破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい・第8話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい」第8話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ローザ達が会場で再会したのは……

シーンは、時が戻る前に遡ります。まんまとローザを貶めることに成功したベトール家の長女・アリシアは、勝ち誇ったようにローザに皮肉を言い放っていました。

自分の嫁ぎ先が王位継承権まで持つハミエル大公家のホルストであるのに対し、ローザの嫁ぎ先は武力は帝国一でも野蛮と噂されるザトゥルン家のクロード。そのことを引き合いに出し、アリシアは、まるで言葉でローザの息の根を止めるかの如く、心無い言葉を浴びせ続けていたのです。

そんなアリシアの言葉に毒され続けて、時が戻る前のローザは、完全に希望を失った虚無の人生を生きていました。

時は現代に戻ります。やり直した世界で改めてクロードに出会った瞬間、ローザの心は動き出していました。ローザは、クロードのことを心から愛してしまっていると自覚し始めていて……。

会場でベトール家の者たちと再会するローザ

馬車で移動中、ローザは過去を思い出し、また、クロードに対する愛を再確認していました。無事に会場に到着するも、そこでまず出会ったのは因縁の相手であるアリシアです。無駄に着飾ったアリシアの衣装はやや滑稽に見えました。以前はまだ猫を被っていただけ可愛げがあったアリシアでしたが、今のアリシアは鼻持ちならない貴族女性そのものです。

クロードがベトール家を威圧

あからさまにローザに嫌味を言い放つアリシアと、ベトール家の長男ブリード。そんな2人に対して、クロードは威圧の言葉を浴びせました。しかしベトール家の2人もクロードに臆することがありません。なかなか静まらない両者の言い争いに割って入ってきたのは、意外な人物でした。

レーベンシュタイン侯爵夫人

両者の仲裁に入ってくれたのは、レーベンシュタイン公爵夫人のカーラ・フォン・ファレグです。レーベンシュタイン公爵家はハミエル大公家の分家であるため、アリシアも下手に反抗することができない相手でした。どうやらカーラは、ローザやクロードの肩を持ってくれている様子で……？

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カーラが登場した理由は、言伝を伝えに来るためだったようです。なんでも、皇帝陛下が早急にクロードに話があるのだとか……。このタイミングで早急な話だなんて、なんだか嫌な予感がします。

ブリードですが、口が大きい割にはクロードに気圧されている節もあり、なんだかロクでもない貴族に仕上がってしまったなという印象でした。

アリシアは悪女っぷりに拍車がかかっていて、今後もローザの障害になることは間違いないでしょう。クロードに対しては全く臆することなく嫌味を言い放つアリシア。かなり肝が据わっているように思えますが、さすがにハミエル家の関係者には大きな態度をとることはできないようでした。