あの子の子ども・第4話のネタバレと感想

「あの子の子ども」第4話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

あの子の子ども・第4話のネタバレ

ずっと体調が悪かったこと。 生理がずっときていないこと。 昨日来たといった生理も止まって妊娠検査薬も陽性だったこと。

福は今までの不安を吐き出すように、宝に今までのことを打ち明けます。

しばらくの沈黙の間、とうとう言ってしまった。宝はなんと言うだろうかと心配する福。

すると宝は福の手を握り、1人で悩ませてしまったことを謝り、これからのことを一緒に考えたいと言うのでした。 まずは病院に行ってしっかりと確認しようという宝。

しかし福は心の準備が出来ていなく、1人で別な日に行ってくると言います。 学校のことを考えても退学にならないか不安になる福。

大丈夫だと宝が声をかけても、不安が募ってくる福は全然だいじょうぶではないと宝の手を振り払ってしまいます。

福の兄の幸が社内に戻ると、福は泣き出しており空気は最悪…。 とりあえず家に帰り、宝とは一旦離れて考えるのでした。

夕食も食べず、1人で暗い部屋に横たわる福。 普通に就職して、普通に結婚して普通に子供を産んで…といったなんとなく想像していた人生が終了した気分になり、涙が溢れてきます。

何があっても福の味方だと言う宝からのメッセージを見ても、自分のことではないから宝はなんとでも言えるのだと思うのでした。

翌日。 福は1人で産婦人科に向かいます。

初めて受診する産婦人科。問診票はわからないことだらけですが、検査薬で陽性が出たことと中絶を希望することにチェックマークをつけるのでした…。

 

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あの子の子ども・第4話の感想

宝の対応は理想通りだと思いますが、自分が福だったら同じくパニックになっちゃいますよね…。 妊娠に関する知識なんて高校生の頃にしっかりついているわけがないし、現実を受け入れられないと思います。

この作品を読むと、本当に学生のうちにつける性知識って大事だなと感じます。 大好きな恋人との行為ですが、避妊しても妊娠する可能性が0ではないですもんね。

宝も福も、その辺の至って普通の高校生であり、至って普通の恋人同士として行為を行っただけ。 でもこんな現実が待ち受けているなんてかなりショッキングだと思いますね。

宝はとてもしっかりしていますが、まだ高校生ということで子供を養っていくことは出来ないと思いますし、中絶という選択肢になるのかな…。 福はずっと中絶のことを考えていますよね。

かなり感情移入してしまう作品ですが、こんな学生結構いると思います。 あらためて性知識の大切さだったり、実際に身の回りにこんなことが起こった学生がいたらどうサポートしようかだったり…と考えてしまいますね。