僕らの好きはわりきれない・第13話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜デザート

2024年3月23日発売の「デザート」5月号に掲載されている「僕らの好きはわりきれない」第13話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

気まずくて律と話せなくなる唯

律にキスをされそうになってから、唯と律はどこか気まずくなってしまい、まともに話をすることができなくなりました。

唯が兄に対する恋心を断ち切れていない中で、律との恋愛に流されそうになっていることを、律は見透かしていたようです。

そんな中、隼人と唯が2人で海へ出かけるのですが……。

唯の気持ち

唯は、隼人のことを家族としてとても大切に思っています。しかし、どう考えてもその思いは家族の範疇を超えて、恋愛感情に至っているようにしか見えません。唯はそんな自分の気持ちに気が付かない振りをしているような気がしてなりませんでした。

押しきれない律

もう一歩のところで口づけをしそうになった律でしたが、今一歩のところで踏みとどまってしまいます。もしここで強引にでも唯の唇を奪っていたら、唯はそのまま流されてくれたかもしれません。しかし、律的にはそんなあいまいな感じで唯を自分の物にすることがどうしても許せなかったようです。

本気で惚れさせたい

おそらく律は、本気で唯を自分に惚れさせたうえで、唯と正式に交際したいと考えているのでしょう。しかし、唯が隼人を大切に思い続けていることも理解しているため、いまいち強引な方法をとれないようです。唯のことを欲しいと思いつつも、唯にきちんと幸せになってほしいと考えているのが伺えます。

隼人の想いは？

隼人も唯のことを家族として本当に大切に思っています。しかし、唯がいつまでも幼いころの妹ではないということも自覚している様子。自分のことよりもまわりを優先してしまう隼人の性格から考えると、もし唯が別の誰かと一緒になるのなら、おそらくそれを全力で応援することでしょう。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

一歩踏み出してしまったことによって唯と気まずい雰囲気になってしまった律ですが、口づけをしようとしたのはおそらく衝動的な気持ちからだったのでしょう。心の奥底では唯が隼人を諦めきるまでは絶対に手を出さないと決めていたはずです。

しかし、隼人と唯が兄と妹以上に強い絆で結ばれているのを目の当たりにして、気持ちが抑えられなかったのだと思います。もしくは唯の気持ちを確かめる為にわざと大胆な行動をとったのかもしれません。

いずれにせよ、唯は自分の気持ちを今一度整理する必要があります。このままでは律のことも振り回すことになりますし、それは唯も本意ではないはずです。

ラストページでは気になる一言を呟く隼人。隼人の本心が猛烈に気になるところです。