではないだろうと否定しますが、リナは一日中上の空です。

リナは雄大とのデートに心をときめかせます。 最後に泣くのは自分だということを頭の隅に置きつつも、リナは新しい恋の予感に自分磨きに励むのでした。一方、飯田はマッチングアプリで女性に会っていました。 女性は飯田のことを誠実だと言いながら頬を赤らめます。

誕生日が近づいているリナですが、飯田からは接待の予定が入ったと言われ、雄大に電話をしてもサークルの飲み会らしく、終いには女性の声が聞こえリナは激怒。 どうしようもなく雪に電話するリナですが、涙ぐんでしまうのでした。

雄大と映画デートに出かけるリナ。雄大と話していると、リナは自分の本音がぽろぽろ漏れていきます。 本当は飲み会なんて行きたくないのに「周りから嫌われるのが怖い」とムリに参加しようとするリナ。リナはずっと孤独感にさいなまれていたのでした。

リナは雄大にパパ活をしていることを打ち明けますが、そんなのみんなしていると驚かない雄大。 そして、女性は色々お金がかかるから仕方がないと言い、リナのことを肯定してくれます。リナはそんな雄大をホテルに誘いますが…。

サークルの飲み会が始まり、リナは新しいバッグを褒められます。 こんな高いのどうやって買ったのかと言われ、焦りながらフリマアプリでいらないものを売ってお小遣いを稼いでいると言うリナ。 次第にその飲み会はパパ活に対する非難となっていくのでした…。

飯田とリナの誕生日プレゼントを選びに来た雪。 しかし飯田は下心があるようで、雪に何度も接近します。 かるくあしらう雪に対し、飯田は「リナとはもうまんねりなのだ」と言い、今度は雪に相手をしてくれないかと頼みだし…。

雪がレンタル彼女として働いているのは本当なのだろうか…リナはパパ活の最中でも、大好きな雪がそんな仕事をしていたなんてと頭から離れません。 一方、雪はリナの誕生日前日まで既読が付かないリナへのメッセージに心配を隠せないでいるのでした。

汚れが無く芯が通っている雪をリナはこれまで羨ましがっていました。 しかし雪のレンタル彼女の仕事が浮き彫りになると、結局のところ自分と同じかと思ってしまうリナ。 リナは誕生日当日、雪からのメールを無視し、他の女性と食事をしていた飯田に会いに行きます。しかし飯田はリナにプレゼントを渡すととんでもないことを言い…。

雪が大学で自習していると恐い顔をしたリナが来て、雪を呼び出します。 雪は渡しそびれた誕生日プレゼントをリナに渡しますが、飯田と同じブランドのものであり、頭に来たリナはプレゼントを投げつけてしまいます。 飯田に隠れて会っていたのかと問われても、リナを傷つけたくない雪は黙ってしまい…。

リナは雪の愚痴を雄大に聞いてほしくて呼び出します。 他の女性と寝ていた雄大はリナを勝手だと思いながらも待ち合わせ場所へ。 リナは、ずっと友達だと思っていた雪が夜のお店で働いていると怒りますが、雄大はリナのパパ活のことは雪は知っているのかと言うと…。

リナを呼び出し、顔のアザも隠さないままリナの元に行った雪。 リナは雪の本当の姿を見て思わず涙が流れます。 そんなリナを見て分かり合えたと思い、雪も涙を流しますが…。

リナは雪との関係も元通り仲良くなったとウキウキしながら雄大の家にいました。 そんな時、パパ活のお誘いメールが来るのでした。 一方、雪はリナから言われた言葉が頭から離れず、リナのメールを無視してしまいます。

スタッフから勤務態度を注意されるあやな。 どうやらデート中にスマホをいじったりする態度に対し、客からクレームが入っていると店長から言われます。 そして、店のトップである「雪」のように誰にでも好かれる接客をして欲しいと言われ…。

自分の顔にこれまで何百万も投資してきたあやなは、自分を美しくするために努力しない女性を見下していました。 そんな価値観のあやなは現在付き合っている相手・光晴の結婚相手として自分は申し分ないと感じており…。

雪を指名して一緒に服を買いに行って欲しいと依頼する、あやなの客・桧山。 なかなか指名が取れないあやなは実は自分の彼女なんだと桧山は雪に相談し、雪はあやなの営業方法を知るのでした。

整形を始めてから、自分の顔のちょっとした部分が気になってくるあやな。 鏡を見る度になんだか色々な部分を直したくなってきてしまいます。 そんな時、あやなは客である桧山からラインが届きますが、正直気持ち悪いと思っていたのでした。

