【最新58話更新】『デブとラブと過ちと！』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜最新話から最終回まで

「恋するソワレ」に掲載されている「デブとラブと過ちと！」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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南刑事の捜査に進展が

夢子転落事件から外されたはずの南刑事でしたが、警察手帳も持たずに独自で操作を進めてしまいます。

↓第58話の詳しいあらすじ（ネタバレあり）・感想考察はこちらから

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夢子には"美咲"という叔母がいることが分かった。 しかし夢子の母親とは現在疎遠である模様。夢子は叔母と母親の過去に興味を持って―――。

↓第57話の詳しいあらすじ（ネタバレあり）・感想考察はこちらから

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夢子の幼少期の記憶

新商品のネーミングを決める会議が行われていますが、なかなかインパクトのある商品名が浮かび上がりません。

そんな中、夢子は圭介に初めてテーマパークへ誘われます。訪れたのはシャチのショーが見れる大きな水族館でした。

夢子はシャチのショーを見ながら、過去の記憶の断片を思い出します。どうやら夢子は、母親でも圭介でもない誰かとシャチのショーを見に来たことがあるらしく……？

記憶の中の女性

夢子はシャチのショーを見ながら、自分が幼少期に、母親ではない別の女性と一度シャチのショーを見に来たことを思い出します。しかし、記憶の中の女性が誰なのかは全くわかりませんでした。ただ、ぼんやりと温かい気持ちだけは覚えているようです。

南刑事が動く！

夢子に関する事件から手を引くように圧力をかけられた上に、謹慎処分まで受けている南刑事。しかし南刑事は独自の調査を勧め続けていました。その中で、「夢子の母方の実家が西東京のさざれ村」にあることを知りました。実はこのさざれ村は、夢子が転落した廃墟がある村と同じ場所だったのです。

謎の女性は夢子の“おばあちゃん”？

「夢子の母方の実家が、事件現場の近くにあること」「夢の中の女性が、夢子の名前の由来を知っていたこと」「どうやら謎の女性と夢子の母親は面識があるらしいこと」これらの要因から、夢子の夢の中に登場した優しい女性は、夢子の祖母である可能性が非常に高いと考えられます。

記憶喪失前の夢子は、卑屈な性格で根暗そのものでした。もちろんそんな夢子には、たいして友達もいなかったでしょうし、特別キラキラした幼少期を過ごしたわけではなかったでしょう。

そんな鬱々とした日々の中にも、夢子には一応、楽しい記憶があったようです。その中の一つが、夢の中に出てきた女性の存在でした。夢子はこの女性に対しては心を開いていたらしく、女性もまた夢子に対してたっぷりの愛情を注いでいたように見えました。

新登場の夢子の祖母。事件現場に済んでいるということもあり、どう考えても事件に関係があるようにしか思えませんね。

夢子の祖母の存在が、失われた夢子の記憶や、転落事故の謎を紐解く鍵になりそうです。果たして夢子の祖母は今もさざれ村に住んでいるのでしょうか？それともすでにこの世にはいないという可能性も……。

何にせよ、今回の南刑事の独自調査で、再び幸田事件の謎が明らかになっていきそうです。南刑事はさざれ村で何を発見するのでしょうか。

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闇に包まれた警察署の内情

幸田事件についての捜査を禁じられていたはずの南刑事は、水面下で夢子のスマホのメッセージの履歴を入手しようと動いていました。しかし、本来ならすんなり出るはずの令状が出ません。明らかに何者かの圧力によって捜査が阻害されていることがわかります。

一方、漏洩データのUSBが明るみに出たおかげで、夢子は自分の過去の真相にかなり近づきつつあります。それでもやはり今できることは限られており、とりあえず現在抱えている新企画に全力で打ち込むことにしてみた夢子。そんな仕事にまっすぐな夢子の姿を見て、尊は再び夢子に惚れなおしてしまい……！？

