今、きみを救いたい・37話のネタバレと感想｜JOURすてきな主婦たち4月号

2021年3月2日発売の「JOURすてきな主婦たち」4月号に掲載されている「今、きみを救いたい」第37話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

今、きみを救いたい・第37話のネタバレ

白帆は結ばれない運命なんて嫌だと青矢に言います。

様子のおかしい青矢に対し、仕返しをしているのか、一緒に暮らそうと言ってくれたのに、断ったから怒っているのか、もしそうであれば謝ると伝えた白帆。

白帆なりに一生懸命考え、自分のことを許してくれるかと聞きます。しかし、青矢は目を強く瞑り、何も答えてくれません。

白帆は青矢に、何か言って欲しいと伝えますが終わりにしようとはっきり言う青矢。 信じられない白帆は疑問を感じ、驚いてしまいます。

 

いままで不安で自分に自信が持てなかった白帆。 しかし青矢は見放さずに、追いかけてくれました。

青矢に甘えすぎていたことに気づいた白帆は謝ります。白帆にとって、青矢以上に完璧な人はいないのです。

 

泣きながら白帆は抱きつきますが、青矢は白帆の腕を掴み、やめて欲しいと突き飛ばします。

倒れたはずみで、手のひらをケガし、嫌な思い出がフラッシュバックしてしまう白帆。

 

青矢は白帆に手をかそうと、そっと手を伸ばそうとしますが止めて、白帆に伝えます。 自分は白帆が思っているような人間ではないことを…。

そして自分には白帆より大切なものができたと、青矢は打ち明けるのでした。

嘘だと言ってほしいと叫ぶ白帆ですが、青矢は白帆をその場に残して、立ち去ってしまいました。

 

 

その後、白帆が家に帰っていると、家の前にましろが待ち受けていました。 どういうこと？と路孝の件に関してましろは白帆に詰め寄ります。

実は白帆は恋人がいるとましろに言っていました。 結婚するならその人はありえないけど、今は待ってもらっていると…。

そんなことを言いながら路孝を家に招き入れた白帆のことがましろは許せなかったのです。

 

ましろにとって路孝が初めての恋人でした。

両親が病気がちで、介護をしながら大黒柱をしていたましろ。 そのため恋する暇もなく、辛い人生を嘆く時間もありませんでした。

一昨年両親を見送って、自分だけの人生が始まりました。 そして路孝と出会ったのです。

 

路孝がどれだけ私の人生を変えてくれたのかわかるか？と白帆に聞くましろ。

目に涙を浮かべながら、ましろは路孝が私の全てだと言いました。

そしてましろは、路孝を誘惑しないでほしいと白帆に忠告します。

 

 

この間白帆は路孝を部屋に連れ込み、路孝を招き入れるところを、ましろは見ていたのです。

さらに白帆は、路孝の前で裸になったと話すましろですが、そんなことしていない！と白帆は否定します。

真白は、どうして白帆の体にある傷を路孝が知っているのかと聞きます。 左胸に噛み跡が残っていることまで…

白帆の表情が変わり、ましろはすべてが事実だと悟るのでした。

違うと白帆が否定しても、耳を塞いでましろは聞いてくれません。

怒り狂ったましろは白帆に今すぐ出ていって今後話しかけないでほしいと叫ぶのでした。

 

ましろと別れた後、白帆は高台にあるベンチに座っていました。

ふと思い出すのは路孝に襲われた時のこと。 あの時、路孝は治療方針を決めるために、心と体の傷を確認する必要があると言いました。

そして薬で動けなくなった白帆の全身を、路孝はカメラで撮影！

その時のことをフラッシュバックしてしまった白帆は頭を抱えます。

 

すると目の前に路孝が現れ、白帆にかわいそう、その苦しみを直してあげると言うのでした。

 

 

夜になり銀川家には、紅美と小桜里がいました。

銀川は紅美に、あなたのことは全て知っていると言います。

紅美は大学卒業後、青矢と結婚して小桜里を出産。 そして銀川は小桜里が6歳の時、紅美が離婚したことを知っているのでした。

 

病院から煌を連れ去ったのはあなたたちですか？と紅美は聞きます。銀川は、連れ去ったのは暗であり、交わしていた契約書を破ったのだと話します。

契約書を見せられた紅美は驚きます。

 

すると銀川は、紅美の署名もあると言いました。

署名をした覚えがない紅美でしたが… 破水した時、サインをするだけでいいと言われたのを思い出します。

煌は自分にとって大切な弟なのだから絶対に渡しはしない。と銀川に告げる小桜里。

銀川は仕方ないと言い、別の方法を取ることにしました。

煌を連れて来るように暗に言うしかない。それまで家から一歩も出てはいけない。

銀川は部下を呼び、紅美たちを連れて行くよう指示を出しました。紅美たちが抵抗していると、ここでいいと銀川の妻が部下に言います。

警戒している紅美に、妻は謝ります。

 

そしてメモを渡し、暗と煌はここにいるはずだと伝えます。 そこは暗の実母の家で、新生児を連れているのならここしかないと言う妻。

妻はなんとかするから早く行くように、紅美たちに言いました。

 

 

 

一方、救急救命センターの家族控え室にいた青矢。青矢は白帆を突き飛ばした時のことを、思い出していました。

医師がやってきて、美濃郷先生の状態は安定して峠を超えたと伝えられます。安心した青矢は、よかったと喜びます。

ただ検査の結果、今回の傷より重大な問題が見つかったと医師は告げるのでした。

 

 

その頃白帆は、路孝と共にクリニックまで来ていました。

路孝におかえりと言われ、白帆はなぜ付いてきたの？と思ってしまいます。

白帆に手を差し出す路孝は、白帆は一人では生きていけないしどんなに足掻いても、今さら強くなれないと言います。

なぜか路孝の目を見ていると、白帆はそのように感じてしまうのでした。

 

 

7年も旦那と離れられなかったのは、恐怖だけではありません。そこは白帆だけがいられる、求めていた場所だからでした。

路孝は、白帆のことを弱い人なので現状を認めれば楽になると囁きましすが、白帆はそれを否定し路孝の手を振り払います。白帆は強くなるために、一生懸命努力していました。

 

路孝はそのままの弱い白帆を肯定すると、白帆は泣きながら、もう疲れましたとこぼします。そして2人はキスをしたのでした。

 

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今、きみを救いたい・第37話の感想

読んでいて辛くなってしまいました。

ましろも青矢もひどい！ 2人に話を聞いてもらえず、白帆が疲れてしまうのも仕方ありません…。

そんな中優しく接してくれる路孝。 ダメだと思っていても、白帆はその優しさを振り払えません。

ましろにあんなことを言われたのに、白帆は路孝とキスをしてしまいました。

裸の件は路孝が悪いですが、キスはなんとも言えません。

でも白帆が全て悪いわけでもないのかな？と思ってしまいます。

疲れてしまった白帆を、路孝はどうするつもりなのか気になりますね。