ニドメの共犯・第38話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「ニドメの共犯」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ニドメの共犯・第38話のネタバレ

薫は紫妃に殴られ、頭から血を流し倒れています。 朦朧とする意識の中で薫がうっすらと目を開けると、紫妃が心配そうにこちらを覗いて"大丈夫ですか"と声をかけてくれました。

そんな紫妃に、"いつも優しいね…"と薫が話すと、紫妃は"愛しているから当たり前だ"と自分のことを抱きかかえてくれます。

しかしこれは薫の都合の良い幻覚。

実際の紫妃はスコップを握りしめて取り乱した様子で、朔に"自分たちはもうやるしかないんだ"と鬼気迫った表情で訴えています…。

朔は"車も用意していない"と躊躇っていました。

紫妃は、"計画に使う道具は全部薫が用意してくれている…だから今なら薫の命を奪える"と言いだしています。

紫妃は朔の怪我を心配し、ハンカチをあてがっていました。

そんな光景を見つめながら、薫の意識は徐々に現実に引き戻されていきます。 "紫妃のその手は自分に差し伸べられるはずの手…。" "紫妃のその視線を奪っていたのは自分だったはず…。"

全ては朔が存在しているせいだと納得した薫は…ずるずると体を引きずって二人に近づいてきました。 あの出血量で起き上がるなんて…普通ならあり得ないことです。

"朔を葬って全てを元に戻してあげよう。" 不気味に呟いた薫は、朔を蹴り飛ばしてしまいました！ ゆらゆらとこちらに近づき、彼の頭を掴んで何度も何度も本棚に打ち付けます…！

そうして動かなくなった朔を、大きなキャリーケースの中に入れてチャックを閉めてしまった薫…。

紫妃はただその光景を見ていることしかできませんでした。 恐怖で足も動かず、声を出すことすらできません。

そんな彼女に薫は近づいてキスをします…。

"出会った頃の自分たちに戻るために、コレ（朔）を埋めにいこう…。" 薫はそう言って気持ちの悪い笑みを浮かべるのでした…。

 

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ニドメの共犯・第38話の感想

薫は本当におめでたい頭をしているなと思いました。 優しかった紫妃が変わってしまった理由は自分の生だと微塵も気が付いていない様子です。 むしろその原因が朔が存在する制だと盛大な責任転嫁してさえいます。 薫に現実を理解させるのはもはや不可能に近いですね…。 そうなると紫妃の言うように葬る他ないのかもしれませんが…恐ろしいほどの生命力で今度は返り討ちに遭ってしまいました。 果たして朔は死んでしまったのか…死んでしまったにしてはあっさりすぎるし、気を失っているだけという可能性も高いかと思います。

再び紫妃と薫が2人だけになるというピンチ…紫妃はどのようにしてこの修羅場を乗り切るのでしょうか！？