恋と心臓・第108話のネタバレと感想｜マンガPark

「マンガPark」に掲載されている「恋と心臓」第108話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

恋と心臓・第108話のネタバレ

羊はすでに春馬の洗脳の中にありました。 自分には春馬さえいてくれればいい―――そんな思いに捕らわれています。

 

「羊を手に入れる」という目的を果たした春馬は、協力者だった円と手を切るために彼女をカフェへと呼び出しました。

カフェでは円が見知らぬ男性と話をしています。 聞けば彼はデートの待ち合わせ中らしいのですが、彼女が遅刻して待ちぼうけをくらっているそうです。

円はそんな男性に、帰らずに待ってあげるなんて優しいわね、私の彼氏と交換してほしいくらいと話しかけていました。 その表情はどこか妖艶でまるで誘っているような色気があります。

男性は時間をつくってやったのに遅刻するなんて…あんなやつ彼女にするんじゃなかったわとボヤいています。 円はそれに、その言葉をそのまま彼女に聞かせてあげたら？たまには男らしいところ見せてあげなきゃと男性を焚きつけるような言葉をかけてきました。

すると男性の彼女と思しき女性がキョロキョロしながらカフェの前にやってきます。

男性はいいところだったのに今更くるなよ！と面倒くさそうにしながら、女性のもとへ…。

入れ代わりで円のもとにやってきたのは春馬です。 春馬は円って人をからかわないと生きていけないの？と溜息をついてきます。

外では先ほどの男女が口論していました。

円は、待ち合わせの段階で他の女に声をかける時点であのカップルには破局する結末なのだと言い返します。

円は冷酷な笑みを浮かべながらこう語りました。 毎日毎日つまらない日常の中で…何もしなくても刺激的でドラマチックな人の不幸ほどおもしろいものはない…と。

春馬は今日はそんな話をするために来たんじゃないと円の話を切り、彼女にスマホの端末を渡しました。

まもなく羊をつれて帰国するため、使わなくなったこの端末を円にやるというのです。 これはいわゆる手切れ金代わりでした。

羊を手に入れた今、自分が円と関わる理由はもうなくなったと告げる春馬。 もう互いに連絡することもないし先に別れを言っておくよと言って、春馬は早々に円の前から去ってしまいます。

 

取り残された円のことを「彼氏に振られた」のだと勘違いした先ほどの男性がもどってきました。 この男性も彼女との口論の末にフラれてしまったらしく、円に手を出そうともどってきたのです。

円はそんな男性にあなたが代わりになってくれるの？とバラを差し出します。

しかし直後、彼女は狂気めいた瞳と笑みを浮かべながら、バラの棘を男性の喉元に突き刺しました。

じゃあこの棘であなたの喉を裂いても好きっていってくれる！？無理よね！？愛なんて所詮そんなものだもの！

円が欲していたのは、彼女の孤独を理解してくれる人間だけでした。 それなのにこんなにもあっさりと自分を捨てるなんて…円は春馬へ恨みを募らせます。

彼女は春馬へ、復讐することを決意しました。

“そんなに幸せになりたいなら最後まで協力してあげる…みんなみんな、最後は独りで幸せになれるように…。”

 

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恋と心臓・第108話の感想

協力者だったはずの円が春馬の的にまわりましたね！ 結局円って何が目的なのでしょうか？ ずっと誰かの不幸を眺めていたいタイプ？ 不幸者同士だったはずの春馬がひとりで幸せになるのが許せないのかもしれませんね。 まさか春馬に恋心があるなんてこと…ないと思うので…。

強敵の円が手を出してくるとなると、春馬たちの帰国もすんなりとはいかなそうです。 円はおそらく再び羊に接触してきて、彼女と春馬の中を引き裂こうとするでしょうね。

羊は一体どこまでまわりに振り回されればいいのか…彼女の心はもう崩壊寸前だというのに…。

果たして春馬は円から羊のことを守れるのでしょうか…？ 円が出てくるにあたり冬弥たちの動向も気になるところですね。