彼は『これ』は復讐ではない、と言った・全話あらすじ（ネタバレあり）考察と感想まとめ｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「彼は『これ』は復讐ではない、と言った」の全話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめです！

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

イジメっ子メンバーのうちすでに4人が死亡！そんな中、リーダーの周は……

イジメっ子メンバーの中で無事で済んでいるのは周のみとなりました。いよいよ物語のクライマックスが近づいてきている感じがします。

しかし反対に、ターゲットが周に絞られているということは、警察も周さえ張っていればいずれ犯人に出くわすと考えるようになるでしょう。終盤に向かって仮面の男の目的達成はなかなか難しくなってくるのかもしれません。

そんな中、周は人気のない山道を車で走り、たった1人である場所へ向かっています。果たしてその場所とは……？

数子と優子のその後

仮面の男によって同じ檻の中に入れられた優子と数子。おそらくフィジカルが高いのは女優業もやっていて何かと活動的だった優子のほうでしょうが、前もって仮面の男に深手を負わされているせいで、檻の中のキャットファイトの軍配は数子にあがりそうです。

仮面の男は本当に数子を助けるつもりがある？

数子は、優子を始末すれば自分だけは許してもらえると思い込んでいます。しかし反対に「友達や仲間を裏切る行為」は仮面の男の癇に障る行為です。数子が本当に優子を始末してしまえば、数子は「平気で仲間を裏切るクズ」として仮面の男に粛清されてしまう気がします。

周が向かった場所はどこ？

聡い周のことなので、警察が自分のことを張り込んでいることは百も承知のはずです。その上で周が向かった場所は、まさに数子が囚われている謎の牢獄でした。周は警察の力を借りる形で、数子を救出して仮面の男を始末しようと考えているのかもしれません。

数子は囮として利用された

ここで可能性として浮上するのは、周が仮面の男の所在を掴むために、和子を囮として利用した可能性が高いという点です。というのも、数子は周とデートの約束をして待ち合わせの場所で仮面の男に捕まってしまったのでした。しかも待ち合わせの場所はなぜか人気のない場所だったのです。このことから周は、数子をその気にさせてデートの約束をとりつけるふりをして、数子に発信機のようなものを取り付け、わざと仮面の男に襲わせた可能性が高いと考えられます。

結局、周は仲間さえも平気で裏切るような極悪人だったのだと思います。

今度はそんな周に仮面の男が追い詰められる展開になりそうですね。やはり生き残るにはそれなりに他人を蹴落とす残虐さが必要なのかも。なにせ周の仲間は皆、仲間よりも自分のことが大切な自分勝手な人間ばかりなのですから。

その中で周が一番IQが高かったから、彼が最後まで生き残っただけだったんでしょうね。

次回は仮面の男と周の直接対決が拝めるかもしれません！

やはり仮面の男は龍吉ではないのか？

角松は小島龍吉との対局の最中、違和感を感じていました。どうにも刺し筋が龍吉とは違う気がしてならないのです。

やはり、仮面の男は龍吉以外の誰かである可能性も？そうはいっても仮面の男の髪色や雰囲気は、やはりどこか龍吉を思わせる面影が残っています。

一方、周はとある地下駐車場で、弟・恭介と会っていました。ただし、一触即発の雰囲気で、とても穏やかな兄弟の再会とは言えず……？

兄弟の確執

一体何をしにきたのか、恭介は渋根のことをイジるだけイジって満足げに帰って行きます。 どうやら恭介は、周と同じように学校で権力を振りかざして同級生たちを侍らせている様子。そんなかつての自分そっくりな弟の様子を、周は一体どんな気持ちでみているのでしょうか。

周は報復を受けている自覚がある

弟に対する忠告の内容から、周は自分が「学生時代のイジメのせいで大人になった被害者側の誰かから報復を受けている」という自覚があることがわかりました。ただし周の態度は始終冷静です。報復を受けているからと言って自分がピンチに陥っているという感覚はまったくないように思えます。

前々から仮面の男が龍吉意外の誰かなのではないかという説が浮上していましたが、今回、角松が仮面の男の正体を龍吉ではない誰かだと判断したことにより、その説がより濃厚になってきました。

とは家、仮面の男のなよなよしい背格好や髪質などは龍吉にそっくりです。もしかしたら仮面の男は、龍吉の親族または別人格となった龍吉である可能性が高い気がします。

ますますミステリアスな展開に突入していく本作。龍吉の正体を巡るストーリーからも目が話せませんが、周が家族関係をこじらせ始めている背景にも注目していきたいところです。

