桃源暗鬼・第93話のネタバレと感想｜週刊少年チャンピオン

「週刊少年チャンピオン」に掲載されている「桃源暗鬼」第93話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついに桃太郎殲滅を掲げる鬼國隊と合流した矢颪。ですが、彼はまだ鬼國隊の思想が起源だと気付いた四季たちが連れ戻しに動いていることなど知らずに、華厳の滝の跡地にあるという桃の研究所を調べに向かいます。

一旦、男体山にぽつんとある小さな廃墟を拠点にすることにしました。
すでに建物の中には盲目の百目鬼、熟女好きの海月、そして乙原の3人の鬼國隊員がいます。初対面の矢颪にまだ不信感がぬぐえません。それでも渡された制服に矢颪が着替えると、ぐっと鬼國隊感が出ました。

ちょうど矢颪が着替えを終えた頃、2人の隊員が戻ってきます。囲とデブ専の不和です。
初めまして、なんて和やかな雰囲気ではありません。睨み合う不和と矢颪、しかし矢颪の後ろで男性を嫌う海月が弓を引いていました。

"生意気な男なんて大嫌い。生意気な人妻熟女がよかった。"と呟いた海月の矢は矢颪の頬を掠った後、もう一度彼を貫こうと空中で軌道を変えます。しかし、その矢が矢颪を貫くことはありません。幸い不破がなんのためらいもなく止めたからです。

"触った感じ矢颪は経験ないぞ！"
海月が矢を放ったのは、海月の大好きな熟女を矢颪がババア呼ばわりしたからのようです。どうやら彼は女性を知らないらしいと、百目鬼が笑うと矢颪は恥ずかしげもなくそうだと頷きました。

性交渉は20歳を超えてから、手を繋ぐのは結婚してから、キスをすると子供が出来る、と今時珍しいずば抜けた純情さの矢颪に思わず面々は笑ってしまいます。そしてついさっきまで矢を向けていた、海月や不破に気に入られることになりました。

不思議な流れですが、なんとか鬼國隊に馴染むことが出来た矢颪。
彼のことをひとしきり笑った不破と囲は、偵察の報告をしました。
不破はたしかに華厳の滝には立派な研究所がある、ただ突入することになれば、その日が俺たちの命日になると言い––––！？

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今回はなんだかほっこりするような内容でしたね！ちょっとスプラッタというか、暴力的なじゃれ合いですが、鬼國隊や矢颪は頑丈なのでちょっと矢で貫いたりとか、剣を交えるくらいがちょうどいいとか思ってしまいました。それにしても矢颪ってピュアだと思ってましたけど、ここまでとは思いませんでしたね！これは彼の恋愛模様もこれから楽しみです！
それより次回からは華厳の滝の研究所に注目が集まりますね。海月の矢を簡単に掴むほどの実力者の不破が危険だと言う研究所。一体どんなところなのでしょうか？