黒教師と暮らします・第36話のネタバレと感想｜Love Jossie

「Love Jossie」に掲載されている「黒教師と暮らします」第36話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

黒教師と暮らします・第36話のネタバレ

親切心が仇となり、途中駅で一人取り残されてしまった京極。 次の電車はなんと3時間後らしく…仕方がなく栞たちは一足先に京極の実家へ向かうことにしました。

栞たちを駅まで迎えに来てくれたのは京極の妹・美羽です。 彼女は出会って早々麦踏みは好きかと尋ねてきます。

キョトンとする栞たち。 3人とも麦踏みなんて生まれてこの方やったことがなかったのです。

 

美羽に連れていかれるまま麦畑へとやってきた一行。

そこにはたくさんの人が畑の中で新芽を踏んでいる光景が。 栞たちが新芽を踏んじゃうなんて！と驚いていると、近くにいた女性がこうして芽を傷つけることで植物が枝分かれして丈夫な苗に育つのだと説明をしてくれました。

周はストレスが成長を促すのかと興味あり気にその話をきいています。

すると美羽が鏑木はストレスない人生を送っていそうと冗談を言ってきました。 鏑木は否定することなく、自分は逃げてばかりいるから言い得ているとヘラヘラしています。

すると近くにいた男性が、逃げなくても誰かが何とかしてくれるものだと笑いかけてきました。

美羽はそれを聞いてお父さんたら適当すぎると軽く憤慨しています。

そう…何を隠そうこの男性こそ京極の実のお父さん…！ ちなみに先程麦踏みの説明をしてくれた女性は京極のお母さんだったのです！

 

一方で途中駅で一旦下車した京極。 助けたおばあちゃんの家でテレビを直してやったり何だりして時間をつぶしていました。

しかし次の電車の時間になり京極がおばあちゃんに別れを告げようとすると、おばあちゃんはまたもお土産を持って行ってほしいと京極の腕を掴んで離さなかったのです！

案の定次の電車も見逃してしまった京極…。 しかもスマホも電池切れになってしまうという泣きっ面に蜂状態に。

 

 

栞たちは京極のアルバムなどを見ながら呑気に彼の到着を待っていました。 京極が普段からしっかりしすぎているせいで、誰も彼の心配をしていません。

周ですら「あの京極様ですからきっと大丈夫」と行ってアルバムに食い入る始末です。

ですが栞だけは京極のことを迎えに行きたくて仕方がありませんでした。

栞がついに思い立って迎えに行きたいから探してくると家を飛び出そうとしたその瞬間…すかさず周がだったらあらかじめこっそり忍ばせてあるGPSを使って京極の居所を突き止めようと言い出してきます。

ですがその直後、なんと京極が玄関に登場！ 彼は両手に地元の人から貰ったとみられるお土産を手に、ヒッチハイクでここまでたどり着いたと言います…！

京極は夜なのにカーテンも閉めずにリビングの様子が丸見えでキャッキャウフフとはしやいでいた自分の家族たちに少々ご立腹の様子です。

実は京極の家庭は、京極以外の家族たちはどこか真が抜けており、昔から京極に甘えがちだったのでした。

相変わらずな家族たちの態度を見て、京極はこんなんじゃいつまでも心配で気が休まらないと悪態をつきます。

しかし栞にはわかっていました。 そんな言葉が今の京極の一番言いたい言葉ではないということが。

栞は京極の本心をひきだしてやるために、ある言葉を口にします。

それは―――。

“おかえりなさい。”

それを聞いた京極は、一瞬驚いたような表情をしますが、やさしく栞の頭をなでて“ただいま”と口にするのでした。

 

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