南刑事は結局、命令を無視して幸田事件を捜査していたことがバレて、1ヶ月の謹慎処分を受けることになります。終いには警察手帳まで取り上げられて、今は何もすることはできません。南刑事を処分した人物こそが、警察側の暗躍者である可能性があるのですが、今回はついにその人物が明確になり……。

警察側の暗躍者はやはり……

南刑事に謹慎処分を言い渡したのは、刑事部長でした。どうやらこの刑事部長とサイバラの社長が裏で繋がっているらしく、刑事部長が幸田事件についての揉み消しに加担しているようです。ということは、やはり幸田事件において夢子のことを陥れようとしているのは、サイバラの社長陣営である可能性が濃厚になってきてしまいました。

夢子は務めている会社に利用されていたのか？

現在は記憶を失っている夢子。しかし、ここにきて「過去に会社に利用されて犯罪に手を染めていた」可能性がでてきてしまいました。記憶喪失になってポジティブになった現在の夢子が、仕事に打ち込んで会社に貢献しているだなんて、なんだか皮肉に思えてしまいます。

ポテチ味のアイスが完成

尊と徹夜をしてついにポテチ味のアイスの完成にこぎつけた夢子！共同作業を通して尊との絆がぐっと深まり過ぎな気がしてしまいますが、圭介は今回、ワンカットも登場シーンがありませんでした。なんだか切なくて仕方ありません。夢子と尊もそれなりにお似合いに見えてしまうのが悔しいところです。

やはりサイバラの社長は夢子のことを騙していたみたいですね。ただしここで「なぜ夢子なのか？」という疑問が生まれます。単純に利用しやすかったからというなら話はわかりますが、サイバラの社長は夢子が記憶喪失になった後も処分をせずに自社に席を置かせたままです。

サイバラの社長の目的や企みについて、一層謎が深まってきました。リカコの精神状況のその後も気になるところです。

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自分が窃盗犯だったことを圭介に打ち明ける夢子

漏洩事件に関するUSBと夢子のスマホを手に入れた南刑事。削除されたメールの相手が分かれば、捜査は大きく進展することになります。

一方、夢子は圭介にも「記憶の一部を思い出したこと」「自分が漏洩事件に深く関わっていたこと」を打ち明けることにしました。夢子が思い出した記憶というのは、寝ている圭介の側にあったパソコンからデータをUSBに移したという記憶です。

これを打ち明ければ完全に圭介から軽蔑されると覚悟を決めて打ち明けた夢子。しかし、圭介は予想だにしていない反応をみせて……！？

強引な捜査を進める南刑事

プロバイダにメール開示を依頼しようとする南刑事。しかし、幸田事件は打ちすでに打ち切られており、南刑事たちは今回の件から手を引くように上から圧力をかけられています。捜査令状がなければプロバイダにメール開示の依頼をすることもできません。そこで、南刑事は「夢子がUSBを窃盗した」という理由にかこつけて捜査令状をとろうとします。南刑事が今回の件について躍起になっているのがよく伝わってきました。

有田にも真実を打ち明けた夢子

「自分がデータを盗んだ犯人であること」「誰かに指示されて犯行に及んだこと」を、圭介や有田を始めとした関係者に正直に打ち明ける夢子。圭介は言わずもがな正直に話した夢子の行動を褒めてくれ、いっさい責めるようなことはありませんでした。さらに、情報漏洩された側の有田も、「今の夢子を知っているから憎むに憎めない」という内容の反応を示します。夢子を突き放すどころか、罪を償うためには現在共同開発中のお菓子を何が何でも成功させようと、むしろ夢子と有田の絆が深まったようです。

夢子に窃盗の指示をした犯人が明らかに！？

当時、夢子にメールで指示を出していた犯人が、情報漏洩の真犯人であることは間違いありません。夢子のスマホの中のメールはすでに削除されていましたが、実は犯人側のスマホには当時のやりとりのメールがまだ残っています。作中では夢子とメールのやりとりをしていた真犯人がすでに明らかに！犯人が早く知りたい方は、是非漫画を購入してチェックしてみてください！

