アシガール・第105話のネタバレと感想｜ココハナ4月号

2021年2月27日発売の「ココハナ」4月号に掲載されている「アシガール」第105話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

アシガール・第105話のネタバレ

若君は、唯と天丸が人質になってしまった知らせを受けた。

頭に血が上り、すぐにでも黒羽に攻め込むと言い切り興奮する若君を小平太がなだめようとする。

そんな中、源三郎は切腹させてくれと言い出すが、若君はそれを一喝。

しかし源三郎は心のうちを吐露する。 もともと自分が天丸の守役であったのに守りきれなかったこと。 人質にお供したかったが叶わず、天野のおじいちゃんが連れ添ったこと。

そして、唯が残した言葉を若君に伝えた。 唯が言った言葉とは、必ず助かることを知っているから、誰も一緒に来るなというものだった。

それを聞いた若君は、さっきまでの剣幕を沈め、一気に冷静になるのだった。

唯が未来の現代で、天丸と共に無事に生きた証を知っているのだと、そのことを言っていると若君は気づいたようです。黒羽に攻め込むと興奮した若君の様子はかなり珍しかったですが、いつもの冷静さを取り戻してくれたようです…！(*´-`)

相賀一成がなぜ、唯たちのいる緑合に攻めて来たのか。 その理由は少し遡る。

相賀一成は、以前、若君がある女（唯のこと）とともに姿を消したことを知っている。

そのまま野上に逃げたのだろうと考え、相賀は野上に出陣した。 しかし数々の罠によって相賀軍に被害が続出。 相賀軍は結局攻め入ることすらできなかったのだった。

怖いともっぱら噂になっている信長が、きっと自分に怒っていて今にも切腹を命じるのではないか。 そう思い怯えていた相賀のもとに、反信長派である斎藤家の重臣・小野正長から1通の文が届く。

それは信長を挟み撃ちにしようという誘いだった。 計画としては、まずは先に緑合城の御月家を味方にするため、城主が留守にしている間に攻め込み、人質を取ってくれということだった。

そういうわけで相賀一成は、城主が留守の間を狙って緑合に攻め入って来たのであった。

唯たちに取ってはいい迷惑ですね…！こんなことになって、若君も信長も黙っているわけがないですよね…！

唯はというと、天丸と共に人質として黒羽城へとやって来ていた。

若君が生まれ育ち、唯との思い出の詰まった城に人質という形で戻って来た。 唯は感慨深げに眺めるのであった。

清永の妻として、相賀に対面した唯だが、相賀は唯の顔にどこか覚えがある様子。 なんとかごまかす唯だが、天丸の顔を見た相賀は心の中で思う。

この赤子の顔が、なんとなく若君に似ている…と。

相賀は何を警戒したのか、唯と天丸を、念入りに監禁することにしたのだった…！

 

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アシガール・第105話の感想

若君が怒りに任せて出陣すると言うなんて、あの、争いを好まない平和主義な若君が…！ と、おろおろしましたが、唯の残した言葉で冷静になってくれてよかったです。 やはり若君は聡明な人です！(ﾟ∀ﾟ) それだけ唯と天丸を愛しているんだなぁと、読み手としては少し嬉しかったりも。 でも、こんなに愛する妻子を危険な目に合わせた相賀のことは絶対に許さないでしょうし、この相賀って人物はこの後ろくなことにならないでしょうね…。若君を怒らせたら絶対怖いですもん…。 もちろん信長だって、こんなことを知ればご立腹に違いないですし。

しかし最後の方で、相賀が唯の正体に気づいてしまいそうな感じがしています…！ 唯がなんとかごまかせるかと思った矢先に眠っていた天丸が目を覚まし、相賀にヒントを与えることになるとは…！ 早く若君に助けに来て欲しいですが、どうなっていくのでしょうか！？ しかも、唯たちは信長にも正体を明かしていなかったですよね。 今回の相賀のせいで、どうなることやら…少しハラハラな展開になって来ました！