正気を失った女2人の戦いが勃発！？

檻の中には優子と数子。そして1本の包丁がありました。仮面の男はその包丁を使って数子に何かをさせたい様子。

檻に入れられた当初、数子は優子のことを当然のように助けようと動いていたのですが、精神的に追い詰められた優子が数子に失言を繰り返した辺りで雲行きが怪しくなっていきました。

兼ねてより優子に妬みや恨みを抱いていた数子。今まではそれを我慢して何とか周のグループに居座っていたのです。優子に罵倒されて何かが爆発した数子は、包丁を手に持って優子に近づき……！？

一方で会見で龍吉の名前を出した角松。場面が角松が龍吉と再会した時の回想シーンへと飛んだところで第18話は終了しました。

最終的に生き残るのは周だけ？

周にとっては優子も和子も所詮はどうでもいい存在だったのでしょう。それにしても、周が指定した場所で数子が仮面の男に捕まったのが気になります。周は数子を始末するために、わざと仮面の男に彼女を差し出してしまったのでしょうか。

それとも仮面の男の動きを探るために、周が数子を罠として利用したとか？なんにせよ、ここで数子と優子が共倒れする流れになれば、いじめっこグループで残っているのは周ただ1人になってしまいます。

今回は醜い女の争いが勃発しました。檻の中で行われているというのがまたえげつないですね。

数子は自分が助かって周と結ばれるために、優子のことを始末しようと思い立ったようですが……優子の命を奪ったからと言って仮面の男が数子を解放するとは限りません。

ここは一時的にでも優しい子と協力して何とか檻から脱出する術を考えるべきでしたが、優子が数子を罵倒したせいで、両者とも冷静な判断力を失ってしまったようでした。

これも全ては仮面の男の計算のうちなのかもしれません。

今度は数子が仮面の男に捕まる！？

数子の店で飲みながら事件について話をする周。

和馬や北井の結末から考えると、優子たちもすでに龍吉の手にかかっている可能性が非常に高いと周は読んでいました。

そんな中で、なぜか周は数子にプロポーズ？指輪をもらった数子は、周が自分を選んでくれた！と歓喜。しかし実際には、結果的に残ったのが周と数子なだけであり、決して周が数子のことを選んだわけではないのですが……。

初めてのデートで周と待ち合わせたはずの数子でしたが、なぜか仮面の男に捕まってしまい！？

次々と消されていくいじめっ子たち

龍吉の復讐は順調に進んでいます。しかし、なぜここで周が数子を売るような行為を見せたのかが謎です。数子は生かしておいても周の利益にも不利益にもなるような女性ではないし、わざわざ始末をする意味があったのか？と思ってしまいます。そもそそも周が指定した場所になぜ仮面の男が現れたのか？そこからまずぎもんです。

優子たちは生きていた！

実は優子たちは仮面の男に捕まっていただけで生きていました。しかし、女優としての人生は閉ざされたと言っても間違いない程、容姿はかなりズタボロにされています。仮面の男はそんな優子と数子を同じ檻に閉じ込めて、何かをさせようと考えているようです。

学生時代からずっと数子は優子より下に見られて生きてきました。優子に見下されながらも、数子は周のグループに居座るために耐え続けなければいけなかったのです。

しかし今回、数子には周が指輪をプレゼントしてデートの約束までしてくれたという、自負がありました。頭の足りない数子にはプレゼントをもらったという印象だけが強く残り、周が急に自分に振り向いてくれた経緯の不自然さに気が付くことができていないのです。

自分が優子よりも上位の女性だと錯覚した和子。そして目の前には、虫の息の優子……。この状況はあまりにも危険です！

顔面に液体をかけられる優子……

ゴルフラケットで頭部を強打されて気絶させられた優子。目覚めた場所は薄汚い牢屋のような場所です。床には利則の死体が転がっています。

目の前にいる仮面の男は、優子の顔面に液体を振りかけようとしてきます。拘束された優子には抵抗する術もなく……。

優子側のシーンの合間に、ちょいちょい刑事たちのシーンが挿入されていましたベテラン刑事が放ったイジメに関する台詞が非常に印象的。

次話あたりでは、制裁を咥えられた優子のその後が描かれそうです。

命までは奪われていない

優子は顔面に液体をかけられて大怪我を負わされていますが、命までは奪われていません。ただ、女優を生業にしていた優子にとって、顔は命の次に大切なパーツだったはず。もし生還できたとしても、優子には生きるよりもつらい地獄が待っているかもしれません。