夢子の人徳のおかげか、圭介も有田も、夢子の罪を知っても彼女を恨んだり軽蔑したりすることは一切ありませんでした。あの有田までもが夢子のことを認めてくれているのには感動してしまいましたね！

これまでの伏線から、夢子にメールで窃盗の指示を出していたのはサイバラの社長ではないかと考えられていました。しかし、実はメールをやり取りをしていたのは別の人物だったのです……。

夢子が記憶の一部を次々に取り戻してきたことにより、今後は事件の真相に迫っていくことが予想されます！

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夢子が警察に自白！

情報漏洩に関するデータが入ったUSBを自宅で発見した夢子！データを見ている内に、過去の記憶の断片が蘇ってきます。

そして、ついに夢子は自分がデータを盗んだことを確信！自分が、お菓子のことを本気で想っていた有田や児玉夫人のことを踏みにじっていた真実を知り、ショックを受けます。しかし同時に、償いの気持ちが湧いてきた夢子。

なんと夢子は、自分がデータを盗んだ犯人であることを、南刑事に自白することにしたのです！

南刑事が上司に逆らって捜査続行

夢子からの自白をうけた南刑事。実際のUSBメモリも受け取り、さらには夢子のスマホまで預かって、本格的に捜査をすることにします。しかし、南刑事たちは上司から夢子の事件について捜査を打ち切るように命令されていました。南刑事は真っ向から上司に逆らってまで夢子の事件の捜査を続行したのです。

捜査打ち切りの理由

おそらくは警察の上層部が外部から何らかの圧力をかけられているのでしょう。有力者の何ものかが夢子の事件の真実を解き明かすことを防ごうとしているように思えます。南刑事はその有力者について心当たりがある様子です。

サイバラの社長が怪しい？

表向きは夢子に協力的なサイバラの社長。しかし、事あるごとに夢子のことを恐ろしい形相で見ているときがあります。サイバラ社長がデータ漏洩事件について何らかの秘密を握っていることは明らかです。

誰かが夢子に罪をかぶせようとしている？

自分が盗人であることを思い出した夢子でしたが、データを盗んだ際、夢子は何者かとメールのやりとりをしていました。メールの内容までは思い出せない夢子でしたが、断片的な記憶から、何者かに秘密裏に指示を受けていたことは明らかになっています。果たして誰が夢子にデータ漏洩に関する指示をだしていたのでしょうか？もしかしたら夢子は何者かに騙されて盗人になってしまったのかもしれません。

どんどんサイバラ社長がキナ臭くなってきました。というかリカコが絡んでいる時点で、サイバラの社長が事件を何らかの形で隠蔽しているのは明らかですよね。

にしても、南刑事が男前です！夢子を逮捕するどころか協力者として信頼してくれます！南刑事の人を見る目は確かだと言えるでしょう！

スマホを南刑事に預けてしまった夢子は、手紙で圭介とやりとりをしようとします。しかし圭介は手紙で秘密裏にイチャイチャしたいという夢子の気持ちに気づかず、あっさりと社用のスマホを貸し出してしまうのでした……。

圭介の「困っている夢子を助けたい」という純粋な気持ちもよく伝わってきたので、非常に歯がゆいシーンでした！

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やはり夢子は情報漏洩の事件に深く関わっていた

夢子は悪夢にうなされています。それは、かつての暗くて鬱々とした性格の自分と対峙する、不思議な夢です。

目覚めると夢子はベッドの上にいました。昨晩の記憶は曖昧です。児玉邸からの帰りにリカコに遭遇したことだけは覚えていますが、その先の記憶が全くありません。

なんだか不気味な気持ちのまま出勤しますが、気もそぞろです。そんな夢子を心配したのか、圭介は会社終わりに夢子を夜景が綺麗な絶景スポットへと連れて行ってくれます。

圭介からオデコにキスをされた夢子は、浅野気分とは打って変わって有頂天で帰宅。すると、自室の床にUSBメモリが転がっていることに気が付きました。

なんとなく中身を確認してみると、そこにはコダマ屋で流出した顧客情報のデータが保存されていて……。

有田課長が夢子を心配する

もともと夢子をはじめとしたサイバラの社員を死ぬほど憎んでいた有田課長。しかし、今回夢子と2人きりで話をしたことにより、有田課長は夢子の人柄に感銘を受けたように思えます。その頃から有田課長は夢子の体調を心配するようになりました。有田課長と夢子の間の確執はほぼ解消されたと考えてよいでしょう。

