アシガール・第83話のネタバレと感想｜ココハナ

「ココハナ」に掲載されている「アシガール」第82話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

アシガール・第83話のネタバレ

暗闇の中、唯、久蔵、惣左衛門の3人は疲労困憊で山中を駆けています。忠清に何があったのか、鼻を垂らし泣きながらも足を止めない唯。

時は半年前の縁合城に戻ります。 髪をばっさりと切った忠清。

びっくりした唯は、髪結いに「何をしてくれてんの！」と詰め寄ります。忠清は「良い妻も得たことだしの」と笑い、唯は一気にご満悦。

忠清が忠高の呼び出しに向かった後、小平太や渡瀬にフラフラで歩いていることを叱られる唯。

忠高は忠清と成之の2人に、「晴永殿に御月家を継いでほしいと言われた」といい、羽木家の名を絶やすことになる重大な事を一存出来ないからと意見を求めます。

織田の脅威を警戒し、「羽木家の名を残せば御月に害が及び、我等は生き残れない」と話す2人。はっきり言われ、忠高は少しムスッとします。

一方、唯は渡瀬にお琴を教わっている最中。 ぎこちない唯の後ろに回り、指を押さえ必死に教える渡瀬。

呼び出しから帰ってきた忠清はその光景を見て、陽気に笑います。

忠清は唯に、名が変わるかもしれない事を伝えます。 父上も無念であろう、と表情が暗くなる忠清。

若君だって苦しい思いをして戦ってきたのだから辛いはず…と心配になった唯は、「御月唯ってすごく美人っぽい」と明るく伝えます。

絶対美人だ！と何度も言う唯に「唯は唯であろう」と忠清は微笑みます。 その自分の言葉にハッとしたのか「名など何でもよい」と、唯の膝にゴロンと寝そべる忠清。

続けて、御月とは満月のことだといいます。それじゃあ私たちにぴったりだ！と嬉々とする唯。2人の楽しそうな笑い声が部屋に響くのでした。

そして10日ほど後、羽木忠高は御月家の家督を継ぐ決断をしました。

 

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アシガール・第83話の感想

最初のプロローグで山中を駆ける唯達ですが、あんなにも必死に走っているところを見ると気が気じゃありません。何があったんだ…

既に現代では発覚していましたが、羽木の名前が途絶えることになりました。今まで命をかけて守ってきた羽木の名前を、今度は生きるために捨てなければいけないって…絶対悲しいし心苦しいはず。心から皆のことを考えてなければ、出せない答えだと思いました。

忠清は唯と話しているうちに名前は関係ないと改めて思ったようなので、忠高と話している時はわかっているつもりでも、やっぱりショックが大きかったんだろうなあ……

御月唯って名前、私も美人だと思います！ あと髪をばっさり切った忠清めちゃくちゃかっこいいです。