ハマる男に蹴りたい女・第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜Kiss 10月号

「Kiss 10月号」に掲載されている「ハマる男に蹴りたい女」第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

離婚届を送りつけてくるものの、未練を感じさせるメッセージ付きでイマイチ真意の読めない妻、夏美。設楽は未だ、離婚届を出すことができないでいました。設楽が想いを寄せているのは確かにいつかですが、なかなか夏美とのことに踏ん切りが付けられません。しかしいつかに結婚していることがバレてしまい、行動せざるを得なくなった設楽はついに夏美へと連絡しました。

話がしたい。
そのメッセージを受け取った夏美は、なんと下宿に住むと言って設楽の前に現れて–––––⁉

一体夏美は何がしたいんでしょうか？不備なく、自分の欄を埋めた離婚届を送りながらも欄外にメッセージを書くことで使えなくした上で設楽に送りつけてくる夏美。離婚したいならそんなメッセージを書かなければスムーズに離婚出来ますし、離婚したくないならそもそも離婚届なんて送ってこなければ良い話です。

まるでラブレターのようなそれに、夏美が載せている思いが気になりますね。元々学校の同窓会で出会い、そこからなんとなく付き合い、設楽の昇進を気に結婚した夏美と設楽。どこにでもありそうな話ですが、なんとなく惰性で結婚したようにも感じました。

本当に設楽は夏美と結婚したかったのでしょうか？そこに今いつかに向けているような愛情が設楽の中にあったのでしょうか？

今は下宿の管理人として穏やかな日々を過ごす設楽ですが、元々は仕事の出来るスーパーサラリーマンでした。そんな設楽は結婚しても生活を変えることなく、結婚記念日に残業をしたり、家事を夏美に任せたりと仕事一辺倒な生活をしてきた様子です。

そんな状態で本当に2人が夫婦だったのかというと難しい問題ですよね。もしかしたら夏美は本気で設楽を愛していたのかもしれません。だからこそ、仕事を大事にする設楽を許せていた。

でも、愛しているからこそ、いつまで経っても自分のほうを見ない設楽に愛想を尽かした。呆れと愛情の間で揺れ動いているような夏美の態度ですが、今の設楽の気持ちはいつかに向いています。これから大波乱の予感ですね。

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ついに設楽、夏美、そしていつかが顔を合わせました！自分のことを好きだと言ってくれる設楽に若干気持ちが揺れ始めたいつかですが、離婚していないのを知っても設楽を突き放さないあたり、これは設楽にも可能性がありそうです。でも、そんな2人のいる下宿に住むと言い出した夏美。これは次回から更なる大嵐の予感。見るのは怖いですが、怖い物見たさの好奇心に手が進んでしまうような気がします！