罪は白銀のなか・第6話のネタバレと感想｜逃げた亮平と楓の生活に変化が

まんが王国で話題の漫画「罪は白銀のなか」第6話のネタバレと感想です。

新たな地で生活を始める2人でしたが…。

罪は白銀のなか・第6話のネタバレ

東北の地へ逃げ延びた亮平と楓。 小さな部屋を借りて住み、楓はコールセンターの仕事に就きます。

生活のため身を削って働く日々が続きます。 必死に働く楓の姿を蔑む女子社員たち。

そんな職場で唯一楓を気遣ってくれる高柳という男性に楓は出会いました。 しかし、同僚に冷やかされたことで、楓に恋人がいるかもしれないと気づく高柳。 彼は楓に好意を抱いていたのです。

恋愛小説を読みながら部屋で楓を待つ亮平。 帰宅した楓は、亮平を行きたがっていた海へ誘います。

亮平との楽しい思い出をたくさん作りたいと話す楓。 楓の思いに押された亮平は一緒に海へと出かけます。

貝を拾ったり砂山を作ったりして子供のようにはしゃぐ2人。 夢は好きな人と海辺に住むことだったと言う亮平は、このまま死んでもいいと語ります。 それを聞いた楓は、泣きながら自分のために生きてほしいと伝えます。

口づける2人。

今は耐えて逃げ切らなくてはいけない。 悪人であった幸彦を探す者、悲しむ者はいないと言って自分を正当化しようとする亮平。 楓もその言葉を受け止めて自分を無理やり納得させようとします。

深夜、不安に苛まれる楓は亮平に語りかけます。

死体が見つからないか。 運んでいるところを見られていないか。 前の部屋に証拠が残っていないか…。

そんな楓に言葉を尽くして話しかけ、何度も大丈夫と励ます亮平。 亮平に支えられ、今が一番幸せだと感じた楓は安心して眠りにつきました。

ー亮平の回想 ー

幼いころ、母がプレゼントしてくれたハムスター。 可愛くてぎゅうぎゅう握りしめる亮平を慌てて注意する母。 亮平にはハムスターを握りしめる力の加減がわかりませんでした。

毎日世話をしていたのに、ハムスターは4日後にひっそりと死んでしまいました。 それどころか、それまで飼っていたネコもウサギも文鳥もみんな死んでいました…

そう、全て亮平が殺していたのです。

何度も試し息子の所業に苦悩してきた母は亮平を責めます。 母に嫌われたくないと泣きじゃくる亮平…

楓の寝顔を見つめながら、彼女を守っていくと固く誓う亮平…

罪は白銀のなか・第6巻の感想

男女2人組の逃避行は、ありがちなストーリですが、この作品の場合は特殊な事情が絡んでいましたね。

前巻で殺人を犯している時の描写が「完全に動かなくなるまで刺した」となっていたので、なんだか異常だなと感じていました。おそらく彼はサイコパスなのだと思います。

このまま楓を守って暮らすことができるのでしょうか？恋愛というより、執着に走るか、あるいは下手をすると楓を傷つけたり殺してしまう可能性もあるかもしれません。

罪は白銀のなかを読むには？！