圭介は夢子の異変に気づく

いつもは太陽のように元気ハツラツな夢子。圭介はそんな夢子にいつも元気をもらっていました。しかし、今回のリカコとの遭遇で、夢子の心の中には影が帯び始めています。いつも夢子のことを見ている圭介は、いち早く彼女の異変に気が付いたようです。気を遣いつつも、あえて事情を聞こうとはしない圭介に、さりげない優しを感じました。

夢子の罪とは

やはりUSBの中に入っていたのはコダマ屋の顧客情報の漏洩問題に関わる重要なデータでした。それを夢子が今の今まで自宅で補完していたとなると、夢子が情報漏洩に関わっていたことは明白です。記憶を失う前の夢子は、なぜ情報漏洩に加担するような真似をしたのでしょうか。

暗かった頃の夢子が頻繁にストーリーに登場するようになってきました。一時は夢子自身も過去のネガティブだったころの性格が蘇ってしまいましたし、本格的に夢子の精神が以前の状態にもどってしまう可能性も高まってきたように思えます。

もしそうなってしまった場合は、夢子の支えになれるのはやはり圭介でしょう。すでに夢子の異変に気が付いている圭介はよほど夢子のことが好きで心配なのでしょうが、、もし夢子の性格が過去の暗い頃に戻ってしまったとしても、同じように夢子のことを好きでいてくれるでしょうか。

今後の展開によっては圭介の夢子に対する愛が試されることになりそうです。

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夢子がネガティヴ時代に戻ってしまった！？

児玉邸からの帰路、夢子はなんとリカコに遭遇してしまいます！リカコの毒のような言葉で記憶の一片が蘇った夢子は、身動きがとれなくなってしまいました。

さらに、リカコからは衝撃の言葉が告げられます。なんと、例の事件で高所から落下することを選んだのは、夢子自身だったというのです……。その言葉を受けた夢子はさらに記憶が蘇り、かつてのネガティヴだった夢子に逆戻りしてしまい！？

一方、警察のほうでは大きな動きがありました。なんと、夢子に関する事件の捜査が打ち切られることになったのです！これに怒りを露わにしたのは、夢子事件をずっと追っていた腕利き刑事の南でした。

夢子は自ら死を望んだ？

リカコの言葉が真実なら、夢子はかつて自ら死を望んだことがあるということになります。おそらく事件当初、ナイフで夢子は何者かに襲われ、高所から転落の危機にさらされました。その際に夢子は誰かに落とされたわけではなく、自ら柵を掴んだ手を離したことになります。

死を望んだ理由について

フラッシュバックした夢子の記憶の中で、夢子は高所からの転落間際、圭介のことを好きになった自分に非があるという謝罪の気持ちを抱いていたようです。夢子の恋愛事情と転落事故、さらにサイバラとコダマ屋で起った事件。3つの事件には複雑な関係があるようです。

サイバラ社長の不審な行動

一連の事件の真相を知っているはずのサイバラの社長（リカコの父親）は、なぜかリカコに盗聴器のようなものを持たせていました。リカコが夢子と接触することを、サイバラの社長は予測していたのかもしれません。サイバラ社長は果たして何を企み、何を隠しているのでしょうか。

警察のほうで夢子事件の捜査が全面的に打ち切られてしまいました。明らかに事件性があるのに、警視総監は夢子事件に関しては事件性がないと判断したといいます。明らかに不自然な流れですよね。おそらく何かしらの圧力が加わって操作が強制的に打ち切られてしまったのでしょう。