雪が仕事の支度をしていると、本日のデート相手が「メイクを教えて欲しい」という男性であることがわかります。 その弾性の名前は小森翼。ジェンダーレス男子と言われている翼に、雪は化粧品の購入に付き合います。

翼は雪に付き合ってもらい、デパ地下で化粧品をタッチアップしてもらいます。 憧れていた色を付け、その姿に感動する翼。雪はそんな彼を見て応援したくなるのでした。 値段を見て青ざめる翼に、雪はプチプラコスメを提案します。

雪がどんな女性なのか気になるあやなは、掲示板で雪の名前を検索してみます。 しかしそこにあったのは客から自分への愚痴。 「お金を払わなければ女に相手してもらえないくせに！！」とあやなはそんな男性たちに苛立ちを隠せずにいましたが…。

光晴の友人夫婦の家に招かれたあやなは4人で食事を楽しみます。 しかし、光晴の友人の妻・ハルカは太っていて化粧っ気も無く、気を使っていない容姿にあやなはドン引き。 おまけに手料理の量も多く高カロリーなものばかり…。あやなとは対照的に光晴は家庭的なハルカに好印象で…。

ハルカを絶賛する光晴に対し、あやなはハルカの容姿を酷評。 私があの見た目だったら光晴は私に声をかけたのかと詰め寄ります。 光晴はあやなのそんなところに正直呆れていました。しかしあやなは容姿を傷つけられた過去があったのです。

あやなが食事の用意をしていると客である桧山からメッセージが。 やばいと感じたあやなは急いでスマホを隠しますが、光晴はそれを怪しみます。 憧れていた結婚ですが、もしこんな状態になるのなら本当は幸せにはなれないのかもとあやなは感じはじめ…。

あやなは雪の客を引き受けることになり、正直乗り気ではありませんが、整形費用を稼ぎたい理由で出向きます。 そこには翼の姿があり、めちゃくちゃなメイクにあやなはドン引きするのでした。

色々メイクについて勉強していると緊張しながら話す翼。 しかしあやなは「研究してそれならもうダメだ」と匙を投げます。 そんな投げやりなあやなの言葉に翼は深く傷つき泣いてしまうのでした。

あやなはため息をつきながらも、泣いている翼のメイクをそっと直してあげ、翼に合ったメイクを教えてあげます。 元々の顔がとてもキレイな翼はあやなのメイクによってとてもキレイな顔に生まれ変わるのでした。

整形費用欲しさに、あやなは桧山をデートだと呼び出します。 桧山の身なりを見て、後どれくらいお金を引っ張ることが出来るだろうかと色々考え出すあやな。 あやなのミニスカートに鼻の下を伸ばしていた桧山は…。

今度温泉旅行に行こうとあやなを誘う桧山。 しかし、あやなは「いきたいけれど、親への仕送りや専門学校のお金などで金欠だと」やんわりウソをついて断ります。 既にあやなにお金を貸していた桧山ですが、あれでは足りないとあやなは悲痛そうな顔をします。

雪が事務所に給料を取りに行くと、店長がネットの掲示板を見て深刻そうな表情を浮かべていました。 どうやらあやなの良くない噂が掲示板で語られており、このままではいけないと考えている様子で…。

あやなが帰ってくると、家の前に彼氏の光晴が。 会社の飲み会だったと言うあやなですが、そんな短いスカートで露出も多い服装に光晴は疑問に思います。 だんだんとあやなの行動が浮気しているように感じてきた光晴は…。

あやなのスマホを見て、浮気を決めつける光晴。 あやなは必死で否定しますが光晴は信じてくれません。 その様子に観念したあやなはレンタル彼女として働いていることを光晴に白状します。 結婚を理由にお金が必要だったと言いますが…。

光晴と微妙な感じになってしまったあやな。 翌日、美容整形するためにカウンセリングの順番を待っていると、スマホが鳴ります。 光晴からの連絡かと思いきや、どうでも良い客からのメールで、あやなは仕事のやる気がさらに無くなるのでした。

病院で雪とばったり会ったあやなは嬉しくなって色々と雪に話しかけます。 素っ気ない雪に対してあまりいい印象を持っていなかったあやなですが、雪も美容整形に興味があると知り、嬉しくなってしまうのでした。

桧山はあやなにお金を貸してから、あやなと連絡も取れない上に店に電話してもあやなを繋いでもらえません。 不安に思った桧山は雪を指名し、あやなにお金を貸していることを打ち明けてあやなの様子を探るのでした。