刑事側は龍吉に同情？

刑事たちは一連の犯行の内容と被害者の関係性から、犯人は龍吉であると断定しています。龍吉が過去に凄惨なイジメを受けたことまで知っている刑事たちは、被害者よりも加害者側である龍吉にひどく同情しているようです。警察がこうでは、事件の謎が解明されるのはまだまだ先の話になるかもしれません。

一番制裁を加えてほしい女性だった優子がついに痛い目を見ることになりました。これで女性陣で残されたのは数子だけですね。数子は一番おっとりしていて害がなさそうなので後回しにされたのかも？

やはり最後まで残されるのは、いじめの主犯格であった周のようです。周と龍吉の直接対決が早く拝みたい限りです！

拉致される優子

かつてのイジメっ子メンバーが次々と犠牲になり、優子は焦っていました。次は自分が制裁を咥えられる晩なのではないか……？そんな恐怖におびえる優子は、自分のマネージャーを盾にして身を守ろうと考えます。

しかし、それを知ったマネージャーは態度を一変！今まで優子のいいなりだった彼が、突然優子に襲い掛かってきたのです！

ところが優子に返り討ちにあってしまい逆に命の危機に晒されるマネージャー。そこへやってきたのは、やはりあの男で……！？

見事に形勢逆転され、優子は拉致されていき……。

マネージャーの正体

実はこのマネージャー、さおりのパートナーです。さおりは優子に会談から突き落とされて意識不明の状態が続いています。マネージャーはこれ以上さおりのような犠牲者を出さないために、優子を芸能界から干そうと暗躍のためにマネージャーとして近づいたようです。

仮面の男の性格は「優しい」

マネージャーを危機一髪で救ったのは、仮面の男でした。仮面の男はいともたやすく優子を気絶させて連れ去って行きますが、その際にマネージャーに対して慰めの言葉をかけるのです。そのその言葉はとても殺人を犯す人間の口から飛び出す言葉とは思えないほど優しさにあふれていました。やはり龍吉が残虐になるのは、いじめっこ達に対してだけのようです。

優子はあらゆる方面で恨みを買っているようです。もしこのまま女優業を続けていたとしても、いずれは龍吉以外の誰かから復讐を受けていた可能性もありますね。

何にせよ、今回の件で優子の新たな犠牲者は現れなくなりそう。龍吉が優子にどのような制裁を加えるのか気になります！

【第13話】後輩女優を階段から突き落として主役の座を奪う悪女

階段から転落して意識不明に陥ったさおりのお見舞いにきたのは、優子でした。一見すると優子は入院中の後輩を気遣う優しい女性に見えますが、実際には優子こそがさおりを意識不明に追いやった犯人です。

まわりを上手くだましたつもりの優子でしたが、ある1人の男性だけは、優子こそが真犯人だと悟っていました。その人物とは……。

【第14話】優子のマネージャー

さおりの彼氏である三太郎は、さおりが意識不明に追いやった原因は絶対に優子に関係があると睨んでいました。優子を貶める為に、あえて優子のマネージャーに名乗り出て、苦汁をなめながら優子を貶めるタイミングを見計らい続けていた三太郎でしたが……？

優子を狙う龍吉

優子は、自分よりもいい役をもらった後輩女優のさおりを階段から突き落として、無理矢理主役の座を奪いました。アリバイ工作の為に数子も利用しています。まるで自分の為に世界が回っていると言わんばかりの優子。おそらく龍吉が次のターゲットに選ぶのは、優子に間違いありません。

数子と優子の仲に亀裂？

もともと優子は自分以外の女はすべて自分よりもレベルが低いと思い込んでいる傲慢な女性です。数子は気の弱さからそんな優子に逆らえずに生きてきましたが、内心では優子にいいように馬鹿にされるのを面白くおもっていないはずでした。今回は優子があからさまに「龍吉をイジメていたのは周や数子たちだけで、自分はそれを見て笑っていただけ」という屁理屈を捏ねています。責任転嫁までしてくる優子。そろそろ数子も我慢の限界がきているのではないでしょうか。

最愛の彼女を意識不明に追いやられた三太郎でしたが、いよいよ行動に出ようとしています。ただ、優子も汚い人間なので、人の陰謀には目ざとく気づくタイプかもしれません。三太郎が優子の返り討ちに遭わないことを願うばかりです。

優子が次のターゲットになれば、その次に狙われるのはやはり数子でしょうか。どっちみち周は最後まで残されそうですね。

【第11話】仮面男が角松の可能性も？

龍吉の唯一の親友だった小枝北斗を捕まえた利則でしたが、逃げられてしまいます。北斗が仮面男の正体だと確信する利則でしたが、果たして真相は……？

一方では警察が角松に接触。角松は常に紙のノートを持ち歩いていることを指摘されます。このノート、もしかしたら龍吉の重要ノートなのでは？仮面男の正体が角松である線も、未だぬぐえません。