ずっと夢子事件を追い続けてきた南刑事はかなりご立腹の様子で、刑事部長の部屋まで乗り込んでしまう始末でした。しかし、熱血な生活の南刑事なので、大人しく上からの命令に従いそうにはありません。

記憶が戻ってネガティヴに逆戻りしてしまった夢子は、まるで別人でした。あんなにキラキラしていた夢子の笑顔は消え失せ、常に何かに怯えているような表情になっています。

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児玉夫人と遭遇する有田課長と夢子！

仕事の延長上と銘打って2人きりで出かけていた夢子と有田課長。その最中、有田課長の口からは驚きの事実が知らされます。記憶喪失の夢子はすっかり忘れていましたが、コダマ屋の児玉会長がすでに亡くなっているというのです。

夢子が驚いていると、偶然にも有田課長の叔母である児玉会長と遭遇します。2人は児玉夫人に招待されて、児玉会長の自宅へと向かうことに。夫が亡くなってから、児玉夫人は大豪邸に1人で住んでいるのだそうです。有田課長は夫人から、児玉会長からの遺書を受け取ることになります。

リカコと遭遇してしまい……！？

有田課長がついにサイバラと和解？

コダマ屋とサイバラが共同開発することになった「溶けるポテチ」。しかし、今は亡き児玉会長の意志を受け継ぐべく、低価格なお菓子に固執する有田課長は、どうしてもこの新商品の開発に前向きになれないでいました。

そんな有田課長でしたが、今回、児玉夫人から遺書のようなものを託され、考えが一変します。遺書の中には、「今まで一緒に仕事ができたことに対する感謝の気持ち」や「これからは新しいやり方にチャレンジしてほしい」という児玉会長の最後の言葉が記されていました。

過去に囚われ続けたままの有田課長でしたが、この手紙を読んで新しいやり方にチャレンジし、サイバラとの「溶けるポテチ」の開発に着手することを決意します。冷戦状態のように思えた有田課長とサイバラの関係が、児玉夫人と夢子のおかげで見事に打ち解け、和解への道へと進む第一歩となりました。

児玉会長が住んでいたのは高級住宅街らしく、どうやらサイバラの親族の家も近所だったようです。塞ぎがちだったリカコと遭遇したのはそれが原因のようでした。フードを被ってラフな姿で外を出歩いていたリカコは、何だか少し老けて見えました。

以前会ったときは夢子の手を思い切り引っ掻いて加害をしてきたリカコ。あの時は尊が一緒にいたためすぐに助けてもらえましたが、今は夢子一人です。リカコがもし夢子を本格的に襲ってきたらこれまでにない大ピンチに陥ります！

助けてくれる可能性があるとすればまだ近くにいるであろう有田課長ですが、ちょっと前まで敵対視していた有田課長が素直に夢子を助けてくれるかどうかは定かではありません。

果たして夢子はこのピンチをどう乗り切るのでしょうか！

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コダマ屋の有田課長とサイバラの夢子がデート！？

過去の漏洩事件に関して未だにサイバラに対して深い恨みを抱えているらしいコダマ屋の有田課長。記憶喪失の夢子からすると身に覚えのない話ではありますが、どうやらその漏洩事件に夢子が深く関わっているらしく……。

夢子が有田課長の恨みの対象の1人であることは確実。しかし、そんな状況でこともあろうに有田課長は夢子をデートに誘ってきます！

絶対に裏がある誘いではありますが、夢子は今後のサイバラとコダマ屋のために、有田課長とのデートの誘いを仕事の打ち合わせの延長と銘打って受けることにしてしまうのでした。

夢子を心配する七瀬と玉ちゃん

有田課長と2人きりで食事をすることになってしまった夢子。圭介という想い人がいる手前、男性と2人で食事にいくなんて夢子からしてみたら不謹慎な好意です。

しかし、有田課長から「デートではなく仕事の打合せの延長」と言い換えられただけで、使命感の強い夢子は有田課長の誘いにまんまと乗ってしまいました……。

そんなチョロすぎる夢子のことを、会社の同僚の七瀬と玉ちゃんはとても心配します。何かあったら必ず駆け付けると話す2人。この流れだと、この後夢子に“何か”あって七瀬たちが助けに来てくれるフラグになってしまっている気がしてなりません！

