生徒死導・第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「生徒死導」第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

いざ、天堂学園へ！

丸内が事故で亡くなったことで、亜由美と晴信は会話をしなくなってしまいました。2人でいれば丸内のことを思い出して辛くなってしまったからです。

場面は五木と亜由美の対話のシーンへ戻ります。丸内の死について説明を終えた亜由美は、二度と丸内に会えなくなってしまったことを再度思い出し、涙を流しました。

五木はそんな彼女に、死者の通う学校「天堂学園」へ行けば丸内と再会できると軽快に語ります。

五木に対してうさん臭さを感じつつも、亜由美はもう一度丸内に会うために、晴信と共に天堂学園へ向かうことにします。するとそこで待っていたのは……。

晴信は五木を信用していない

晴信は丸内の死と向き合うことから逃げているように思えます。傷を抉るような五木の存在を全否定するということは、五木の話が晴信にとって耳の痛い話なのでしょう。しかし、そんな晴信も亜由美が絡んでくると態度が変わるようです。

それでも天堂学園へ向かったのは亜由美のため

正直、五木のことを一ミリも信用していない晴信。しかし、亜由美が五木と共に天堂学園に行きたいと申し出たことで、晴信も仕方なく同行することになりました。もしかしたら晴信は五木のことを信用するきっかけが欲しかっただけなのかもしれません。心の中ではもう一度晴信に会いたいと切望していたのかもしれませんね。

勝負の決着

生前の晴信と丸内は、50対50で勝負がドローのままでした。試合は中途半端のままだし、晴信は丸内に勝った暁には亜由美に告白しようと考えていたため、恋にけじめをつけることもできず、悶々とした日々を過ごしていたようです。今回2人が天堂学園へ向かうことにより、ついに勝負に決着がつくかもしれません。次話は注目の回になりそうです。

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丸内のことを語る亜由美は本当に辛そうでした。普通だったら五木の登場の仕方も話の内容もうさん臭さ満点ですが、亜由美が五木を信用してしまったのは心がボロボロだったからかもしれません。

天堂学園にいる丸内は、2人が会いに来ることも知らずに、「誰かとバドミントンの試合をする」という話だけを聞いて体育館で待機中でした。亜由美や晴信たちの姿を見た丸内は、果たしてどのような反応を示すでしょうか。

晴信との勝負に決着をつけ、亜由美とのけじめもつけ、丸内の心残りが無事に消えてくれることを願うばかりです。死して尚ライバルと勝負をするだなんて、なかなかロマンがあって熱い展開だなと思いました。