顔だけじゃ好きになりません・第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ18号

2022年8月20日発売の「花とゆめ」18号に掲載されている「顔だけじゃ好きになりません」第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

昔の友人と連絡先を交換したい奏斗だが……

奏人の昔の友人と連絡先を交換することに成功した才南は、友人らに過去の奏人の思い出話をインタビューするために、奏人を交えて彼らとお茶をする席をセッティングしました。

しかし奏人と友人たちが遊んでいたのは小学生の頃の話で、今は連絡先も知らないどころか会うのすら久しぶりの状況です。そのため当日の奏人は、緊張した様子で待ち合わせ場所に佇んでいました。

メンバーが集まり、ファミレスでお茶をしながら友人たちに昔の写真などを見せてもらったり、思い出話を聞かせてもらうことになります。奏人の黒髪時代の写真や幼かった頃の話が聞けて、才南は始終テンションが上がりっぱなしです。

解散の時間が近づいてきました。奏人は今日、2人に連絡先を聞くつもりでいましたが、なかなか言い出すことができません。友人たちも、奏人はすでに遠い世界の人になってしまったと本心を漏らしてきます。

両者の間に微妙な距離感と遠慮を感じた、才南は、奏斗に助け舟を出すのですが……？

本当は連絡を取り合いたかった両者

奏人と友人たちは、本当は互いに連絡先を交換したいとずっと思っていたようです。

しかし、奏人は「友人たちは自分がちょっと有名人になったから声をかけてきただけ」程度であると考えていましたし、友人たちも「奏人はもはや自分たちとは別世界にいる遠い人間になってしまった」と考えていて互いに気を遣って連絡先を交換しようとしませんでした。

しかし実際は、お互いがお互いの気持ちを誤解してすれ違っているだけだったんですよね。しかも友人たちに至っては、機械音痴の奏人がスマホを携帯していることすら知らなかったのだそうです。

結果的に両者は才南の助言をきっかけにして互いの誤解を解き、連絡先を交換することに成功します！才南が奏人たちの友情を再び結び合わせたといってもいい、ほっこりする回でした♪

本心を語るあまり才南への気持ちがダダ漏れになる奏人

今話の終盤では、奏斗がなぜ自分がSNS上でバズることができたのかを打ち明けるシーンがあります。奏斗がSNSで知名度を上げた理由は、まごうことなき才南の功績です。彼女が奏斗の魅力を余すことなく配信し続けたおかげで、奏斗はここまでの有名人になることができました。

奏斗は、今の自分が周りからカッコイイと認めてもらえるのは、才南がいるおかげなのだと友人たちに説明します。

そんな話を聞いた上で、友人たちは帰り際に才南と奏斗が仲睦まじく手を繋いで歩いて帰る後ろ姿を見てしまうのです。

傍から見たら絶対に両想いの2人。奏斗の才南に対する好意は、だだ漏れ状態です。しかし友人たちは、有名人の奏斗のためにもこのことを口外しないことにします。この2人が本当に奏斗のことを大事に思っている友人であることが、よくわかるシーンでしたね。

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奏斗と昔の友人の友情が復活する展開に、才南もご満悦の様子でした♪

友人たちとの再会に緊張しすぎて待ち合わせ場所に15分以上も早く到着してしまった奏斗……なんだか奏斗のやっぱりちょっぴり可愛いところがありますよね。

しかもその緊張を才南と手を繋ぐことで解消しようともしていました。可愛いところもあるのにふとした瞬間に積極的になる奏斗に、才南も読者ももうメロメロです！

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