安いアイスしか売らないコダマ屋

共同開発につまづいている夢子たち。その原因は、発案した「アイスのように溶けるポテトチップス」が、アイデアはいいけれどコストがかかりすぎるという点でした。

夢子は世界初のお菓子の可能性に心を躍らせますが、コダマ屋の有田課長はそれに待ったをかけます。なんでも、コダマ屋のモットーは日本中の子供たちにおいしいアイスを食べさせるために、子供が小遣いで買える価格設定を厳守するというものなのだとか。

そのモットーを築いたのは前会長であり有田課長の叔父にあたる人物でした。有田課長は前会長の信条を強く引き継いでいると言えます。

やはり有田課長がサイバラを恨んでいる理由は、叔父の死と関係がある気がしてなりません。

有田課長の闇がどんどん深まっていきますが、恨みの対象である夢子とわざわざ話し合いの場を設けるのはなぜだったのでしょうか？

可能性として考えられるのはやはり「探り」ですが……。もしかしたら有田課長は本当はサイバラのことを許したいけど許せないという状況なのかもしれません。

仕事ぶりを見るに、有田課長がお菓子に対して情熱があるのは明らかです。本当は夢子としっかり共同開発して新しいお菓子を作っていきたいのではないでしょうか。

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コダマ屋の有田課長はサイバラそのものを憎んでいる

コダマ屋の有田課長は一見するとサイバラとの新商品開発に協力的。しかしやはり胸の内ではサイバラそのものを憎んでいる模様……？

そんな中、共同開発のミーティングが行われました。しかし夢子はお腹を下しているらしく調子が悪そうです。聞けば、商品開発のためにコダマ屋が発売しているアイスを全部食べたのだとか！夢子の本気すぎる姿を見て、有田課長は何か思うところがあったようで……？

トイレの帰り、夢子は廊下で何かを見つめる有田課長の姿を見かけます。彼が見ていたのはコダマ屋の創業者であり叔父である前会長の写真でした。

声をかけてきた夢子に、有田課長は自分はサイバラの漏洩事件を未だに根に持っていると打ち明けてきて……！？

前会長を慕っていた有田課長

ここでコダマ屋と有田課長の血縁関係が明らかになりました。前会長は有田課長の母方の叔父なのだそうで、小さい頃からとても可愛がってもらっていたのだそうです。死の直前に会社の存続を有田課長に頼むくらいですし、前会長もずいぶん有田課長のことを信頼していたようですね。どうやら前会長の最後と、サイバラの漏洩事件には何かつながりがあるようですが……？

有田課長が夢子をデートに誘う

有田課長は夢子に対して漏洩事件のことを許さないと発言しました。驚く夢子ですが、その直後、有田課長はいつものひょうきんな表情に戻り、唐突に夢子のことをデートに誘います。リーダー同士お互いのことをもっとよく知りたいと申し出る有田課長ですが、こんなの裏があるに決まっていますよね！しかし夢子のことだから、怖いながらも仕事のためと思って有田課長の誘いに乗ってしまいそうです……。

コダマ屋の前会長は情熱的な人柄だった

コダマ屋との共同開発にあたり、サイバラ社員の夢子はコダマ屋の商品をもっとよく知るために一晩で全種類を食べてしまいます。翌日のミーティングでは当然お腹を下してしまったわけですが……。夢子のそんな仕事熱心すぎる姿を見た有田課長は、その情熱ぶりを見て元会長のことを思い出していました。どうやらコダマ屋の元会長も夢子と同じように仕事熱心すぎる熱い人柄だったようです。

今回はコダマ屋とサイバラの開発メンバーの親睦の深さの裏で、有田課長ただ1人が麩の感情を隠し続けていることが明らかになりました。サイバラの情報漏洩のせいでコダマ屋の前会長が死に追いやられていたのだとしたら、有田課長がサイバラを憎むのも無理はありません。しかし、そんな大事件がもし本当に起きていたのなら、なぜ再びサイバラとコダマ屋で共同開発の話があがってきたのでしょう？

