名探偵 耕子は憂鬱・第16話のネタバレと感想｜花とゆめ17号

2021年8月5日発売の「花とゆめ」17号に掲載されている「名探偵 耕子は憂鬱」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

名探偵 耕子は憂鬱・第16話のネタバレ

犬神に嫌われたくないと俯く耕子。 そんな彼女の姿を見てハッとした犬神は、耕子を傷つけたいわけじゃなかったんだと自分の言動を後悔し、謝罪します。

この家には耕子を狙っている人間が沢山いるというのに、彼女がこんなにも可愛らしい恰好でのこのこやってきてしまって…と犬神はただ気を張っていただけだったのです。

その言葉に犬神への好きが溢れてしまう耕子。

 

しかしほんわかとした展開も束の間、廊下の方でキャアア！という女中の悲鳴が聞こえてきます。

耕子たちが急いで声の方へ向かうと、そこには佑武が大量の血を吐いて倒れていました。 彼のまわりには耕子がお土産で持ってきた豆大福が散乱しています…。

こうして突如勃発した毒殺未遂事件。 耕子は犬神家で起こった相続問題の絡むこの難解事件に探偵として立ち向かうことになります。

刑事がまず疑ったのは犬神くんです。 大福を持ってきたのは耕子にもかかわらず、彼女は子供という理由で簡単に容疑者から除外されてしまいます。

どうやら今回の事件の担当であるこの立花という刑事…事件のスピード解決の記録ホルダーなのだそうですが…推理があまりにもおざなり。 佑智は解決記録じゃなくて冤罪記録の間違いじゃないのかともっともらしいツッコミを入れます。

その後の耕子の調べで明らかになったことは、前当主の犬神・佐平は女好きの男で当時は同時に3人の女性と交際し、子を産ませていたということ。

つまり犬神たちの母親は全員腹違いの姉妹だったのです。

犬神いわく佐平は女好きではあったものの、それぞれの女性をちゃんと愛していたような印象があったと言います。

耕子はこの事実から、恋多き佐平には4人目の隠し子がいてもおかしくはないと推察します。

その頃、屋敷で働く少年・犬蔵は、殺人未遂事件があったにも関わらず何やら上機嫌で戸棚の整理をしており…？

 

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名探偵 耕子は憂鬱・第16話の感想

完璧にこの犬蔵くんが容疑者ですよね！ どうも彼は佑武だけを狙ったわけではなく、犬神家直系の兄弟たちの誰か＆耕子が毒入り大福を口にすればそれでいいと考えていた模様。 果たして犬蔵の目的はなんなのでしょうか？

完全に相続問題がらみだとは思うのですが、相続人の席をいくつか空けて自分がそこに腰を据えるつもりだったんですかね？

殺人未遂事件を犯した者がそんな座につけるわけもないのですが…どうやらこの犬蔵くんなかなかに深い心の闇を抱えている模様です。

さてはて、早々に4人目の直径男子の存在に気が付いた耕子。 自身も命を狙われている中での推理はうまくいくのでしょうか！