消えたママ友・第1話のネタバレと感想｜レタスクラブ

「レタスクラブ」に掲載されている「消えたママ友」第1話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

消えたママ友・第1話のネタバレ

保育園児の子供を持つ「春香」「有紀」「ヨリコ」の3人はママ友です。

ある日、春香は園の様子がおかしいことに気が付きます。 何やらお母さん達がヒソヒソと噂話をしているのです…。

ヨリコに聞くと、なんと「ママ友の有紀が息子のツバサ君を置いていなくなってしまった」のだとか。

有紀の人柄を知っていた春香はもちろんそんな話信じることができませんでした。

しかしそこへ他のお母さんがやってきて、ツバサ君ママが男の人といなくなっちゃったって本当？と尋ねてきたのです…。

有紀は明るい性格で美人…子育て中ながらも仕事にも精力的な女性でした。 彼女の夫も優しくて、しかも同居している姑に家事育児を手伝ってもらえるという恵まれた環境にあります。 家庭に問題があったとは到底思えませんでした。

春香が私たちも何もしらないのと答えると、そのお母さんはなぁんだ…仲良かったのになにも知らないんだと言って去って行きます。

仲良しのママ友でありながら有紀のことを何も知ってあげることができなかった…春香たちはそのことにショックを覚えるのでした…。

 

有紀の身に何かあったに違いない…そんな不安を抱えながら春香は仕事もまともに手につきません。

 

お迎えの時間―――ツバサ君を迎えに来たのは姑の綾子。 春香が事情を聞こうとすると、姑は恥ずかしくて外も歩けないと呟いて行きます…。

 

春香はこのことを夫に話しました。 春香は有紀が“男と逃げる”なんてことするはずもないと信じて疑いませんでしたが、どうやら夫はそうではないようです。 彼は知り合ってまで1年ちょっとのママ友なんだし知らないこともたくさんあるだろう、首をつっこまないほうがいいとアドバイスをしてきます。

その後、酒を飲む過ぎて愚痴っぽくなった夫の姿を見て、春香はあることを思い出しました。 それは以前ママ友たちで飲んでいた時に有紀が漏らしたある言葉。

“死にたい”

彼女がポツリと呟いたその言葉に驚いて春香が有紀に聞き返すと、彼女はもし友達が死にたいって言ったらどうする？と笑って誤魔化してきました。

春香は有紀の質問の意図もよくわかっていませんでしたが、酔いもあってあまり深く考えずに死ぬくらいなら逃げたほうがいいと答えたのでした。

あの時、有紀は“友達”にそう伝えておくと言っていた…。

でももし…あれが“友達”の話ではなく自分のことだったのならば…。 あの時からすでに有紀は何か闇を抱えていたのかもしれない…。

春香はあの時酔った有紀から出た「死にたい」という言葉が、彼女の心の底から漏れだした本音だったのではないかと考え始めます…。

 

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消えたママ友・第1話の感想

もう初っ端から不穏なスタートですね。 姑の発言からして有紀が何か不始末を起こしたのは確実でしょうか。

春香の夫は「一年ちょっとの付き合いじゃ…」なんて言いますが、育児中のママの交友ってたった1年でもとても重宝するものですよね。 保育園にあがる前は子供と母二人きりで閉鎖的な日常を過ごしているわけですから、そこから保育園に入ってできたママ友達なんて…外の世界との交友に飢えていたママたちからしたらとても貴重な存在なんですよ。 夫はやっぱりそのあたりを理解してくれないようです…。

さて、死にたいとボヤいていた有紀…彼女が抱えていた心の闇とは一体何なのか。 そして彼女は子供を置いてどこへ消えてしまったのか…。

次話からその謎が徐々に紐解かれていくのでしょうか！