【第12話】警察が真相に近づきつつある

北斗を捕まえようと躍起になる利則でしたが、そこへ現れたのは仮面男です！仮面男の次のターゲットは、利則のようです。利則は残虐な方法で仮面男からの制裁を受けることに……。

一方では、警察がようやく龍吉がプロ棋士になることを諦めざるを得なかった不正について、イジメの加害者メンバーが関与している可能性を掴みます。

小枝北斗はどこへ消えたのか

利則に捕まっていたはずの北斗ですが、利則が少しその場を離れた隙にどこかへ消えてしまったようです。その後、同じ場所へ現れたのは例の仮面男でした。身を隠した北斗が仮面男の衣装に着替えて再び戻ってきたという可能性もゼロではありません。

仮面男は将棋を嗜む人物であることは確か

今のところ、仮面の男の正体としての候補は小島龍吉、角松、小枝北斗の3人が濃厚です。そして第1話のでは仮面男が将棋を嗜む人物であることもわかっています。このことから推察すると、小枝北斗は候補から外れて、仮面男の正体は角松か龍吉ということになりますが……。

利則までやられた今、残ったいじめっ子メンバーは周と数子と裕子です。リーダーと女性2人が残される形となりました。

最終的には周が残されそうですが、その前に女性陣と周を巡って何か一悶着ありそうですね。周はあれからあまり作中に登場していませんが、一体どこで何をしているのでしょう。

登場していた当初の雰囲気からは、おそらくいいところのお坊ちゃんで、各界に影響力のある家族をもっていそうな感じはありました。爽でなければ将棋界に対して龍吉の不正をでっちあげるように働きかけることはできませんからね。

利則があっさりと葬られそうな流れですが、次のターゲットになるのは数子と裕子、いったいどちらなのでしょうか。

【第9話】復讐の犯人はやはり龍吉？

一連の事件が「6年前の小島龍吉に対するイジメ」に関係していると考えた警察は、龍吉の実家を訪ねます。龍吉は現在行方不明者となっており、当然のように実家はもぬけの殻でした。捜査は難航を極めます。一方で利則は、小島龍吉のかつての親友である小枝北斗の連絡先を入手。しかし、北斗が予想以上に非協力的な態度を見せたことに怒りが爆発し……？

【第10話】龍吉のかつての親友・小枝北斗が拉致される

小枝北斗は仕事帰りに違和感を覚えました。誰かにつけられている気がしたのです。案の定、人気のない場所で小枝北斗は、ある男に襲われます。廃屋へ拉致された小枝北斗でしたが……？

利則は暴力が生き甲斐？

会話から判明しましたが、利則は取り立て屋の仕事をしているようでした。何というかお似合いの仕事ですね。普段から暴力が生活の一部になっている利則は、拷問によって小枝北斗の口を割らせて龍吉の居場所を聞き出そうとしているようです。描写から察するに、期待が性的衝動を抑えられない男だとしたら、利則は暴力的衝動を抑えられない性格なのでしょう。利則は他人を痛めつけることに快楽すら抱いていそうです。

周がイジメっ子たちを招集！その目的は？

今まで音沙汰なしだった周でしたが、ここにきて6年前のイジメっ子メンバーに招集をかけます。周のことだから何か考えがあってのことでしょう。もしかしたら龍吉の居場所や仮面男の正体に関して何かを掴んだのかもしれません！イジメっ子たちを集めた理由は、龍吉に報復される前にこちらから龍吉に攻撃を仕掛けようと言う呼びかけかも？そうだとしても周は和子や利則のことをただの駒としか思っていなさそうですけどね……。

北井といい利則といい本当にろくな人間ではありませんね。イジメっ子時代の最低な性格のまま大人になった彼らですが、結局、イジメっ子メンバー以外で特別仲のいい知人友人もいなさそうですし、それぞれがそれぞれを利用したりバカにしていたり、なんだか歪な友人関係を続けています。

仮面男がメンバーのうち数人をすでに始末しているというのに、一向に協力する気配すらないイジメっ子たち。結局彼らは自分以外の人間のことはどうでもいい自己中な性格の人間の集まりなんでしょうね。

【第7話】龍吉のかつての親友・小枝北斗

神妙な面持ちで数子（かずこ）のバーを訪れたのは利則（としのり）でした。仲間が次々に被害に遭う中、かつてのリーダーである周と連絡が取れないことにいら立ちを募らせた利則は、高校時代に何かと龍吉と仲の良かった小枝 北斗（こえだほくと）から、龍吉の居場所を聞き出して直接始末しようと動き始めます。

