どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます・第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」第12話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

アニエスとリュシリュールの出会い

アニエスとリュシリュールが初めてであった頃。アニエスはリュシリュールの美しさに途端に目を奪われていました。しかし、美しい子供という点では、アニエスも引けず劣らず美眼麗しい容姿をしています。婚約者として正式に挨拶を交わす幼い2人。この時、2人の歳は互いに6歳でした。

リュシリュールはアニエスのことを次第に気に入り始めていきました。普段は常に気を張り詰めているリュシリュールですが、アニエスと一緒にいる時間は穏やかで掛け替えのない一時になっていったのです。彼女を思うがあまり、リュシリュールはほんの些細な事でも嫉妬心を爆発させていくようになっていき、それと同時に、リュシリュールを平気で傷つけるようになってしまって……。

アニエスの優しさに甘えるリュシリュール

リュシリュールは自分の幼稚な嫉妬心を認めることもせず、「どうせアニエスは自分のことを愛していない」と捻くれることで自分を守り続けてきました。アニエスは大好きなリュシリュールから突然冷たく扱われて、何度も傷つきますが、健気にもリュシリュールを思い続けています。リュシリュールはそんなアニエスの優しさに甘えて、自分の感情をただ爆発させるばかりでした。

大人になったリュシリュール

大人になったリュシリュールは、自分がアニエスに甘えているだけの子供である自覚を十分に持っていましたが、それでも自分の愚かな嫉妬心を抑えることができずにいました。アニエスが自分以外の男の存在を口にしただけで、まるで黙らせるかのようにアニエスをめちゃくちゃに抱いてしまうリュシリュール。余裕のなさが伺えます。

とある令嬢が動き出す

そんな不器用な愛し方を続けるリュシリュールとアニエスですが、そんな2人に危機が訪れます。ライバルの令嬢が動き出したのです。リュシリュールはアニエスに甘えている高慢な自分の行いを、後悔させられることになるそうで……？

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幼少期のリュシリュールとアニエスが可愛くてたまりませんでした！そのころはただお互いに好意を持っているだけで純粋に小さな愛を育んでいた2人。

しかし、そんな2人の幼少期が描かれた後で、大人になったリュシリュールとアニエスがベッドの中で愛し合っている描写が！純粋さと生々しさのギャップが激しい回でした……。

抱いているリュシリュールはただただ嫉妬心と独占欲が爆発して見るに堪えない感じです。一方でアニエスはそんな乱暴な抱かれ方をされているにも関わらず、始終、可憐で美しいままでした。

いっそ壊してしまいたいと願うリュシリュールの気持ちが、なんとなく理解できてしまいます。