事務所でばったり会ったあやなと雪。 あやなはハイテンションで雪に話しかけますが、雪は昨日の桧山のことを話し、あやなに気をつけてと言います。 あやなはお金をかりたことを雪は知ったのだろうかと思いながらも、無理やり笑顔を作るのでした。

あやなと光晴の出会いは光晴からのナンパ。 そう、光晴はあやなの容姿に惹かれていたのでした。しかしその時、歳をごまかすあやな。そんなことを思い出しながら、あやなは目の前にいる光晴と別れ話を進めます。

光晴の私物を捨てながら、思い出も消そうと躍起になるあやな。 自分の荷物も捨てて欲しいと連絡しても返信はありません。 事務所に寄って給料もらって買い物でもしようと思いつきますが、事務所からあることを指摘され…。

事務所から「もうかばいきれない」と、裏引きしていることがバレたあやなはクビになります。 あやなを訴えると言う元客・小笠原からもメールが有り、すべてのことに対してイラつきがおさまらないあやな。思い出すのは光晴の優しい言葉だけでした。

事務所クビになったし、客からは訴えると言われるし、彼氏とは別れたし…と明るく話すあやなを、雪はとても心配します。 あやなに誘われて雪は一杯付き合うことに。その時、あやなの美容整形の話題に対し、雪はアザがあることを告白するのでした。

あやなにお願いされて海へ一緒に行く雪。 雪は初めて見る海に驚きます。あやなはそんな雪を珍しく思いながらもチューハイを開けて、これからもうひと踏ん張り頑張ろうと昔のことを思い出すのでした。

整形手術をする前のあやなはキャバクラで働いていましたが、客から容姿をバカにされてとてもつらい思いをしてきました。 「ブサイクは付けないで」と言われてしまい、自分がもう少し美しければ…とあやなの美への執着が始まります。

雪は翼からメールを貰いますが、母親から電話がかかってきて浮かない表情をしています。これまで出てきた登場人物の現在。 そしてあやな編の主人公・あやなの現在が描かれた最終話。

萌はサークル仲間の豪と身体の関係を持っていました。 しかし、豪はサークルの華であるリナに夢中。 サークルのテレビ電話にリナが参加していると知ると、萌と一緒にいるのにも関わらず鼻の下を伸ばして電話に参加するのでした。

萌は常日頃から、恋愛をしなくてはいけない、可愛くいなければいけないという「常識」に疑問を持っていました。 萌の行きつけのバーは翼が働いているところ。 今日も店長のみっこにどやされながらも、自分だけの居場所にホッとするのでした。

終電を逃し、始発で帰ろうとする萌を翼は送っていきます。 明け方の新宿を二人で歩いていると、翼は道端にいる酔いつぶれた女の子からナンパされます。 しかし、女の子たちは横に萌がいることを知ると、翼と不釣り合いだと萌を笑うのでした。

萌が失恋したみっこを慰めていると、翼が出勤してきます。 翼の横にはツインテールの女の子・ゆあてゃが付いていました。 ゆあてゃは初対面にも関わらずズケズケと話に入ってくるタイプ。萌は苦手だなと感じていましたが、ゆあてゃに話しかけられてしまうのでした。

ゆあてゃは席に付きながらも翼を待ち、みっこ相手に不満そうにします。 そんな中、翼はお客さんの女の子に恋愛の話を持ちかけられると「自分は男が好きなのか女が好きなのかまだわからない」と答えるのでした。

ゆあてゃにホストクラブに連れてこられる萌。 初めての場所に勝手がわからなくおどおどしてしまいます。 萌の席には様々なタイプのホストがめくるめく登場しますが、萌は正直言ってつまらないと感じてしまうのでした。

ホストに可愛いと言われ、白々しいウソに萌は段々と気分が悪くなってきます。 そのような中、最後に現れたホストの楓。同世代くらいの彼に萌は話しやすさを感じます。 一方、ゆあてゃは担当であるホストのハルヒに夢中なのでした。

ゆあてゃはホストのハルヒが違う女の子の席についているのを見て不安になります。 そして、別な女の子がたくさんお金を使ったら、ハルヒはその子を大事にするのでは…と情緒不安定になるゆあてゃ。 萌はその様子を見て心配になってきます。

ゆあてゃのおかげでホストクラブとは案外普通のところだと知ることが出来た萌。自分の知らない世界も経験してみるもんだなと思い、ゆあてゃと分かれてみっこのバーへ戻るのでした。 一方、ゆあてゃは連絡の無いはるひに対してイライラしており…。

ゆあてゃはバイトに行くと萌に言いながら、向かった先はホテル。 そして出てきたのは中年のおじさんでした。「ひなた」という源氏名でそんなバイトをしていたゆあてゃ。 実は彼女はそれで得たお金で、はるひの店のお金を払っていたのでした…。