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【46話】陰キャでオタクの友近を全肯定する夢子

親睦会BBQが継続中です。陽キャの夢子を本能的に拒絶してしまう友近は、思わず夢子に酷い言葉を浴びせてしまいました。しかし夢子はそれにも関わらず、失くし物をした友近のことを手伝ってくれます。さらに、「オタクで何が悪い！」「好きなことは推しまくるべき！」と陰キャでオタクの友近のことを全肯定してくれるような言葉をかけてきて……！？

【47話】コダマ屋の有田課長はサイバラの圭介を憎んでいる？

夢子の提案によって行われた親睦会BBQは大成功を収めました。サイバラとコダマ屋の間の壁は撤廃され、各々が自由に新商品のアイデアを出すようになります。そのことを大好きな圭介に報告する夢子。しかし、コダマ屋の有田課長の名前を聞いた瞬間、圭介の顔が強張り……。また、打合せ後にサイバラで圭介を見かけた有田課長も、何やら憎しみに身を焦がすような表情をしています……。

友近が松陰寺にアプローチ！

自分は暗くてブスな陰キャだと自己肯定感がものすごく低かったコダマ屋の社員・友近。そんな彼女は共同開発が決まった当初、自分よりも太っている夢子がなぜか明るくて存在感があることに妬みの感情を抱いていました。しかしそんな夢子がオタクな自分のことを素敵な趣味だと褒めてくれたことにより、完全に自信がついた友近は、その後大胆な行動に出ます！なんと自分の推しキャラに似ている松陰寺に、友達になってほしいと自ら声をかけたのです！今話は恋に積極的に慣れない控えめ女子の読者の方に特にオススメしたいストーリーでした！

有田課長の抱える闇

新商品開発のチームの雰囲気は親睦会BBQによってかなり親密になり、そのおかげで打合せの場も活気あるものになりました。両社の社員は新商品開発を楽しんでいるようにも見えます。どんどん仲を深めていくサイバラとコダマ屋の社員たち。しかし、それとは裏腹にコダマ屋の有田課長は、談笑する開発チームを恨めしそうに見ています。どうやらそのメンバーの仲に圭介がいることが許せない様子です。やはり有田は未だに圭介のことを何らかの理由で憎んでいるのだと思われます。

陰キャのオタクだった友近が、陽キャのオタクに進化する姿が見ていてほっこりしました！今回は特にいいストーリーだったと思います！また、47話のラストでは、コダマ屋の前会長と有田課長のやりとりが描かれていました。両者はお互いに叔父と甥という血縁関係にあるようですが、今わの際にコダマ屋の未来を有田課長に託す前会長……もしかしたら有田課長が圭介を妬んでいるのは、世襲でもないのに圭介がサイバラで高い地位を獲得しているからなのでしょうか？

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【44話】事件現場に残された血液の検査結果

実は、有田と夢子が過去の不祥事に関する会見場で遭遇していたことが発覚！さらに、サイバラの情報漏洩に夢子が関わっている可能性が浮き彫りになります。

全ての鍵は例のUSBメモリに眠っていると推察できますが、夢子自身はUSBの行方に覚えがありませんでした。しかし実は件のUSBメモリは夢子の家のクローゼットに眠ったままです……。

一方では刑事たちの捜査に進展がありました。なんと、見つかった凶器についていたのはリカコでも夢子の血液でもなかったのです！浮かび上がる第3者の存在……。果たして夢子は誰に襲われ、リカコはなぜあの場所に居合わせていたのでしょうか。

【45話】ぽっちゃり陽キャの夢子に嫉妬する友近

サイバラとコダマ屋の共同開発にあたり、メンバー同士の親睦を深めるためのBBQが開催されることに。

サイバラの社員である陰キャの友近は、皆から離れた場所で1人酒をしています。自分と同じ肥満体型の夢子が自信に満ち溢れた陽キャラであることに、友近はひどい劣等感を抱いている様子で……？

