針子の侍女は愛妃になる・第5話,6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「針子の侍女は愛妃になる」第5話と第6話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【第5話】ターナの実家の仕立て屋が不人気に！？

最近、貴族の間では“ある噂”が飛び交っていました。それは、ターナの父親リドリーの仕立て屋のドレスがあまりにも酷い仕上がりだという噂です。

なんでも、すぐに装飾が取れたり、衣装に針が残っていたりするのだとか。リドリーに限ってそんな初歩的なミスをするとは到底思えませんが、噂は瞬く間に広まっていき、実家の仕立て屋は経営難に追い込まれる事態に。

真実を確かめる為に、ターナは実家の仕立て屋へ走るのですが……。

【第6話】

事情を聞いたゼトは、ターナにとんでもないことを言い出しました。

なんと、自分と結婚してほしいと言い出したのです！

しかし実はこれは単なる取引。結婚する代わりにターナの実家の騒動をどうにか収めて見せるとゼトは言います。ちなみにゼトが取引の条件を結婚にした理由は、国王陛下と王妃の目を欺くためです。

果たして、貴族でもないターナに、ゼトの妻役が務まるのでしょうか！？

噂の出所について

リドリーは熟練した職人の仕立て屋です。装飾が取れたり針が残ったままになっているなんて苦情が相次ぐなんて、どう考えても不自然でした。

また、リドリーの店が不人気になるのと反比例して、人気が爆発していった仕立て屋があります。それは、ペネロペの店です。

何者かがターナの実家を貶めようとしている？

「リドリーの店の悪い噂が広まるのがあまりにも早すぎる」「返品されたドレスの装飾品は、初期不良というよりも強引に引きちぎられた形跡が多い」これらのことから、何者かがリドリーの仕立てたドレスに細工をして、リドリーの店の評判を落とそう裏工作をしているのは明白でした。

その犯人としてやはり怪しいのは、やはりライバル店とも言えるペネロペか、ターナを邪魔に思っているアメリアあたりでしょう。

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あまりにも唐突なゼトの求婚でしたが、しっかり裏があってちょっと残念です。ちなみにゼトがターナを妻にしたい理由は、国王陛下と王妃がゼトの想い人を探りまくっているのをうっとうしく感じたからでした。

現代で言うところの、契約結婚のような感じですね。ロマンチックのかけらもない展開になってしまいました。

ゼトは、もしターナに本当の想い人が現れた時は遠慮なく離縁していいとまで言います。一見するとターナに配慮をした発言に思えますが、こうハッキリと言われてしまっては、ターナも微妙な気持ちになってしまいますよね……。

この契約結婚をきっかけに、2人がもっと親密な関係になることを祈るばかりです。