はるひの店に行くと、今度は絶対にゆあてゃのところに行くと言うはるひですが、その言葉にもう飽きているゆあてゃ。 そして、ゆあてゃのせいで売上が落ちているんだと言われ、はるひはゆあてゃにボトルを開けてと笑顔で頼むのでした。

雪はこの間初めて海に行ったということをリナに話すと、羨ましがるリナ。 そしてリナはウィルスの流行でパパ活も思うように行かないと嘆いており、彼氏はどうしたのかと雪は心配するのでした。 一方、萌は楓と電話するまで仲良くなっており…。

久しぶりのサークルの飲み会に参加した萌。 サークル友達の高木は萌が二丁目に行きつけのバーがあると話していたことを思い出し、そこへ連れて行って欲しいとお願いします。 自分の居場所でもあるバーに、友達を連れて行くのは気が引ける萌ですが、NOとは言えずに高木やリナを連れて行くのでした。

可愛くて誰とでも仲良くなってしまうリナに、萌は嫉妬心を抱いていました。 そして自分だけの居場所であるバーにて、リナがすぐに溶け込んでいるのを見て、萌はリナに対して冷たい言葉を放ってしまいます。 凍りついた場の空気を感じ、萌は我に返りましたが時は既に遅くて…。

戸惑う萌の元にタイミングよく電話をかけてきたのはホストの楓。 楓の声を聞くと、萌はリナを傷つけてしまった罪悪感から泣き出してしまいます。 そんな萌のところに楓は水を持って駆けつけてくれて、萌を慰めてくれるのでした。

とりあえず楓と一緒にホストクラブに戻る萌ですが、楓はほかのホストのコールに参加しに行ってしまいます。 そして帰り際、萌が伝票を見ると思った以上の金額が記載されており驚いてしまう萌。 そんな萌に楓は謝って、そっとポケットマネーを差し出すのでした。

ホストって誰にでもあんなことをするの？もしかしたら私だけ特別なの？？と楓に対して思ってしまう萌。 そんな萌はゆあてゃを誘って、経緯を話すと、ゆあてゃは「それは特別扱いだ」と一緒に喜んでくれて…。

ハルヒのために出稼ぎをしようとしたゆあでしたが、体調不良で何もできなくなってしまいます。 そんなとき、看病をしにきてくれるハルヒ。しかしゆあの身体というよりは出稼ぎを心配しているようで・・・。

楓に会うためにホストクラブに通い詰めるようになってしまった萌。 気がつけば貯金残高も減り、サークルやみっこのお店にも顔を出さなくなっていきました…。

パーカーを着るイベントを開催していると楓から連絡を受けた萌。 萌は金欠ながらも楓の元に向かいますが、楓は一向に萌の卓についてくれません。 萌は不安になりながらもゆあてゃに相談しますが…。

萌はゆあてゃに言われた掲示板を恐る恐る見てみると、楓が枕営業をしており、しかも恋人と同棲中であることなどが書かれています。 自分がこれまで尽くしてきた楓は偽物？！そう不安に思った萌は真相を確かめるべくホストクラブへ向かいますが…。

萌は楓への思いが止まらない一方、不安に思う点も出てきました。 しかしまともに恋愛をしてこなかった萌は自分ではこの恋はなんともできないと思い、ついにリナに相談します。

萌は稼げるバイトがしたいとリナと雪を呼び出しお願いしますが、雪は男ウケが悪いと思うと正直に萌には向いていないかもしれないと言い…。

どうにかして面接に受かりたいと考えた萌はリナに頼み込み、イメチェンをします。 着たことのないようなワンピースや、新しいヘアスタイルやメイクに挑戦した萌は…。

イメチェンして可愛くなった萌は、楓のホストクラブへ行きます。 見違えた萌の姿をを見て楓は褒めてくれますが、楓は別の客に指名されてしまいます。 楓を取り戻すために萌はシャンパンを入れます。 ホスト達に囲まれる中、楓に俺のこと好きかと聞かれ、萌は好きですと答えます。 周りのホスト達は盛り上がり、姫と王子様のような扱いをうけた萌は夜の世界の虜になってしまうのでした。

美麗という女性からオールコールが入り、楓は席を外します。 萌は楓が美麗と付き合っているということを知り、店を飛び出します。 家に帰り彼女代行の件を思い出し面接に向かいますが、座学や試験などを行うため1ヶ月は仕事ができないと知り、断ります。 途方に暮れた萌は見知らぬ男性から1日4万円稼げると声をかけられ、その言葉に乗ろうとします。