サイバラの情報漏洩の真相は？

どうやら有田は陽気な見かけによらず、闇のある人物のようです。有田はサイバラの情報漏洩の事件の際に被害を被った人物のようでした。

サイバラから漏洩した情報というのは、おそらく件のUSBメモリのデータの中にあるのでしょう。

夢子は断片的に、じぶんがUSBメモリを盗もうとしている記憶を思い出しており、そのせいで自分が情報漏洩の犯人だと考えています。

夢子は誰かに頼まれて盗みを働いたのでは？

しかし一方で夢子は、誰かから頼まれごとをする記憶も思い出していました。もしかしたら何者かが夢子に指示してUSBメモリを盗ませたのかもしれません。

記憶が断片的で定かではありませんが、脅されて盗んだというよりは、頼まれて盗んだといった感じでした。夢子は誰かのために自分の意思でUSBメモリを盗んだ可能性が高いです。

果たして夢子に情報漏洩の加担をさせたのは、何者なのでしょうか。

サイバラと因縁の深いコダマ屋ですが、なぜ過去に不祥事があったにも関わらず再び共同開発の話が出たのかもちょっと謎です。両社の上層部に事件の鍵を握る人物がいるのかもしれません。

夢子に盗みを頼んだ人物……漫画ではハッキリと表現されていませんでしたが、雰囲気や言葉使いからどことなく圭介に似ているような気がしてしまいました。してしまいました。

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不祥事の原因は夢子にあった！？

夢子たちの会社「サイバラ」と、アイスクリーム会社「コダマヤ」での商品の共同開発の話が進んでいました。サイバラのチームリーダーは夢子、対してコダマ屋のチームリーダーは有田という名の男性でした。

なんだか夢子は有田と以前何処かであったような気がします。

新商品のアイデアについての話し合いが行われますが、斬新さ重視のサイバラとコストパフォーマンス重視のコダマヤではどうも意見がまとまりません。

そのためしばらく休憩しようという話になります。しかしそんな中、有田が個人的に夢子に話しかけてきました。

有田は夢子に対して、過去の不祥事に関する質問をしてきました。その言葉から過去の記憶がフラッシュバックした夢子は……。

蘇った記憶の断片

今回蘇った記憶は以下の通りでした。

・サイバラとコダマヤの間には過去に不祥事があり、そこで最も被害を被ったのが有田だった。
・不祥事に関して夢子は大きな責任を感じていた。
・しかし、あることを理由にそれを打ち明けることができなかった。
・記憶喪失だった夢子は、それらの事実を今の今まで忘れていた。

以上のことから察するに、夢子の責任によりコダマヤが被害を被るような不祥事が過去にあり、その時にしりぬぐいをしてくれたのが圭介だったということが考えられます。

有田という男性が曲者

一見人のよさそうな有田は、前園社長が過去の不祥事について会議の前に謝罪しようとするのを止めて、そのことは水に流したからこれからのことを考えましょうといったニュアンスの前向きな発言をしてくれました。

しかしおそらくそれは表向きの対応です。

個人的に夢子に話しかけてきた有田は、過去のことを根に持っており、責任の一端が夢子に遭ったことに勘付いているようでもありました。

夢子が記憶喪失であることを知った上で、過去の記憶を掘り起こすような真似をしてきた有田。やはり有田の中では過去の不祥事の決着がまだついていないのだと思われます。

今話で新登場の有田という男性はかなりの曲者である可能性が高いです！というかコダマヤのメンバーはサイバラのメンバー以上に個性的で、中には非協力的というか夢子の体系を馬鹿にするようなメンバーすらいました。総合的にみるとまったく友好的ではないコダマヤの面々です。

しかし、そんな中で勇ましくフォローにはいってくれたのは、意外にも尊くんでした！特に夢子の体系を馬鹿にされたときは清々同等と正論をかまして相手を黙らせてくれたのです！

尊くんファンには大必見の回となりました！

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