融点・第21話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「融点」第21話 [完全版]【分冊版】のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

[完全版]【分冊版】第21話は、本編の第41話と第42話にあたります。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「融点」の全話あらすじまとめはこちらから↓

【第20話更新】融点・全話あらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

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斎藤がどんどん優しくなっていく！？

黒沢裕子が美緒に対して強い対抗心と憎悪を抱いていることが判明しました。しかもその理由は、斎藤に対する執着心にも近い激しい恋心からきているものですから、事情はかなり複雑です。

黒沢裕子は今後も美緒を突け狙ってくるでしょう。具体的には、美緒が無事に斎藤の子供を出産するのを何が何でも阻止してくるに違いありません。

黒沢裕子の今後の動きから目が離せませんが、今話は斎藤と美緒の関係性にもいい変化があり、そちらに目を奪われました。

斎藤は目に見えて身重の美緒を気遣うようになっています。妊娠当初のぶっきらぼうな態度はどこへやら、今では完全に美緒のパートナーとして、そして子供の父親としての発言が目立ってきました。

そんな変化と共に斎藤の中で膨れ上がっていくのは、美緒に対する独占欲です。斎藤は、美緒の職場の男性に対して嫉妬心を抱くようになっていきます。

傍若無人な斎藤は、美緒の職場の男を勝手にクビにしようとまでしてきて……！？今回はそのことをめぐって、美緒と斎藤の関係にちょっとした変化が……。

黒沢裕子の狙い

要するに黒澤裕子は、もともとは斎藤のパートナーの座を狙っていたのです。しかし、いくらアプローチをしかけても斎藤が黒澤裕子を相手にすることはありませんでした。黒沢は、斎藤は女性になびかない男だと自分を納得させ、斎藤の父親的存在の黒沢の妻という座に落ち着いたようです。

黒沢裕子の高すぎるプライド

しかし、そんな斎藤が美緒のことを特別視し、妊娠までさせたときたものですから、黒澤も黙っていられなくなったのです。ここで美緒を認めてしまえば、自分は美緒よりも女として劣っていると自ら認めたことになってしまいます。プライドの高い黒澤裕子には、美緒の存在そのものが邪魔で仕方がなかったのです。

美緒も斎藤も次第に素直に

しかし、黒澤裕子の干渉に脅かされながらも、斎藤と美緒は確実にお互いの関係を深めていました。出会いが出会いだっただけに未だにお互いが本音を口にすることはありませんが、美緒も斎藤もお互いがお互いに確実な好意があることに気が付いています。ぎこちないながらも家族としての形を作りつつある美緒と斎藤。もはや黒沢裕子がつけいる隙なんてどこにも見当たりません。

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前話では黒沢会長が黒澤裕子の企みに気づき、黒澤裕子を窘めていたシーンがありました。そして黒沢会長は黒澤裕子に自分の子供を産ませるつもりのようです。おそらく、これ以上斎藤の邪魔をさせないために、黒澤裕子に「妊娠」という首輪をつけようとしているのでしょう。

黒沢裕子が黒幕疑惑がでた当初は黒澤会長は黒澤裕子に懐柔されているのか？斎藤に対する情はないのか？なんて疑問に思っていましたが、全くそんなことはありませんでしたね。

むしろ黒沢会長は明らかに斎藤の味方に思えます。