ヌリタス〜偽りの花嫁～・第 27話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「ヌリタス〜偽りの花嫁～」第27話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ヌリタス〜偽りの花嫁～・第27話のネタバレ

セザールに"本を読みたいから書斎に連れて行ってくれ。"とヌリタスはお願いします。親近感のわくセザールにヌリタスはホッとしていました。

一方で公爵は"職務をセザールに押し付けたい。"と思いながらセザールを探していました。するとヌリタスとセザールが2人で歩いているのを公爵は目撃します。驚いてなぜか隠れてしまう公爵にまったく気付かない2人。公爵は"親しそうだな。"と少しムッとしてしまうのでした。

書斎へと案内され1人になった瞬間、いつものヌリタスへと戻りました。伯爵家とは比べられないほどの書籍の量に感動し、まだ文字を覚えていたことにほっとしたヌリタスは、絵本を読み始めます。

その本の中に「ルー」という落書きを見つけるのです…。

しばらくすると本を読むのに飽きてしまったヌリタス。ヌリタスは、"なぜ貴族はこんなものを読むのか。"と理解ができません。"他人の考えていることが役に立つわけがないと思っており、人生は1日の積み重ねではないか。"とヌリタスは考えるのです。

"本が自分の人生を代わりに歩んでくれるわけもない。"

そう思ったヌリタスは背伸びをし、雲を眺めます。豚みたいな雲を見つけてヌリタスは妊娠中のメス豚が神経過敏になる、と経験から学んだことを思い出します。"では誰かが最初から教えてくれた本があるのであれば、働く少年の助けになるのでは？"とヌリタスは思い、本を探し始めました。

するとヌリタスの元に音が聞こえてきました。窓を覗くと剣を振る公爵の姿が目に入ります。そんな公爵の姿を真似てみるのです。

一方で公爵は、結婚をして自分の役目を終わったことを実感していました。しかし考えるのはロマニョーロの手先だと思っているあの女、ヌリタス。公爵はヌリタスのことを憎まなければならないのに、居心地の悪さを感じてしまうのです…。

 

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ヌリタス〜偽りの花嫁～・第27話の感想

「ルー」という絵本にあった落書きはキーワードとなりそうな気がしなくもないので、しっかり覚えておきたいと思います。

しかしヌリタスの発想はお見事でした。確かにみなが見てもわかる書物は絶対に必要ですよね。それも国の発展になるような。 ちなみに私は本が大好きなのでヌリタスの気持ちはわかりません(笑)言われてみれば人の考えていることを自分に言い聞かせている部分もありますよねぇ。しみじみ。

ヌリタスも騎士になれるんじゃないかな。と思うシーンがありました。別に一緒に戦ってはいけない。なんて規則もどこにもないですもんね。

いつか2人でロマニョーロを討ち明かす時があるんでは。と思わせるシーンが今回は見受けられました。