君がトクベツ・第36話のネタバレと感想｜別冊マーガット4月号

別冊マーガレット4月号掲載「君がトクベツ」第36話のネタバレと感想をまとめました。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついに叶翔と大人の関係になれたえみかは、さらに叶翔のことが好きになってしまいました。仕事に向かう車の中でも夜のことを思い出しては顔を赤くするえみか。なんとか平静を装って、テレビ局へと向かいました。
実は今日のバラエティでは叶翔も一緒。会うのはあの日ぶりですが、もちろん他人のフリを貫き通します。しかし、内心はハートモード全開のえみか。いままで嫉妬していた叶翔と共演している女子高生の存在も、あの夜を過ごしたえみかには気になりません。
世間はもうすぐ2月14日。バレンタインデーを迎えます。えみかにはファンへのチョコレートプレゼントの依頼が来ますが、もちろん重量級の愛を込めた本命チョコレートもちゃんと買っておきました。叶翔に渡すのを楽しみにするえみか、そんな彼女に女性スタッフの1人が、"男なんてセックスしたら終わりですよ。"と漏らします。
実は彼氏にやり捨てされたという女性スタッフ。若干投げやりな態度でそう言う姿にえみかは、"セックスってそう言うものじゃない！"と主張しました。しかしえみかが知るのは、少女漫画の中の幻想的なセックスと叶翔との一晩だけ……。
それでも叶翔はそんな人じゃないと信じるえみかですが、なかなか連絡が帰ってこない携帯にもんもんとしてしまいます。今までは気にならなかったのに、既読無視されただけでひどく気になるのはあのスタッフの言葉。思わず風呂にまで携帯を持ち込んだえみかは、すぐヤれる女だと思われたのかもと涙を滝のように流します。
そこへ掛かってきた一本の電話。相手は叶翔でした。今日は仕事が忙しすぎて、返事が出来なかったと言います。"私は信じてたよ！"と叶翔の声を聞きながら喜ぶえみかは、まだこれから仕事があるという叶翔に"そっちの家行こうか？"と提案しました。
"自分でも引くぐらい喜んでる。"
叶翔の言葉にふろから上がったえみかは、さっそく用意を始めます。しかし、頭に浮かぶのはすぐヤれる女の条件。一応ガード硬めの格好に身を包み、叶翔の家に向かいました。

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合鍵を使って先に家に入っていたえみかは、帰ってきた叶翔を抱き着いて迎え入れますがすぐに距離を取ります。"すぐヤれる女だと思われちゃう。"完全に迷走しているえみかですが、必死にガードが堅い女を装おうとしまいした。
出迎えのハグはすぐに止めて、お酒も飲まない。果てはバレンタインデーのチョコレートにコンビニでも売っている、小さなチョコレート菓子を差し出しました。思ってもいないチョコに、一瞬固まる叶翔。ですが何とか持ち直して、これからどうするかえみかに聞きました。
しかし、帰ってくるのはシャワーも浴びない、もう帰るという返事。さすがの叶翔も様子がおかしいとえみかの顔を覗き込みました。その顔は真っ赤。なんとえみかは発熱していました……！
すぐにおかゆを用意して、ソファーに寝かせた叶翔にえみかは思わず涙を流してしまいました。
小さな約束も覚えてくれている叶翔にすべてを話したえみかは、バレンタインデーに用意していた本物のプレゼントを差し出しました。それは叶翔を好きになってからのえみかを収めたアルバム。
あまりの嬉しさに叶翔は泣き出し、それをごまかすようにえみかにキスをしました。

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なんだかえみかの葛藤もわかる気がしますね。すごく好きな人なのに、些細なことで疑ってしまったり、周りの人の影響で不安になってしまったり。特に初めての恋人などはそうなってしまうことも多いのではないでしょうか？幸い今回は叶翔が気付いてくれたからうまくいきましたが、まだまだ思い込みの激しいえみか。気を付けてほしいところです！