一日千秋・第14話(4巻)のネタバレと感想

「一日千秋」第14話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

一日千秋・第14話のネタバレ

裕の手術が終わり今は結果待ち。

仕事に向かう裕の姿を見て、翔子はなんとなく元気がないように見えていました。

一度立ち止まってしまった不妊治療。 色々あって悩んだけれど、やっぱり答えは一つしかなかった。

裕との子どもが欲しいと思う翔子。 どうなるか分からないけれど、前に進もうと決めた翔子は強い意志で仕事場に向かうのでした。

館林の元気な姿を見て、翔子は全然大丈夫だと思っていると主任に話しかけられます。

治療を再開するにあたってまた仕事の調整をしてもらおうと考えていた翔子。 そのタイミングで言おうかと考えていると、主任からステップアップには興味があるのかと尋ねられます。

ついに独立することになった主任。

翔子は主任の長年の夢が叶って祝福をしますが、主任は自分の席に翔子を推薦したいと言うのでした。

一方、裕も転機が訪れます。 プロジェクトリーダーを任されることになった裕。

もともとやるはずだった大渕が妊娠理由で退職するため、大渕の推薦で裕が選ばれたと言います。

大渕は途中で辞退することに謝罪をすると会社から立ち去っていきます。

男性が思っている働きやすさと女性が考える働きやすさは違うのかもしれないと呟く上司。 環境を変えてあげることはできても、大渕の気持ちを変えてあげることはできなかったと呟くのでした―――

―――大渕に今までの資料や今後のスケジュールを渡された裕。

本当は最後までやり遂げるつもりだったと話す大渕でしたが、妊娠しただけなんて甘く見ていたと話します。

体調面や精神面がこんなにも辛いと思わなかった大渕。 頑張るほど周りのみんなに迷惑になっていくのがとても心苦しかったと話します。

子どももキャリアも欲しいなんて欲を出しすぎた。 そのように言う大渕の体はかすかに震えているのでした。

 

―――帰り際、自分が主任になることにまだ実感がわかない翔子。

裕の手術も終わって仕事も順調。 自分の気持ちも前向きになってこのまま色々上手くいけばいいと思っていました。

家に帰り、様子のおかしい裕に翔子は心配します。

翔子が何に対しても反応が薄く、虐待のニュースについてしんみりと見ているのでした。

旅行の日。 二人で色々なところを観光し、ホテルに向かいます。

温泉につかりながら風呂上りのワインのことを考えます。 裕と初めて旅行に行った時、お互い緊張し過ぎてお酒に走って結局できなかった思い出…

そんな思い出に干渉しながら、風呂から出て客室に戻ります。

子どものことも前向きに考えていこうと話す翔子。 治療だけではなく自然妊娠にも期待したい…。

そんな翔子を裕は抱きしめ一緒に頑張ろうと言います。

しかし、翔子はまだ気づいていませんでした。

裕が置かれている立場を…裕の心の傷に―――

 

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一日千秋・第14話の感想

前向きになろうとする翔子とは裏腹に、裕は心のどこかで引っかかっている気持ちがありそうですね…

今回も大渕が妊娠で退職したことも加え、どんどん気持ちが込みあがっているような気がします。 しかし、翔子の期待にも応えたいと言うプレッシャーもあるような感じがしますね。 また振り出しに戻らないといいですが…。