【第8話】角松は今も龍吉をライバルだと認識している

角松が登場。プロ棋士として順調に階段を上り続ける角松でしたが、彼の心に今なお自身の最大のライバルとして残り続けていたのは小島龍吉でした。角松は龍吉に勝利することもなく、龍吉が行方をくらましてしまったせいで、敗者としてのレッテルを自分に貼り続けているようです。そんな自身のトラウマそのものとも言うべき龍吉に対して、角松は複雑な感情を抱いている様子で？

仮面男の正体は小枝北斗かも？

小枝北斗は龍吉と仲が良かったはずでしたが、周たちに虐められる龍吉を見捨ててしまった苦い過去がありました。もし、仮面男が龍吉ではなく何者かが龍吉の敵討ちの為に活動しているのだとしたら、仮面男の正体としては、親友に対する過去の裏切りを悔いている小枝北斗である可能性が一番高いです。

仮面男の正体は角松かも？

角松は龍吉に対して強い思いを抱いていました。彼を打ち負かすことなく、彼が将棋の世界から姿を消してしまったことを悔いていると同時に、龍吉のいないからこそこの世界でのし上がることができる自分に思うところがあるのかもしれません。もしかしたら仮面男は、そんな複雑な気持ちを抱く角松が、龍吉を誘い出すために復讐を代行しているのかもしれませんね。

仮面の男の候補者は現在のところ龍吉本人、小枝北斗、角松と3人浮上してきました。仮面男が「これは復讐ではなく敵討ち」だと語っていたことを考えると、仮面男の正体として一番濃厚なのは小枝北斗な気がします。

北井が始末された翌日、職場で小枝北斗が意味深な言葉を発していたのが気になりますし、もし龍吉本人が仮面男なのだとしたら「敵討ち」という言葉に違和感を感じずにはいられません。

小枝北斗がもう少し作中に登場してくれれば、少しは事件の真相が見えてきそうなものですが……今のところ小枝北斗は本当にちょい役程度にしか登場していないので、全てはただの憶測になってしまいます。

【第5話】JKとやりたくて教師になった男

高校教師となった北井 新一朗（きたい しんいちろう）はイジメられっ子の宮山に寄り添う素振りを見せて、彼女の処女を狙い続けていました。しかし思わぬ邪魔が入ったことにより期待の計画は崩れてしまいます。そんな中で自分が龍吉の次のターゲットになっている可能性があることを知った北井。追い詰められた北井がとった行動は、教師にあるまじきあまりにも自分勝手な行いで……。

【第6話】北井の前に仮面男現る！

北井に強姦されかける宮山！しかし、寸でのところで宮山を救ったのは、怜の仮面男でした。北井は仮面男に対して罵詈雑言を並べ立てますが、仮面男は意に介しません。さらに仮面の男は意味深な言葉を発し、手に持っていた凶器をふりかざすと……。

不純な理由で教師になった北井

思えば北井が高校教師になった理由は、女生徒とイチャつきたいからだったのでしょうね。北井が教師になった理由に、信念も正義も存在していませんでした。それどころかイジメを許せないと生徒に対して説いておきながら、自分が過去に加害者側であったことは完全に棚に上げている始末です。制裁を咥えられても誰も同情してくれません。

龍吉の行動が阻止される可能性は？

一方警察では、「小島龍吉」に対する過去の凄惨なイジメの事実が明らかになりつつあります。ということは、イジメの加害者たちが次のターゲットになる可能性があることを警察側は知り得ているわけです。次の龍吉の復讐は、警察によって阻止される可能性がでてきました。

「復讐ではない」の意味

今回は意味深なタイトルである「これは復讐ではない」の部分に関する重要な台詞が仮面男から飛び出してきます。仮面男曰く、これは復讐なのではなく仇討ちなのだそうです。ということは、仮面男は龍吉本人ではなく、別の誰かが龍吉の仇を打つために活動している可能性が浮上したことを意味しています。果たして仮面男の中身は誰なのでしょうか？

今まで以上にショッキングな暴力シーンが含まれていました。その手の漫画が好きな方にはハマるかもしれません。

龍吉の復讐？敵討ちは、着々と実行されていきますが、現状ではいじめっ子たちは「自分たちが報復を受けている」という現実をいまいち受け止めきれていない様子でした。あのいじめっ子の龍吉が本当に報復しにくるはずはないと高をくくっているのかもしれませんね。

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