凶妻家～スパダリは死神でした～・第1巻のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「凶妻家～スパダリは死神でした～」第1巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

スパダリ男性に救われて奥様になった主人公！ただしワケあり結婚？

主人公の林 陽菜（はやし ひな）は、片目がなく常に眼帯をして過ごしていました。そのせいか幼少期は同級生たちからひどいイジメを受けてきており、その記憶はトラウマとなって大人になった陽菜を今もなお苦しめています。

過去のイジメを苦に自ら命を絶とうとまで考えていた陽菜でしたが、そんな彼女の命を救ったのは容姿端麗・高学歴・高収入と3拍子揃った完璧とも言えるいわゆるスパダリ男性の井筒 朋彦（いづつ ともひこ）でした。

しかし、最初は単純に衝動的に陽菜の命を救ったかに思われた朋彦（ともひこ）でしたが、どうやら陽菜に手を差し伸べたのは何か理由があった様子！？

外面は完璧な朋彦が隠している本性は、実は想像もしないほどバイオレンスで……！？

出会った直後にプロポーズした理由

陽菜は自ら命を絶とうとした際に、朋彦に命を救われました。これが2人の出会いですが、なぜか朋彦はその直後に陽菜にプロポーズをするのですそのときの陽菜は涙でボロボロの顔で見すぼらしい姿をしており、とても女性的な魅力を感じるような姿ではなかったにもかかわらずです、陽菜の人生を背負う決断をその場でしてしまった朋彦。どうやら朋彦には陽菜を妻として迎え入れた裏の事情があった様子で……？

朋彦が隠している本性

陽菜に対してはいい夫を演じている朋彦ですが、裏の顔は想像もできないほど暴力的でした。といってもその衝動が妻となった陽菜に向けられることはありません。朋彦は陽菜が密かに願い続けてきた「復讐計画」を代行する形で、次々に罪を犯していきます。果たしてその行動原理にあるのは、陽菜に対する愛なのか、それとも自分の欲望を満足させるために陽菜の憎しみを利用しているのかは定かではありません。

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とにかく夫となった朋彦がミステリアスすぎます。冒頭から感情が読めない話し方や仕草ばかりで、朋彦が何を考えているのか気になり過ぎて読み進めてしまう感じでした。彼が何を想って事故物件のような女の陽菜を妻にしようと考えたのか、今の時点では全くの謎です。

何か目的があって陽菜を妻に迎え入れたのは確実ですが、陽菜を利用するためだとしたら陽菜に対する愛情表現が完璧すぎる気もしてしまいます。

もしかしたらタイトル通り、朋彦は本物の死神なのでしょうか？陽菜の憎悪を利用する形で死神として人の命を狩っているのかもしれません。

謎多き夫の朋彦の行動から目が離せません……。