萌は男のスカウトに乗り事務所に連れ、男から仕事の内容がホテヘルというジャンルであると説明を受けます。 体験入店の前に男性スタッフと講習を受けることになりますが、萌はまだ心の準備ができずにいました。

一方、ゆあはいつものホストクラブでシャンパンを入れますが、全く楽しそうではありません。 盛り上がるホスト達とは裏腹にゆあの表情は硬く、怒っているようにも見えます。

ゆあはハルヒにラストオーダーでオールコールを入れたら隣でラスソンを歌えるかもと言われますが、別卓の女性・さなえがオンコールをしハルヒは彼女の隣で歌います。 ゆあが怒るとハルヒは後でちゃんと話そうと言いますが、ゆあは会計を済ませて帰りました。 ゆあは家に戻り、ライブ配信で今日のことを愚痴っています。一方、萌は家でオシャレの勉強をしていました。

『ほのか』という源氏名で風俗デビューすることになった萌は仕事の講習を受けます。 その後、萌はスタッフに見送られ客の元へと行きます。 何人ものお客さんを相手にして、4万円を受けった萌。これで楓にも会いに行けると思いますが、こんなことをしてまで楓に会いたいのかと辛くなります。 萌は楓に電話をかけ、楓が出なかったらもう関係を終わりにしようと考えるのでした。

何度も電話のベルが鳴り通話終了しようとすると、萌の名前を呼ぶ楓の声が聞こえました。 思わず泣いてしまった萌に気付いた楓に心配され、ありがとうとだけ伝え、その場にしゃがみ込みます。 その日からホテルで稼いでは楓のホストクラブで遊ぶようになった萌。萌がスカウトの男性にお礼の電話をかけていると、待ち合わせていたゆあがやってきました。

萌と食事の待ち合わせをしていたゆあは萌の変貌ぶりに驚きます。 ゆあはハルヒとのけんかを萌に話します。結局ゆあはまだハルヒを指名し続けていました。食事のあと、萌は夜の仕事を始めたことを話します。 身体を売る仕事をする二人は以前にも増して意気投合します。 2人でホストクラブへ行き、ハルヒと楓を指名します。萌は自分が主人公になれるこの世界から脱け出せなくなっているのでした。

4人でアフターしたいと言うゆあにハルヒは高いお酒を開けてと注文します。 萌は楓を他の女の子にとられたくないと思いますが、メニュー表を見て焦ります。 楓に無理させたくないと言われますが、結局萌はボトルを注文します。 退店後、35万という金額に萌は虚ろな表情になりますが、ゆあに楓とハルヒをバーに入って待とうと言われ夜の街に繰り出すのでした。

4人はアフターをすることになり、ボウリングに行きます。 その後、4人は仲良く夜の歌舞伎町を歩き始めます。 誰もが4人のことを見ていて、萌は今までにない高揚感に浸るのでした。ゆあとハルヒはゆあの家に行き、楓と萌はコンビニに寄ります。 そこで楓はガチャガチャをし、出てきたウサギのキーホルダーを萌へ渡します。キーホルダーを見つめる萌に、楓は少し歩かないかと言い出してきました。

楓と萌は花園神社へやってきました。 楓は萌に飲み方もきれいでヘルプの七星も萌の席が楽しいと言ってくれているとお礼を言います。 萌はただ楓と過ごしたくていい子にしているだけなのにと複雑になります。 楓に俺のことを好きかと聞かれ、萌はもちろんと答えます。 楓は萌にキスをして抱きしめ、萌の誕生日にはお祝いさせてねと言います。 萌は楓のためにもっと稼ごうと、整形に手を出し始めるのでした。

萌は楓の誕生日にトップクラスの高級ボトルを準備しようと考えます。そのためにも風俗の仕事を増やそうとしますが、思うようにいかず落ち込みます。 そんな折、萌はかつて行きつけだったゲイバーの店員・ツバサに遭遇します。 イメチェンしてからツバサの店に行っておらず、萌はツバサを警戒してしまいます。 そんな萌にツバサは前から伝えたいことがあったと切り出してきたのです。

ツバサは自分のアイデンティティを見失ってしまっていた時、萌に恋愛よりももっと有意義なことはたくさんあると言われ、心に響いたのだと言います。 ツバサにお礼を言われますが、萌はそんなことを言っていた時もあったねと悲し気に呟きます。 その後、萌はかつて一緒に騒いだサークルの仲間が別世界の人のように思え、サークルのグループトークを退会し、大学を辞めてしまったのです。